elonaで冒険その55 ~魔導書さんこんにちは

elonaで冒険 elona

1
??『・・・』
ルスト「・・・」
??『えっ、見えてる?』
ルスト「う、うん」
??『ちょいと待つのじゃ、えぇと、この場合は・・・(手にした本をめくる)』
ルスト「うん、そんな慌てなくて良いよ。ゆっくり」
??『すまんのう、こういうのは慣れておらぬのじゃ。ふむ、これかの』

??『いつもにこにこあなたの隣に這い寄る混沌、ニャルラトホテプ・・・あっこれ違うのう』
ルスト「うん、違うね」
??『全く、予の挨拶はどこじゃ(本をめくる)』
ルスト「普通で良いんじゃない?」
??『そうもいかんのじゃ。ニャルの奴が、「初対面の印象が何事にも重要」と言っておったからのぅ』
ルスト「うん、そうだね。それじゃ、私から一つ言わせて」
??『おぉ、なんじゃ?』

ルスト「本が本読んでるうううううぅぅぅ!??」
一同「何事!?」

赤錆「何かルストが独り言をしているが、挨拶は済ませとこう。どうも、赤錆です」
ルスト「うーん、独り言じゃないんだけど。あ、ルストですー」
セイーザ「黄金の騎士のセイーザです」
レイラ「黒天使のレイラよ」
ノエッタ「アンドロイドのノエッタ、起動なのです」
ヘリク「螺旋の王のヘリクだ」
リズ「ホワイトドラゴンのリズだよー! がおーっ!」
セン「・・・妖精さんのセン」
ボタン「不思議の国のボタンやでっ」
ソティス「ヨグ=ソトースのソティスですっ」
赤錆「さて、事情を聴こうか」
ルスト「うん」
??『ふむ、この者達には聞こえておらぬのか?』
ルスト「どうだろ。聞こえた人挙手ー」
リズ「はいはいっ!」
ヘリク「一応聞こえてる」
レイラ「私も聞こえてるわ」
ルスト「・・・だけ?」
セイーザ「どうやらそのようですね」
赤錆「基準が分からん」
??『多分あれじゃな。予は同族食い・人食いの魔導書じゃ。それ関連じゃろうの』
ヘリク「あぁ、なるほど。同族喰らいなら結構やったな」
リズ「ドラゴンインストールってな!」
レイラ「ちょ、私はどうなってるのよ!?」
??『ふむ、どうにもお主は呪われておるようじゃな。それが原因ではないか?』
レイラ「あ、そうなのね。それなら納得だわ」
ルスト「で、私はー?」
赤錆「これだろ」
2
ノエッタ人肉1000枚食べてもらえる称号なのです」
ボタン「1000枚ってどえらいなぁ」
??『おぉ、まさに予の所持者としては最高の素質じゃの!』
ルスト「変なのに気に入られた」
リズ「ねねねっ! 所でおねーさん? お嬢ちゃん? おばあちゃんかな? 何者なのー?」
ルスト「見えてるのは私だけか。えと、多分おねーさん。喋り方おばあちゃんだけど」
??『カッカッカ、姿は自由じゃからのぅ。予は屍食教典儀。力を持つ魔導書じゃ。名は、そうじゃのう。カル=グルとでも名乗っておくかのう』
リズ「カルちゃん! よろしくねー・・・おねーさんかぁ。女の子かぁ。じーっ・・・」
セン「・・・心眼でも使う気」
赤錆「リズのおにゃのこに対する執着は恐ろしい・・・まさか、不可能を可能に・・・!?」
ルスト「やめて、変な能力開眼させるの止めて」
リズ「・・・みえたっ! 金髪長髪で赤目のおねーさんだ!」
セン「・・・執念凄すぎ」
カル『おぉ! そこなドラゴンは凄いのぅ。ほれ、望み通りぎゅー、じゃ』
リズ「はふぅ、カルちゃん美人でかわいいれふ・・・ぎゅう」

赤錆「で、カルさん? で良いんだっけ? これ仲間になるん?」
ソティス「まどうしょさんとぼうけんできるの?」
ルスト「どうだろう。場合によっては焼却?」
カル『ふえぇ、怖い事を言うでない』
リズ「このおねーちゃん可愛い」
セイーザ「私には声すら聞こえないので何とも言えないですね・・・」
ヘリク「仲間になるのは良いだろうが、実力はどうなんだ? 私達今すくつ500階とか行ってるから、それについていけないと厳しいぞ」
カル『ふむ、お主らは相当な手練れのようだのぅ。残念ながら予はそこまで強くはないのじゃ』
ルスト「まぁ、強さうんぬんは育てれば良いだけだし良いよー。何か特技とかは?」
カル『特技、のう。眷属を作れるぐらいかの』
レイラ「眷属を作る。どういうことかしら?」
カル『見せた方が早かろう。どれ、適当な敵を探しに行こうぞ』

少女説明中…

赤錆「理解しました、これゾンビ特性だわ」
セイーザ「omakeの変更点ですよね。ゾンビが敵を倒すとゾンビを生成するって」
ノエッタ「でもAIがゾンビじゃないのです。魔法を使うのです」
赤錆「実はちょいと特殊なことをやりまして。ゾンビ特性に魔法AIをくっつけました。詳しくは最後にやり方書きます」
カル『カッカッカ、予は特別なのじゃ。さて、予の能力、とくと見るが良い!』

2
一同「・・・・・・」
カル『どうじゃ?』
ルスト「死体がー」
ノエッタ「きもいのですー」
カル『ふむ、不評かの』
レイラ「こういう汚いのは却下ね」
ソティス「こ、こわい」
赤錆「くさった死体を怖がるヨグ=ソトースがこちら」
カル『おぉ、嬢ちゃんを怖がらせてしもうたか。どれ、ちょいと変化させてみるかの』

2
カル『これなら怖くないじゃろ?』
ボタン「おー、かっこええでー!」
セン「・・・無難」
リズ「カルちゃん、もっと可愛いのがいいれす」
カル『ほぇ? そうかの。それなら可愛いのにするでな、ちょいと待っておくれ(本をめくって何かを探す)』
ルスト「既に嫌な予感がする」
赤錆「奇遇だな、私もだ」

2
カル『ほれ、かわいいねずみさんが(ry』
一同「やめろおおおおおお!?」
カル『な、なんじゃ!?』
赤錆「このブログの存続に関わるネタはやめろぉ!?」
セン「・・・これは、まずい」
ヘリク「夢の国〈ドリームランド〉から刺客が来るな」
カル『そりゃー、我が眷属の屍食鬼どもは夢の国に多くてな』
レイラ「クトゥルフ神話の元ネタは良いから! そっちの夢の国じゃなくって!」
リズ「千葉にある夢の国はまずいっすよ! 早く消してっ!」
ボタン「・・・!? ああ! 窓に! 窓に何かおるでっ!?」
ノエッタ「ぷ、プログラムエラー発生なのです!? 記憶領域の抹消開始なのです!?」
ソティス「た、たいへんおねえちゃん! 門が、開いてる!? 中から、中からネズm

不正が発生しました。しばらくお待ちください。

2
カル『可愛い食人鬼さんじゃ』
赤錆「ルーミアちゃんですね」
ルスト「あー、うん。良いんじゃない」
セイーザ「何気に赤いのも生成していますね」
レイラ「・・・所で、何か違和感あるんだけど。ねぇ、さっきまで私達なにやってたかしら」
ヘリク「・・・さぁ」
ボタン「んー、何もなかったで! きのせいや!」
セン「・・・世の中には、知らない方が良い事も多い」

??「・・・ハハッ」

赤錆「そんなわけで、新規加入メンバーが増えましたね」
ルスト「ただレベル8だからねぇ。育成頑張らないと」
セイーザ「ところで、スクショ内にカルさんが見えませんでしたが」
レイラ「ルストが乗馬してるみたいよ」
ヘリク「本なんだから、ルストが持ってる方が自然だと考えたらしいぞ」
リズ「うへー、それじゃぁちゃんと速度が出せるようにカルちゃんの筋力上げないとだ!」
セン「・・・ルストの乗馬も」
ボタン「しっかし、ウチらのプレゼントがこないな事になるなんてなぁ」
ソティス「びっくりです! まどうしょは不思議です!」
カル『かっかっか、不思議じゃろう? しかし、ここには予を認識できる者が多くて嬉しいぞ』
ルスト「ま、そんだけ変な奴ばっかりってことー。それじゃ、これからよろしくねー」
カル『うむ、実力不足で迷惑かけるじゃろうが、よろしくたのむぞ』
赤錆「まとまった? それじゃ、今回はこれでー」
一同「ではー」

カルさんの作り方講座
カルさんは魔法AIを持ったゾンビです。作り方は割と簡単ですので、皆さんもレッツチャレンジ!

1. お好みのAIを持つ種族:ゾンビのカスタムnpcを作ります。種族とAI以外は適当で構いません。このNPCの時点ではゾンビ生成の能力はありません。
2. 作成したカスタムnpcを仲間にして、プレイヤーと子供を作ります。この際データのバックアップを取っておきましょう。
3. 子供ができたら、ステータス確認。レベル8・職業プレデター・種族ゾンビが生まれたら成功です。他のが出たらバックアップデータからやり直しましょう。
4. AIの引継ぎ確認をしましょう。また、きちんとゾンビ特性が得られているかも確認しましょう。

この手順で魔法AI持ちのゾンビが作れます。興味がある方はぜひやってみてくださいな。

コメント

  1. 桜田最中 より:

    なるほど、ゲーム内部の扱い的にはただのゾンビなわけですね。敵を倒した時に発生するゾンビのグラってどう変えてるんですか?ゾンビのグラを丸ごとこれにしてるんですか?

  2. 赤錆 より:

    > 桜田最中さん
    初めまして、早速のコメントありがとうございます。
    生成したゾンビのグラに関しては、ゾンビ自体のグラを差し替えております。生成したゾンビだけ差し替えるのができれば良かったんですけどね。

  3. あやや より:

    はじめまして、いつも楽しく読ませていただいてます
    差し替えとcnpcで作りたいキャラは大体作れちゃうので、正直ロールプレイ以外に子供を作れる機能は意味ないなぁ……と思っていただけに今回の記事は目から鱗でした
    やっぱりelonaには無限の可能性がありますねぇ

  4. 赤錆 より:

    > あややさん

    初めまして、コメントありがとうございます!

    基本はカスタムで何でもできますが、できないこともそこそこあります。例えば、切り傷カウンターや酸カウンターもですね。
    子供を作るのは結構応用が利きますので、そういうのも付与できます。神の下僕の特性を付与できるかなど、今後やってみたいこともありますね。
    elonaの可能性は無限大だと私も思います。是非とも開拓を進めて、自分だけのキャラクターで冒険をしましょう!

  5. 赤髪の孤高 より:

    また仲間増えちゃいましたね。
    しかし、Elonaの無限大な可能性をなんか縦横無尽に遊び尽くしてる赤錆さんすごいっす。
    私もあややさんと同じ感じで、称号のためくらいかなと思っていたので。
    私ももっと好奇心旺盛にいきたいと思います。

  6. 赤錆 より:

    >赤髪の孤高さん
    コメントありがとうございます!
    仲間、また増えちゃったんですよ。いいキャラと育成手法思いついちゃうとつい増やしてしまう。可能性としてはあと1キャラ増えますかね。やばいですね。

    やはりやることがなくなるというのはモチベーションの低下に繋がりますし、そうならないためにも色々と自由度を活かして考えたい次第ですね。
    最近elonaの動画や記事が下火(もう古いゲームなので仕方ないですが)なので、うちの記事で少しでも盛り上げられたらなぁ、と思っております。

  7. 山 or 海 より:

    質問があります。
    魔法AIはどこで持ったかどうかわかるんですか?また、魔法AI以外はつけられますか?
    引継ぎ確認のやり方は?ゾンビ特性は敵を殺させるのでいいですよね?

  8. 山 or 海 より:

    追伸 ゲロバグによって強化した場合、AIはそのままですか?

  9. 赤錆 より:

    > 山 or 海様
    コメントありがとうございます。
    魔法AIというより、カスタムNPC作成により任意のAIが付与可能です。確認方法はサンドバッグに吊したNPC等を殴らせて下さい。引き継ぎ確認も同様です。
    ゾンビ特製に関しては、種族がゾンビの次点でほぼ間違いなくもっていますが、念のためです。敵を殺させるので大丈夫です。

    また、ゲロバグについては未検証です。

  10. 山 or 海 より:

    最初の設定の時の職業をプレデター以外にしても、生まれてくる子供の職業はプレデターになりますか?

  11. 赤錆 より:

    未検証ですが、恐らくプレデターになります。

  12. 山 or 海 より:

    なるほど。ありがとうございました。

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