ダブルクロスリプレイ-せめて人である夢を- その4

ダブルクロス3rd

※これ以前の内容を読んでいない方は、先にそちらを読むことをおすすめします。

 

シーン4 一時的な共闘協定   シーンプレイヤー:Free
 UGNの調査団にFHのマスターエージェントが加わるという異例の事態が起こっている。ただし、共闘関係と言えるかどうかは少し疑わしい。互いに互いを利用しようとする、そんな思惑があからさまに見え隠れしている。

GM:次の情報収集シーンです。調べられるのはFHサイドの被害者と、あれだ。金の少女。
沙希:FHサイドか。シーンインする。
克也:俺は購入しないといけないし、シーンイン。
玲仁:私も。
博:俺は出る必要無い気がする。
GM:出る必要がないと思ったら出なくても良いよ。情報収集だし。
博:なら出ない。
克也:じゃあダイス振るよ。2だな。57。
玲仁:9増えた! 今67。
沙希:……78。
GM:たけぇ(笑)。まぁさっきエフェクト使ってたしね。
沙希:一人で倒したからなぁ。
克也:無意味に獣化してたのもいたが。
玲二:無意味に獣化したおかげで60超えたぞやったね。
沙希:で、情報収集か。FH側の被害者調べます。
克也:ならロールプレイしておくか。さて、何が欲しいんだ?
沙希:え? あぁ購入ね。えっと、何でも良いので防具が欲しいのですが。
克也:情報の対価としてこっちの方で用意しましょう。
沙希:そうですね、なら……UGNのアーマーで良いかな(一同爆笑)。
博:めちゃくちゃだな(笑)。
克也:UGNボディアーマーで良いの?
沙希:一時的にで良いです、ほんとに。これが終わったら返しますよ。
克也:アームドスーツとかじゃなくても良いのか?
沙希:だって【行動値】0なんだよね。
克也:なるほど。
沙希:一応ミドルでは5あるんだけど、クライマックスでは0まで落ちます。
GM:なんだそれ(笑)。
克也:じゃあ折角だしここは支部長権限でリーダーズマークを使おう。ファンブルしなければ成功。……達成値22。リーダーズマーク要らなかったな。
GM:おー、おめでとう。
克也:じゃあ……情報が先、情報が先。
GM:目の前にぶら下げてる感じか(笑)。煽られるねぇ沙希さん、上司に恵まれないね。
沙希:……分かりました。FHの被害者について調べます。
GM:FHはUGNと違ってバラバラに行動してたりするので、難易度はちょっと高めの9ね。
沙希:じゃあコネ:FH幹部と情報収集チームを使います。えっと……14。
GM:オッケー、成功です。まぁぶっちゃけ気付いていると思うけど、全員ハヌマーンを持ってるね、シンドロームに。
沙希:どうやらハヌマーンのシンドロームを全員持っていたようですよ。
克也:やはりそうでしたか。それでは、UGNボディーアーマーを進呈しよう。
沙希:ありがとうございます。この件が終わったら返しますので。
GM:しかし、この二人ターゲットだからね。
沙希:何故ハヌマーンなんでしょうか。
克也:何か特定のシンドロームの強い力が必要なんでしょうかね。
沙希:うーん、分からないです。
克也:私のような戦闘ができないやつは狙わなくても良いでしょうに。
沙希:……戦闘はできないけど、怖いですこの人。
GM:天船さんと似た臭いを感じますね。魂が腐ってる(笑)。
沙希:上司に恵まれなさ過ぎ……! はぁー。
克也:そんなことはありませんよ。
GM:というわけで、次は山田か?
玲仁:金の少女について調べます。ハヌマーンがいないから安心だろうと一人路地裏で聞き込みを。
沙希:え、単独行動?
GM:単独行動するのか。まぁいいけど。〈情報:裏社会〉使うなら目標値10ね。
玲仁:いきまーす。……あ、奮わない。9。
GM:……俺さっき10って言ったよね。
沙希:言ったね。……また失敗!?
克也:仕方ない、吉塚。情報収集頼む。
博:シーンイン。(ダイスを振る)……今47か。
GM:低い(笑)。
玲仁:上げとかないときついかもしれんな。
克也:いやいや、もうちょっとシーンあるしミドル戦闘もあるだろう。
博:じゃあ〈情報:UGN〉で。レベル5もあるし。
GM:どうぞどうぞ。目標値は8。
博:(ダイスを振る)あはは!
沙希:ファンブル直前(笑)。でもお前財産ポイントあるだろ。
博:財産使おう! 達成値7だったから1点消費して成功。
GM:オッケーオッケー。じゃあ分かるね。ハヌマーンのオーヴァードが狙われているというこの殺人事件の現場において、オフィウクスと共に目撃されている金髪でパジャマ姿の娘。髪の色こそ違うものの、その容姿から妹の雨宮サヤカであると考えられる。
克也:サヤカちゃんか。
GM:オーヴァードであることは確定しているが、ジャームであるかどうかはまだ不明である。
沙希:ジャーム化してなければ良いんだけど。
克也:助けられるものならば助けたいですね、とにっこり笑って言っておくよ。
GM:あっ、こいつ助ける気ねぇな。
沙希:UGNの狗め……。
GM:他にやりたいことある人いる?
玲仁:じゃあロールプレイ挟みます。台詞言うだけなんだけど。私は以前彼女に助けられましたからね。私は彼女を助けたいですね、と言います。
GM:……え、路地裏で一人で?(一同爆笑)
克也:そうなるね(笑)。俺らは喫茶店で話してるし。
玲仁:いや、電話電話!
沙希:電話番号教えないよ?
克也:つまりあれか、報告がてら俺に言うの?
玲仁:そういう感じになるかな。
GM:あかん、こいつ助ける気無くしたよ(笑)。
克也:助ける気あるよ? 失礼なことを言わないでください。
沙希:何言ってるのこいつ……。
GM:本当か?
克也:助けるつもりしかありませんよ。私はUGNの理念に忠実なんですよ?
GM:わーすごーい(棒)。
沙希:いかん、これ何か嫌だ(笑)。電話しながらすごい邪悪な笑顔を見せてて……胃が痛くなる。
克也:雨宮さん、雨宮さん。……名字が奴と同じですね。名前で呼んでもよろしいでしょうか?
沙希:こいつ……(笑)。
玲仁:下心しか感じねぇ。
GM:いや、あれは煽る気しかねぇよ。
克也:だってさー、雨宮二人いるからさー。
沙希:“マスターギガント”、で良いでしょう?
克也:“マスターギガント”。まぁそれで良いですけど別に。
沙希:あなたのコードネームは?
克也:ん? “ゼピロス”。
沙希:“ゼピロス”……。
GM:強そう。
克也:戦闘能力皆無なんですけどね。
玲仁:“ホワイトウルフ”です。
沙希:あぁ、あなたはいい。山田さん。で、こいつは“ゼピロス”って呼ぶことに決めたから。絶対名前では呼ばない。
克也:失礼な。
GM:他にやりたいことはない?
克也:俺はオッケー、買い物したしな。
沙希:ないです。
GM:じゃあシーンを終了するときに……〈知覚〉判定を振ってください。
克也:知覚?
沙希:私は弟と違ってそこそこ……お、回ったぞ12。
博:9でした。
玲仁:2Dで回った、20。
克也:支援はいれて良い?
GM:良いよ。
克也:まあ別に良いか。……お、クリティカル出た20。
GM:みんな達成か。じゃあ気付くんだけど、オーヴァードにしか分からない特殊な波長、どっちかといえば歌声に近いかな。それに乗せてソラリス能力の思念のようなものが乗っているのを感じる。それは、「こっちに来てください」というような呼び声ですね。
沙希:呼び声……。
GM:少なくとも外洋辺りにまで伝わるような広さです。
沙希:そんなに?
克也:これは、まずいな……。
博:もうあいつしかおらんわ。あの船を大破させおったクソ老人。
沙希:こっち鯨の情報何も持ってないんだよね?
克也:情報共有しとくよ。
沙希:あー、鯨の情報も?
克也:うん。
沙希:戦わせる気満々? 使いっぱしる気満々だこの副支部長!
克也:だって雨宮弟は支部で待機させてるし、現状の貴重な戦力。
GM:はい、そうですね(笑)。
克也:となると使える戦力が欲しい。で、明らかに関係者っしょ?
GM:関係者ですねぇ。
克也:FHなら逆に自らの欲望に忠実だから、関係あるなら裏切る心配も無いし。
沙希:それは間違いないけど……。
玲仁:まぁ信頼できるエージェントってことで。
克也:終わったら終わったで処ぶ……ゲフンゲフン。
GM:今処分て言った! 処分て言った(笑)!
博:ひっでぇ(笑)。さすがにその一言は酷い。
玲仁:いくらなんでも酷いわ。
沙希:やばい、マスターエージェントながら恐怖を覚えている。
GM:これはやばいね。
沙希:笑い方が怖すぎる……。
克也:満面の笑みで、にこにしながらね。そちらから情報頂きましたからねって言って情報を渡すよ。
GM:マジやばい、あいつマジやばい。
沙希:この情報に余計な鯨の情報があるのが非常に嫌なんだけど。
克也:関わり合いがありそうですからね、話しておこうかと。
沙希:そんな馬鹿な。
GM:完全に捨て駒にする気だわこの人。
克也:解決できるならそれでよし、できないならマスターエージェントが一人消えるだけ(高笑いをしながら)。
沙希:やばい……助けて。折角だし、“ゼピロス”にロイス取ります。そして即タイタス化(一同爆笑)。
GM:じゃあ支部長が不気味な笑いを上げてるところでシーン切りますね。
シーン5 警告   シーンプレイヤー:All player
UGN支部へ、何者かが訪ねてきた。話によると、その何者かは幼い少女の姿をしているらしい。そして、その姿を知る者達は、息も詰まるような戦慄を覚えたに違いない。
GM:ではシーンイン。支部にみんな揃ってるところです。
沙希:まぁついていって良いかな。
克也:登場しておくか……4か、65になった。
玲仁:1だ。
博:3。
沙希:やったあダイスボーナスが2個になったぞー。
GM:じゃあ事務員から「すいません、支部長。至急お会いしたいという人が来ているのですが、通しても良いんでしょうか?」
克也:……どなたでしょうか?
GM:小さい女の子ですね。グラフィック的には……これです、ね(エフェクトアーカイブを指さして)。
沙希:!!
克也:ん!?
玲二:おや?
克也:えっとね、それは通さないと怖いので通してください。
GM:「と、通します? と、通ってください」と言って事務員が引くと、「こんにちは、皆さん」と言って女の子が入ってきますね。“プランナー”都築京香です。「あなた達もさっきの歌声に気付きました?」
克也:にっこり笑うね。
沙希:黙ってる。
GM:そうしたら、「あなた達も気付いたでしょうけど、これは例のあいつを呼ぶ声です。あの化け物は声を欲してるんですね」
克也:……声を?
沙希:欲している?
GM:「強い力を持っていて、それで寂しくてたまらない。なので皆をジャームかさせたいと思っている」
玲仁:怖いな……。
GM:「それに相応しい力を得るためにこの事件を起こしているのでしょう。そしてその目的のリソースとして最大限に役立つのがあの鯨なのでしょうね。だからあいつを呼ぼうとしています」
沙希:ふぅん。
GM:「率直に言ってしまえば、こちらもジャームが溢れるのは困るのです。少しは協力しますよ? だから皆さん頑張ってくださいね」と穏やかに言います。
克也:ふむ。連絡先とかは、
GM:プランナーに必要だと思う?
克也:無いね。
GM:で、特にやること無いならこの人去っていくけど。

希:
無いな。プランナーに用は無い。
克也:こんな奴に手を出してもデメリットしか無いし。
GM:では次にUGNの監視員から連絡があります。「例の鯨、こちらに向かって速力を上げてきているようです。ここから沖合50km位の小島に今は待機しているようですが」
克也:今の内に倒してしまうしかないのか。
玲仁:行きますかね。
沙希:さっさと叩くか。
克也:丁度良い戦力も手に入ったしな。
博:ひっでぇ。
GM:倒しに行きます? なら次のシーン移りますね。

シーン6 闘争の果てに   シーンプレイヤー:All player
彼は、闘争に飢えていた。血湧き肉躍るような闘争に。自分を呼び寄せた存在などどうでも良かったに違いない。自分の目の前に、自身の闘争心を満たしてくれそうなオーヴァードが4人。
それだけで、彼は十分満足だったのだろう。

GM:さて、沖合の小島に行きます? 行くならすぐ行けるよ。
沙希:父親が関わってるなら、野放しにはできないだろう。
克也:じゃあウォルター、支部のことは頼んだよ。
GM:死ぬ気!?
博:フラグ立てましたね。
GM:ではシーンインどうぞ。
博:うわ、10。59。
玲仁:7か。75。
克也:現在66。
沙希:92。
GM:お前らがんがん上がるなぁ……。では島に行くと、例の金髪の少女と、老人姿の奴が何か話していますね。「父は今非常に弱っています。父は仲間が欲しくてそれを呼ぶために声を欲しています。しかし叫ぶ力も無いので、どうかあなたのお声をお貸し下さい」的なことを言います。そして爺さんは「了解」と言い、あなた達に気付くと楽しそうに変形していきますね。
克也:はぁ……。
GM:「私の死体から声帯でも何でも好きに取っていくが良い」そういうわけで、戦闘入りますよー。
克也:俺状況が飲み込めないしそのまま行くわ。
GM:状況が飲み込めない? まぁそうだね。
玲仁:俺も分からないし、戦うよ。敵は?
GM:敵は一人。女の子の方は《瞬間退場》します。
克也:女の子は退場か。まぁ、うん。鯨倒すのも任務の奴いるし、やっとくか。
沙希:鯨か。正直そこまで気がすすまないんだけど。あんまり関係ないし。
克也:でもここまで連れてきたのはUGNだから、帰りたければ倒すしかないよ?
GM:なんでこいつそんな煽るの(笑)。
克也:この孤島で放置しようか? 足はこっちが握ってんだよ。
沙希:……はぁ。やるよ、やれば良いんでしょ! もうっ!! トツカを装備します。
◆第一ラウンド
【行動値】
周防克也   …… 21
吉塚博    …… 21
雨宮沙希   ……  5
山田玲仁   ……  4
“白鯨”     ……  3
GM:じゃあ戦闘始めるよー。こいつ【行動値】は低いよ、3しかない。で、戦闘前にEロイス“殺界の現出”。衝動:闘争のやつね。攻撃以外のダイスが3個減ります。
克也:今のところ関係無いな。まず俺が動くぞ。っと、その前にセットアップだ。GM、距離はどのくらい?
GM:距離は10メートルですね。
克也:じゃあ《ファンアウト》はやめとくか。侵蝕率もあるし。《戦術》で全員ダイス+5個。んで、メインプロセス。メジャーで《風の渡し手》《エンジェルボイス》。全員ダイス+3個、クリティカル値-1をプレゼントだ。
GM:お前の声どっちかといえばイビルズボイスだろ。Eロイス的な。
克也:さぁ皆さん、行きますよ。恐怖でクリティカル値が下がる。
GM:最悪や。
博:うわぁ、18個も振れるのか。次私ですかね。マイナーで《ハンドレットガンズ》で武器作成。攻撃力はDロイスの“錬金術師”の効果込みで14。で、《コンセントレイト:モルフェウス》《ペネトレイト》、硬直……は要らないな。《うごめく弾丸》やね。
克也:重圧か。
GM:重圧……? (小声で)重圧はやばい。
克也:重圧だね(笑)。
博:ダイスが17個でクリティカル値が7だね。えっと……達成値が48。《魔弾の悪魔》をオートで使って、58!
GM:達成値が? たっけぇな。じゃあダメージ出しちゃって。
博:ダメージは6Dか。えっと……26+14で、40。装甲は無視。
GM:40点装甲無視? オッケー。鱗が何枚か剥がれますね。
博:まだ全然だなぁ。
GM:この人攻撃受けると「はっはっは!」って笑いますよ、衝動:闘争だからね。
沙希:闘争か。さっさと! 倒れろ! マイナーで移動して、メジャー。《コンセントレイト:モルフェウス》《ペネトレイト》。以上。
克也:オートアクション《援護の風》《ウィンドブレス》。援護してやる。ダイス+5個、達成値+9。俺の支援で13個増えたな。
沙希:ダイスは……30個! クリティカル値は6。
GM:は!? クリティカル値6!?
沙希:《コンセントレイト》3レベルだからね。達成値は……うん、63。攻撃力はトツカの効果も使って、70! 装甲無視!
GM:あ、あー……肉が抉れましたね。その攻撃。
沙希:何だ、その程度か?
GM:やべー……あ、次の人どうぞ。こいや。
玲仁:まず《完全獣化》《知性ある獣》を使用し、《イオノクラフト》で移動。更に《獣の魂》を使いつつ《アームズリンク》《コンセントレイト:ブラックドッグ》を組み合わせます。あと《MAXボルテージ》を使います。ダイスは29個で、達成値が……53。ダメージは63点。《バリアクラッカー》入れてないから装甲は有効。
博:63点装甲有効……こいつら危険だ(笑)。
克也:しまった、《援護射撃》入れてなかった。まぁいいか。
GM:えー、こいつ装甲そんなに高くないんだよぁ……やばいっすね、骨が一部露出しちゃってますね。じゃあこいつのターン行くよ? マイナーで重圧解除して……やりたいことやれなかった、まぁいいだろう。《神速の鼓動》いきます。
克也:シーン攻撃か、いきなり。
GM:《神速の鼓動》《コンセントレイト:キュマイラ》《銘無き刃》《吹き飛ばし》《電光石
火》、と《アタックボーナス》付けて、それを《ワールドデストラクション》で海面に身体を叩き付けることによって大津波を起こします。技名“タイダルウェーブ”!
沙希:うわぁ。
GM:えーっと、達成値52。
玲仁:回避してみよう。
沙希:え、避ける気? 木見君でも怪しいレベルなんだけど。
玲仁:振るだけ振る。……うーん、23。
博:俺も。……結構回ったけど25。
沙希:ガードしようとするか。
GM:ダメージは73点。
沙希:73か、流石に無理だなぁ。《リザレクト》。侵蝕率は100%超えました。
克也:《リザレクト》、かな。侵蝕率は現在89。
玲仁:俺も《リザレクト》。現在99。
博:俺もかな。
GM:では、皆さん10メートル吹っ飛ばされますね。
克也:10メートルなら良いよ。
GM:だから10メートルはちゃんと用意してねって言ってあったんだよ。封殺になるからね。
◆第二ラウンド
周防克也  …… 21
吉塚博   …… 21
雨宮沙希  ……  5
“白鯨”    ……  3
山田玲仁  ……  4→0
GM:では次のラウンド、そちらからどうぞ。
玲仁:セットアップに《フルパワーアタック》を使用します。
克也:ダイスまた増やそうか?
沙希:お任せします。
克也:《戦術》は重いんだよねぇ。じゃあ今回は無しで。そして《風の渡し手》も無いから、《エンジェルボイス》を……誰に渡そうかな。
沙希:初手で動く人で良いんじゃないの?
克也:じゃあ吉塚に渡すか。ダイス+3個、クリティカル値-1。
博:3個ね。えーっと、次は私の攻撃。《コンセントレイト:モルフェウス》《ペネトレイト》、後はー。
沙希:《うごめく弾丸》?
GM:また重圧かー……。俺さ、“ありえざる存在”で取ったエフェクトが使えないんだけど(笑)。
克也:《妖精の手》っすか?
GM:《終末の炎》取ってるんすよ。
沙希:汚いKの所為で重圧強いが認識されちゃったんだよなぁ。
博:(ダイスをいっぱい振る)えっと、達成値は55!
GM:お前さん安定して達成値50出すよね。
沙希:固定値が優秀だよなぁ。
博:ダメージは……、
GM:(ダイス目を見て)は!?
克也:さっきからダイス目の良さが異常。
博:14+47で、61点装甲無視。
GM:あはははははは……まだだ、まだ立っているぞ!
克也:先生、お願いします。
沙希:……見た感じどうなのよ?
GM:ボロボロだけど闘争心はあるね。超元気だよ。
克也:《援護の風》《ウィンドブレス》で達成値+9、ダイス+5個。
沙希:節約したいけど、仕方ないか。《コンセントレイト:モルフェウス》《ペネトレイト》、以上。これでも重く感じてるんだ、今の侵蝕率。現在109。
GM:なんでそんなに高いんだ(笑)。
沙希:ダイスは23個。達成値が44。ダメージは、トツカはいいや。……ありゃ、34点。
GM:34点? 思ったより低いですね。まだ耐えてます。
玲仁:俺《フルパワーアタック》宣言したから【行動値】0。
GM:あら、じゃあ動けるのか。えっと、“修羅の世界”を使って重圧を解除しますね。
克也:Eロイスか。
GM:で、《獅子奮迅》《吹き飛ばし》《終末の炎》25点消費で、狙うのは……
克也:あ、俺と吉塚同じエンゲージにいる。
GM:じゃあそこだね。《ワールドデストラクション》も使って、達成値は……71。ダメージは81点! ダメージ高くないっすかこれ……。
克也:大人しく受けて倒れておきます。《リザレクト》使用。
博:回避はできないなぁ。《リザレクト》で復活、侵蝕率は4増えて89。
克也:じゃあ山田さん、止めをお願いします。
玲仁:おう。《イオノクラフト》で接近し、《獣の魂》併用の《アームズリンク》《コンセントレイト:ブラックドッグ》、だけで良いか。《MAXボルテージ》も使う。
克也:《援護射撃》入れておくよ。
玲仁:達成値は63。ダメージは……76点!
GM:あ、あのー。完全に吹き飛びましたね。
玲仁:離れた所から機械の狼が飛行してきて、手に備え付けられた刃で止めを。
GM:あれ、これゾ○ド?
沙希:山田さん怖いわー。
克也:俺は役に立つか分からないけど名刺をピッと投げて援護している。
玲仁:切り伏せたあと、またつまらぬものを斬ってしまった、と言って剣をしまう。
GM:お前イマイチキャラがつかめないんですけど(笑)。では、倒したら《見えざる道》を使ってあの怪物が現れますね。“さらなる絶望”も使って女の子も出てきます。
克也:うわあー。
GM:Eロイス“飢えたる魂”を使用し、あの鯨から声帯を奪います。
克也:飢餓のEロイスか。
GM:で、少女が言います。「みなさん気をつけてください。今から父は世界に自分の声を届けようとしています。自分独りで寂しいから、仲間を増やすつもりです。私は彼には逆らえません。抵抗してしまいますけど、皆さん頑張って、お父さんを止めてください!」 そういう訳でクライマックス入りますね! シーン変わります。

続きます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました