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クライマックスフェイズ 孤独の叫び
独りは嫌だ。だから呼び寄せた。
独りは嫌だ。だから集めた。
どうしてそれを邪魔するの? どうして私を恐れるの?
どうして――私の中に誰かが居るの?
GM:さぁ、クライマックスです。交差点に戻りますよね?
南条:情報収集したしな。そこにいる何かを倒さないと事故は止まらん。雨宮は使い物にならんということで良いんかな? 説得(物理)食らったし(笑)。
GM:そうだね。使い物にならない。木見連れていきますかね。それで、今度はね……居るんだよね、少女が。
山田:見える?
GM:見える。そして少女、常葉茜のEロイス“さらなる絶望”発動。ジャームが2グループほど出ます。2体だね。
南条:なるほど、多いな。
GM:で、茜の声で言うわけですが、「お前らよくも邪魔をしてくれた」
山田:茜ちゃん! そんなことは止めるんだ!
GM:「誰だそれは?」
山田:別人だー……。
南条:あれか、最初の情報収集で出てきたFHの奴か。
GM:「まぁいい。UGN、お前らまとめて消し去ってくれる。その為の、このジャームだ!」その後、少女は凄まじい金切り声を上げます。常葉茜のEロイス“孤独の叫び”を発動。強制的に常葉茜のロイスを取得させます。まぁ、独りは嫌なんですよ。
南条:なるほどな。感情は?
GM:感情はポジティブ:庇護で取ってもらう。山田はあながち間違ってはいないだろ。
南条:庇護、か。守ってあげたいのか……。
山田:ふむ。常葉茜に既に取ってるんだが。
GM:別に取って良いよ。常葉茜は既に死亡していると情報があるだろ。ネガティブは何でも良いよ。表はポジティブな。
南条:うわぁ……攻撃できねー。
GM:即タイタスにするか?
南条:そういう話じゃねーだろおおおおぉ!! ……ネガティブは偏愛で。
山田:こっちネガティブは、茜がこちらに庇護を求めているってことで嫌悪で。何故その姿を取っているんだ! って。止めろ! みたいな感じ。
GM:(してやったりと高笑い)オーケーオーケー、良いじゃないか。さぁ、戦いの始まりかな? 良いか?
南条:オッケー。衝動判定かな、まず。
GM:じゃあEロイスと同時に衝動判定演出しようか。Eロイス“闇の呼び声”を発動。
「独りは嫌だああああああああ!!!」
常葉茜の姿をした何かは、劈くような絶叫を上げる。あまりにも孤独を恐怖するその姿、その声。その場の全員の茜に対する庇護の感情が、そして自らの内に眠る衝動が引き出される。
GM:全てのキャラクターを自分のエンゲージに集めます。
南条:なにいいいいい!?
山田:僕にとっては良い知らせだ。
南条:俺にとってはめちゃくちゃ悪い知らせだよ。
GM:「孤独は嫌だああああああぁああ!」と良い、衝動が爆発しそうになります。衝動判定、どうぞ。目標値は9。
山田:えっと、6。
南条:えーと……8。
GM:はっ? 暴走!? ちょっと待ってよ、9って普通だよ!?
南条:大丈夫、アージエフェクト取ってないただの暴走だ。
山田:僕も取ってないな。
GM:あー、そうか良かった。
南条:お前俺の戦い方忘れたのか、常時暴走だぞ?
GM:オッケー。侵蝕率は2D上昇。
南条:10上がった。これで98。
山田:こっちも10上がった。現在83。《バリアクラッカー》が解禁されたぞ。
GM:じゃあ戦闘開始だ。セットアッププロセス……の前に更にEロイスを発動しておこう。
南条:まだあるのか。
GM:Eロイス“離れががたき隣人”を発動。南条に使おうか。〈意志〉の対決を行い、敗北した場合ラウンド中移動ができません。
南条:まぁ良いよ、動かないから。〈意志〉対決か。……達成値13。
GM:こっち回っちゃったんだよね。達成値14。
南条:一足りねー。
GM:また一足りないさんが(笑)。というわけで南条はこのラウンド中移動できません。
南条:移動できないだけ?
GM:それだけ。
南条:了解、把握した。
GM:まぁ大丈夫だろうこれなら。ちなみにこの茜さん、みたいな何か。常時暴走。変異暴走:恐怖。常時硬直です。移動できません。あんまり関係ないんだけどね。
南条:はーい。
GM:じゃあセットアップいきましょうか。
山田:何もできません。
南条:セットアップにエフェクト、《螺旋の悪魔》、《原初の黄・戦いの予感》。これにより侵蝕値が100%を突破したので……Dロイス“戦闘人格”の効果が発動します。
――意識が/反転する
南条:これにより今までの理性的な人格は消え、破壊本能に全てを委ねる恐怖の人格が覚醒します。さらに侵蝕率100%を超えたのでエフェクトレベル上昇、《螺旋の悪魔》により攻撃力が18点上昇、《原初の黄・戦いの予感》により行動値が40上昇行動値が51になります。
GM:素晴らしい。常葉茜さん、《原初の黄・赤方偏位世界》発動。行動値が+16されます。行動値34。というわけで、南条から……と言いたいところなんだが、《加速する刻》を使用。
南条:ふっ、馬鹿め! 行動値34ごときがこの私より先に動けると思うなよ! いくぜ、《原初の白・時間凍結》を発動!
GM:きた! かっけぇ。
南条:HP20点を消費して、俺が先に動く。イニシアチブに追加行動を行う!
GM:素晴らしい、あぁ素晴らしい。攻撃対象は?
南条:ジャーム2体。巻き込んだら駄目なんだろ?
GM:イエス。
南条:というわけで、指をパチンと鳴らすと周囲全体に影が広がり、時間が止まる。じゃ、行くぞ! そういえば、最初はマイナーで隠密解除できないのか。
GM:隠密じゃないからね、残念ながら。
南条:じゃあ楽しい楽しい攻撃の時間だ。マイナーで《極光螺旋》。影の密度が上がり、漆黒の輝きを放ち出す。侵蝕率を5%上昇させ、攻撃力20点上昇。そしてメジャー行くぜ。《コンセントレイト:ウロボロス》、《混色の氾濫》、対象はジャーム2体に。《原初の黒・プラズマカノン》、《原初の赤・振動球》。侵蝕率は129まで上がった。
GM:まぁ、まだまだ大丈夫だな。
南条:いくぜえええぇえ!! と言って攻撃します。
GM:ジャームへの攻撃には妨害が入らないからなぁ。
南条:ダイス17個で判定。……達成値39!
GM:ジャーム回避できません。どうぞ。
南条:ダメージ出します。現在固定値は65。ダメージは……ダイスが荒ぶっている! 96点装甲無視! 貴様ら消えて無くなれええええぇ!!
GM:96点……さすがにあれだな。茜が《雲散霧消》を発動。40点軽減します。ぎりぎり耐えたね。
南条:なにぃ!?
GM:このジャームはミドル戦闘の時よりHPが高いです。残り12点。では、改めて《加速する刻》で茜が割り込みます。まぁでもこいつ現状単体しかないからなー。マイナーアクション《主の恩恵》と《オリジン:レジェンド》。
南条:やはりレネゲイドビーイング……!
GM:そしてメジャーで《絶対の孤独》、《光の弓》、《マスビジョン》、《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》。対象は山田。大した攻撃じゃねぇわ。
南条:いや《マスビジョン》で攻撃力めちゃくちゃ上がるじゃん。俺が言えたことではないが。
GM:ダイスが20個。C値7。……達成値が48。リアクションは、って暴走してるな。
山田:避けられないね。ガードもできないんだよな。
GM:そうだね。えー、ダメージはダイス5個で63点くらってもらおうか。装甲は有効な。
山田:60ダメージ受けて死亡だ。《リザレクト》。現在91。
GM:お前まだ《リザレクト》できるの!? まぁいいや、次南条。
南条:えっと、まだ少女は狙えないのかな。
GM:ジャームがいるからね。狙ってもいいけど? ダイス16個減らしてくるけど。
南条:それ振れねー。その上一つ1にしてくるんだろ?
GM:2体いるから2つな。更に《スモールワールド》もあるし。
南条:ということは確定で達成値自動失敗か、無理だな。じゃあさっきと同じコンボでジャーム2体。侵蝕値は143。ダイスが1個増えたよ!
GM:やべぇな。これ茜落とせるのかな。
南条:山田に頑張ってもらうしかない。……達成値46。ダメージは84点装甲無視範囲攻撃。
GM:落ちますねこれは。一応悪あがきとして《デモンズウェブ》を茜が使います。ただよく考えてね原初付いてないからなこれ。
南条:エグザイルを素で持っているのかやっぱ。
GM:18点軽減。あぁ、ジャーム耐えられないな。
南条:周囲一帯に影を伸ばして、対象の水分を振動させて、ボン。
GM:茜の身体から網のようなものが出てそれを受け止めようとします。
南条:それごと消し飛ばす。これで俺の手番は終了だ。
GM:じゃあ次茜の行動なんだが、マイナーで《光芒の疾走》。それにより戦闘移動を行い、メジャーで隠密になります。これでどこにいるか分からなくなります。
南条:はい。……あれ、これ山田詰んだんじゃね? マイナーで隠密解除なら移動できないから。
GM:……というわけで、どうぞ!
山田:うん。マイナーで〈知覚〉判定やって良いかい?
南条:ちょっと待った、マイナーでエフェクト使ってメジャーで判定でも良いの?
GM:良いよ。メジャーで見破る場合は達成値に+5の修正をあげよう。
山田:なら、《完全獣化》したあとメジャーで判定しよう。あー、でもダイス3個しか振れない。
GM:こっち9個振るけど、〈知覚〉は0だよ。
南条:ならチャンスはあるな、頑張れ。
山田:まずはマイナー《完全獣化》。狼に変身します。
南条:身体が機械の狼か。メカウルフ。
GM:さぁ、それで?
山田:《知性ある獣》も使用。獣化しつつ、腕のアームブレードを扱える。これで侵蝕率99%あぶねぇ。
南条:むしろ超えろよ。
GM:まぁ《リザレクト》できるし?
山田:で、メジャーで見破るかな。ジャームいるんだっけ?
南条:そこら辺に残骸があるだけ。
GM:では、姿の見えない少女のレネゲイドビーイングを見つけ出さなければならない。〈知覚〉での達成値勝負だ。……良かったな、8だぞ。
山田:おぉ、〈知覚〉1に+5修正にダイスは4。
GM:というわけで隠密状態か解除され、《超人的弱点》も解除されます。そして山田は攻撃力に20点追加していい。永続で良いよ。
南条:俺も普通に殴ることはできるの?
GM:できるよ。ただ+20はつかない。
南条:20なんて誤差だ誤差!
GM:それで……あ、木見が動いてない。また忘れられてるわ。
南条:こいつは待機していたってことで。
GM:折角なんで動かしておくか? でもこいつラウンド中のダイス減少だからなぁ。
南条:意味ないな、ここは待機しておく。このまま終了。
GM:では次のラウンド行こうか。
南条:あ、ところで少女まで何メートル?
GM:少女まで? 同じエンゲージ。こいつ同じエンゲージをぐるぐる動くんだよ。
南条:なるほど。
GM:だって孤独がいやなんだぜ? 自分から引き寄せたんだぜ? それでは、セットアップなにかありますか?
南条:……《螺旋の悪魔》を使用。
GM:《原初の黄・赤方偏位世界》を使用。
南条:一応木見は《赤方偏位世界》を山田にやっておくか……? 行動値6上がって10になる。あぁ意味ないなやめとこう。
GM:では……《加速する刻》を使用します。こいつメイン行動で隠密になるから仕方ないのよ。
南条:また隠れたらまた見破らないといけないのか。
GM:それはそうだね。さっきと同じコンボを……見破ってるから山田だな。
南条:木見が《時の棺》を使います。
GM:わーお、妨害されちゃいました。
南条:何も文句はないよね?
GM:むしろここで良いのかって感じだが。
南条:いやだって分からないもん。このままなのか、強くなるのか。
GM:オッケー。では次の行動も常葉茜。メジャーで隠密になって、《光芒の疾走》で移動して終了です。見破らないと、範囲でしか当てれないな。
南条:俺範囲切れた。あ、次木見じゃん木見に見破ってもらおう。
GM:やべぇ木見この判定強いじゃん(【感覚】8に〈知覚〉5あります)。
南条:マイナー放棄でメジャーで見破る。確実に行くぜ。達成値は19!
GM:こっち15。木見めっちゃ役に立ってるうううううう!? 隠密が解除されました。これで狙えるよ。
南条:じゃあ俺か。
GM:(意地悪そうに笑いながら)頑張ってHP32を削ってね。
山田:ボスのHP? 装甲値が高いのか?
南条:さっき《雲散霧消》使ってたようにダメージ減少が多くあるんだろ。じゃあ《コンセントレイト:ウロボロス》、《原初の黒・プラズマカノン》、《原初の赤・振動球》。いつものコンボで。……うわ、18個振ってるのに低いかも。
GM:《イベイジョン》あるから達成値30以上出さないと当たらんぜ?
南条:達成値は、46! ダメージ行くぞ? 93点装甲無視! 消し飛べえええええ!!!
GM:93点か。えー、《雲散霧消》で40点軽減の、《デモンズウェブ》で11点……《原初の灰・恐れの毒》を4回使用して計91点軽減。
南条:……今ので2点しか通らない、だと。
GM:大丈夫、《原初の灰・恐れの毒》を4回も使わせた。あれはシナリオ6回だ。
南条:……次の一撃で終わる。山田、行けるか?
GM:あと2回だから、50点叩き出せば倒れるな。《超人的弱点》もあるし。まぁそこで割り込むわ。《加速する刻Ⅱ》を発動。
山田:どっちにくるんだ?
GM:《スターダストレイン》に《破滅の天使》合わせます。コンボは一緒で。……達成値42。あんま伸びなかった。
南条:当たるよ、俺ら暴走中だもん。
GM:67点範囲。
南条:死にましたー。あぁ、このタイミングで《スターダストレイン》なんて打つから……。山田、先に謝っておくわ。
山田:ん?
GM:で、どうする? あ、木見はロイスを切って復活。これ以降は復活できないものとしよう。
山田:僕は《リザレクト》。
南条:え、俺も動いて良いの? 山田が何もできないままだが。
GM:お好きにどうぞ?
南条:どうする、山田お前止め刺したい? それともこっちでやる?
山田:うーん、止め刺せるんだったら刺したいが。もしかして僕このターン行動不能になったりする?
南条:いや、俺が動ける。動いてしまうと多分お前には行動が回らない。
山田:あぁ、だからさっき謝ったのか。
GM:良いと思うよ別に。うん。
南条:……じゃあ行くかぁ。ま、侵蝕率やばいし加減して殴る分には良かろう。
GM:もうこっち軽減エフェクトが大分尽きているし、何とかなるだろ。
南条:侵蝕率を5%上昇させ、《ラストアクション》。影が全身を覆い、無理矢理肉体を動かす。
GM:かっけー。というわけで頑張ってください。残りHPは30ですよ。
南条:マイナーは無し。メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》、《原初の黒・プラズマカノン》……はやめとこ。《原初の赤・振動球》だけ。侵蝕率169%。
GM:こいつ装甲値ないぞ?
南条:だってどっちか入れないと《コンセントレイト:ウロボロス》は使えないし……。じゃあ《原初の黒・プラズマカノン》にするか。……達成値は37。
GM:なら回避できないな。通るよ。
南条:ダメージが、今回は加減して……ごめん、エフェクトレベル上がってるの忘れてた。ダメージが71。
GM:なるほど。プラズマカノンがレネゲイドビーイングを貫いて、消し飛びますね。
南条:あ、あはは……山田すまん。
GM:……そしてだな。吹き飛んだ跡に何やら別の人影が現れます。
山田:何?
GM:エグザイルのエフェクト《融合》が解除されました。
南条:ほう。……そういうことか。
GM:何のための《デモンズウェブ》だと思っていたんだ。それで現れたのが、FHセルリーダーの男です。例の“工作員”を用いていた。
南条:奴がここで来たか……。あ、俺ここで戦闘不能。
GM:「なかなかやるようだな」と言って三人を見下すように見ます。
山田:僕は何もしてない人なんですが(一同爆笑)。
GM:まぁ山田に頑張ってもらうしか無いんだけどな。“工作員”破ってるし情報をあげておこう。こいつはエグザイル/ブラックドッグのクロスブリード。コードネームは“自爆霊(スピリットボム)”基本的にこの男は“工作員”で隠れて《融合》で何かに取り憑いて行動しています。
南条:汚ぇ奴だ……。
GM:で、そいつが言うには、「ここで大量にジャームを集めてお前らの支部を潰そうと思っていたのだが、失敗してしまったようだ」
山田:貴様、茜ちゃんの姿を借りて……。
GM:「茜? こいつはここでの噂話から発生したレネゲイドビーイングだ。そいつに目をつけて、利用してジャームを作っていたのだ」
南条:貴様ぁ、何てことをおおぉ! と言って俺は力尽きます。
GM:「ふっ、一人は潰れたようだな」
山田:だが僕はまだまだ。
GM:「仕方ない。ジャームは全て潰されてしまったが、お前らを倒すことはしておこう。お前らの支部の支部長はどうやら今居ないようだな。それは次回潰させてもらうとするか」
南条:次回が、あると、思うなよ……(ばたりと倒れる)。
山田:そうはさせねぇ。何故なら俺がお前をここでぶっつぶすからだ!
GM:「ほう? やれるのか? お前見ない顔だが、UGNの者か」
山田:俺は、寺の住職だ! 寺生まれのRだ!
GM:どういうことだ(笑)。「ふん、まぁ何でも良い。オーヴァードでUGNに与する者ならば潰させてもらう」というわけで、再度戦闘開始ですね。シーンの切り替えは無いです。あ、ちなみにこいつ行動値26ありますが、衝動:解放の変異暴走で行動値0です。
南条:あ、次から僕木見君になりますねー。あー、《時の棺》さっき撃っちまったよ。
GM:だから良いのかって言ったんだよ。《スターダストレイン》もあるしこいつもいるし。
木見(南条):まぁ良いよ。で、新たに戦闘ラウンド開始で良いの?
GM:新たにセットアップから開始する。
木見(南条):相手の行動値0だよな。《赤方偏位世界》また要らないか。
GM:では……みんな頑張って。
木見(南条):今同じエンゲージで良いんだっけ?
GM:それで良いよ。
木見(南条):じゃあ僕から動くよ。《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》、《光の手》、《幻惑の光》、《絶対の孤独》のフルコンボで。ダイスが11個……達成値27か。
GM:回避してみようかな。エフェクトは大して無いんだけど。……うん、達成値11だね。当たる当たる。
木見(南条):ダメージは……9点装甲値有効でしゅ(笑)。
GM:じゃあ弾く。けどバステが入りますね。7つダイス減った。次は山田かな。
山田:僕のターンか。マイナーで暴走解除。メジャーで攻撃を行うがその前にオートアクションで《獣の魂》を使用します。【肉体】判定のダイスが+5個。で、《バリアクラッカー》はどうしよう。
木見(南条):さっき9点が弾かれたから入れておいたら?
山田:じゃあ《バリアクラッカー》、《雷の牙》、《アームズリンク》、《コンセントレイト:ブラックドッグ》で。
GM:《バリアクラッカー》かぁ、ガードもできないな。
山田:(ダイスをいっぱい振る)達成値は42だな。
GM:さすがに回避はできねーよなぁ。ダイスも13個減ってるし。……はい、無理。
山田:ダメージは5D+9。……29だな。
GM:んー、まだ全然立ってるんだがなぁ。一応《デモンズウェブ》を使おう。ダメージ3D点軽減で……16点軽減で、13点食らった。次に……こちらか。マイナーで《ヴァリアブルマシン》。衝動:解放のブラックドッグアージエフェクトだな。判定ダイス+3個を2回。更に《形状変化:柔》でガード値+10。《メタルフュージョン》は……要らんな。メジャー行くぞ。《オールレンジ》、ダイス+7個。……で、行くぞ?
木見(南条):範囲にするとかあったら言ってね。
GM:……《ウルトラボンバー》。
木見(南条):それ死ぬだろ使ったら!?
GM:何言ってるんだよ、その為に色々あるんだよ。更にEロイス“超越活性”が発動します。《ウルトラボンバー》のレベルが12になります。
木見(南条):はぁ!? 固定値65!? ちょっと待て《ウルトラボンバー》について確認したいのだが、使った瞬間にHP0になるのか?
GM:メインプロセス終了時に0になる。
木見(南条):つまり使用した瞬間はあるのね?
GM:そうだね。
木見(南条):(にやりと笑う)ふっ、把握した。
GM:というわけで発動だ。ダイスは33個……から7個引くんだった。だから26個。
木見(南条):聞くが、それは近距離だよな?
GM:同じエンゲージだよ。木見が居るよな? それに期待してるからな。
木見(南条):やるよ? だから《ウルトラボンバー》も確認したんだよ。《孤独の魔眼》を使って対象を僕一人に変更する。
GM:素晴らしい。木見超役に立ってるなー。
木見(南条):待てよ、僕の本番はこれだけじゃないよ。
GM:こっからだよな。
※ここでGMと汚いKの思惑がずれております。
GM:ちょっとまて、ダイスの出目がまずい。……達成値52。
木見(南条):うん、当たるよ。
GM:当たるの? 当たるの。……ん? 当たるの木見君?
木見(南条):え、うん。
GM:なんで? 避けないの?
木見(南条):(すごく悪い顔をしながら)避けないよ。リアクションの直前、《シャッフル》で対象単体の《ウルトラボンバー》をてめぇで食らえ(GM爆笑)。
GM:爆死!?
木見(南条):2回死ねぇ!
GM:マジか……仕方ない、《透過》を使用。そのダメージを0にする。木見、何て事をしてくれたんだ。誰だよこんなキャラ考えたの!!
南条&山田:お前だよ!!
GM:まぁ、良い。ではメインプロセス終了時に《自爆装置》発動。
木見(南条):は!?
GM:お前たち12D点ダメージを受けるがいい!
木見(南条):これは……オートアクションでリアクション不可か。《孤独の魔眼》使えねー。
山田:うわぁ。
GM:「死ねやお前等あああぁぁ!!」木見は倒れたかな。
南条:これどうすんの。範囲(選択が無い)なんだよなこれ。
GM:……お前死ぬの? まぁ、遥か彼方に吹き飛んだ程度にしておくか。
山田:俺もHP6しかないから、吹き飛んだ。
GM:更に《蘇生復活》を発動。立ち上がります。
山田:じゃあ俺も茜(レネゲイドビーイング)のロイスを切って立ち上がります。お前に負けるわけにはいかねぇんだ!
GM:次行くぜ? セットアップは何もないかな。イニシアチブで《加速する刻》で割り込んで、《メタルフュージョン》を使用。HPを7D+12回復。
南条:すげぇ回復するな……。
GM:まぁ、頑張って。……7Dが振るわなかったか、39点回復、残り40。「チッ、我が爆風に耐えるとはな」と言いながら再生します。あ、ちなみにこのセルリーダーは、基本的には融合対象を爆発させることが多いです。
南条:ひっでぇ。
山田:なかなか酷いな。
GM:じゃあ今度は《ウルトラボンバー》が使えないので……《オールレンジ》と《コンセントレイト:エグザイル》を使う。爆発した後はフルオートショットガン連射するぞ。更にCR弾も使用。
南条:対レネゲイド用の弾頭でショットガンか。
GM:そう。ダイスが33個で……爆発無しだと火力そんな出ないからなぁ。えーと、達成値63。
山田:回避は結構振れるが……。
南条:リフレックスも無いし無理じゃね?
山田:いや、《獣の魂》を使ってダイス21個振る。避けるだけ避けてみよう。
GM:まぁ厳しいと思うよ?
山田:えーと……回ったが、28。
GM:ダメージが7Dか。えっと、36。CR弾の補正と同一エンゲージならショットガンの攻撃力も上がって、44点! 一応これでもFHセルリーダーだからね、そこそこ出るな。
山田:これは死ぬな。ロイスは……木見のを切るか。あいつは一度爆発を防いでくれた、あいつのためにも俺は負けるわけにはいかない!
GM:何か木見がグッジョブ過ぎるな。
山田:次はこちらだ。オートで《獣の魂》を発動、ダイスを5個増やす! メジャーで《コンセントレイト:ブラックドッグ》、《アームズリンク》、《雷の牙》、《バリアクラッカー》を使用。達成値は……60!
GM:ガードしようと思うんだが、《バリアクラッカー》あるしなぁ。一応このラウンドは《デモンズウェブ》があるが。
南条:お前が《電磁反応装甲》を持たせていなかったことに良心を感じてる。
GM:まぁ持たせててもレネゲイドビーイングの時に使い切るだろうからな。一応回避振ってみるかー。……うん、当たります。
山田:ダメージは7Dか。えっと、48点。
GM:《デモンズウェブ》使用。14点軽減で34点。
山田:残ったか。
GM:「くっ、やるではないか。だが……消し飛べ! CR弾を受けてボロボロになるがいい!」行動値順でこちらの番です。マイナーは特に無い。メジャーで《オールレンジ》、《コンセントレイト:エグザイル》。この人《ウルトラボンバー》レベル12なだけあって、無いとこれだけなんだよな。
南条:ゴミの用に弱い(笑)。
GM:まぁダイス33個あるから……達成値39。あ、忘れてたけどフルオートショットガンの効果で回避ダイス-1ね。
山田:じゃあ15Dか。回避は……22。
GM:はい残念。ダメージは30点。
山田:27点食らって倒れる。南条のロイスを切って、こんなところで倒れる訳には!
GM:では次のラウンド。セットアップ無いな。イニシアチブでお前さん。こいつ《加速する刻》はレベル1しかないんだ。
山田:《バリアクラッカー》が切れたから、親父のロイスを切る。これでガードと装甲無視。親父! 俺はこの悪霊を退治して見せる!
GM:悪霊、間違っちゃいねぇな。融合して悪事を働くこいつにはぴったりだ。
南条:まぁロイス切るのはダメージロールの直前だけどな。親父を生贄にして《バリアクラッカー》を発動(笑)。しかしロイス残りいくつだ。
山田:妹と常葉茜と、あと雨宮。
南条:雨宮が残ってるだと!? バカな……。
GM:しかし割とロイス削れてるな。バランス調整上手く行ってた。
山田:じゃあ最後の《獣の魂》を使います。メジャーで《コンセントレイト:ブラックドッグ》、《アームズリンク》、《雷の牙》。侵蝕率11上昇で141。ダイスが増えて26個。達成値は……62!
GM:62? それならまぁ当たるわな。ガードしようと宣言するわ。で、ダメージ直前に?
山田:親父のロイスを切る!
南条:そのガードを打ち砕く! 親父いいいぃ、俺に力を貸してくれええ!
GM:良い感じだ。だが汚いKお前が言ってどうする。ダメージどうぞ。
山田:ダメージは37!
GM:《デモンズウェブ》発動。3Dで25以上出れば……無理だった。というわけで、「私が、このFHの、私がああああああ!!」と言い、爆発して砕け散ります。
南条:いつの時代の悪者だよ(笑)。
GM:と、いうことで終了ですね。これでこの事件は収束に向かいます。
南条:勇者たちは遂に勝ったのだ……。
バックトラック
南条:バックトラック行きますか。
GM:Eロイスがですね、ミドルのジャームの“さらなる絶望”が2個、ボス戦のでも2個、これで4個。更に“孤独の叫び”、“離れがたき隣人”、“闇の呼び声”で3個。更に……これ戻りすぎるかな。FHセルリーダーが“超越活性”を5個持っているので、合計12個だね。
南条:“超越活性”5個!?
GM:《ウルトラボンバー》レベル12に《自爆装置》レベル8だったからね。ではダイスどうぞ。
南条:Eロイスで66減らして105%。これで確定で帰ってこれるな。ロイス分で87。
山田:俺は61下がって80になった。ロイス3個で、65。大分戻ったな。
GM:おー、みんなおめでとう。しかし、このシナリオ木見が居なかったらやばかったなぁ。
南条:木見が居なかったら南条はジャーム化してたな。
GM:ではこれで終了です。お疲れ様でした。
これでこの事件は幕引きだ。常葉茜の姿をしたレネゲイドビーイングは消え、裏でUGN支部陥落を目論んでいたFHセルリーダーの“自爆霊”も討ち取られた。これで自体は収束していくだろう。
しかし、FHセルリーダークラスが倒されたのだ。そのセルのメンバーや他のセルが黙って見過ごす筈は無いだろう。これからは、これまで以上に気を引き締める必要があるに違いない。
それでも、これで一つの事件は終わったのだ。オーヴァードたちには、また束の間の日常に戻ってもらいたい。南条理は再び書類仕事に勤しみ、山田玲仁は寺に戻り占いでの商売を再開する。木見護は高校生活を謳歌し、雨宮創は、いつも通り暴れているのだろう。それが、彼らの日常だ。
では、次の機会に、また会おう。
これでこのセッションは終了になります。今回は僕の初GMでしたがどうだったでしょうか? あ、演出は皆がロールプレイを頑張ってくれたので今回入れてません。事前にリプレイにすると伝えてありましたので。
ここまで読んで下さった方には、感謝申し上げます。ありがとうございました。
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