※これ以前の内容を読んでいない方は、先にそちらを読むことをお勧めします。
シーン5 襲撃作戦開始 シーンプレイヤー：Free
情報もほぼ出揃った。狙撃犯についてはまだまだ不鮮明だが、出木杉の妹を助けるくらいはできる筈だ。それになにより、闘争本能を抑えられそうにない人間が約一名。
時は満ちた。ただ今より、FHの医療施設を攻略する。
GM：ではこのシーンで出来ることを説明しておこうか。まず出木杉の妹を助けてあげるために施設への侵入。あとね、誰も突っ込んでくれないから言っておくけどFH主導の医療系の研究機関ですからね？
玲仁：病院か。
GM：もしかしたら弾丸についての手がかりがあるかもしれないよー？
創：なるほどな。その辺は良いかもしれないな。というか、侵入じゃなくて襲撃だろ？
GM：……まぁね。
冠：ひゃっはー（棒）。
創：侵入経路は調べたからちゃんと分かるんだよな？
GM：うん。そうだね、もしくは他に気になることがあるんだったら情報収集したり購入したりしても良いよ。
冠：気になることか……。
創：何かあるか？
冠：取り敢えず血か体液を舐めさせてください。
創：出木杉の？
冠：出木杉がねー、裏切ってる可能性も無きにしも非ずだぜ？
創：流石にねー、先に言ってくれないと無理だわ。
冠：会った時に襲えば良かったね。
創：言ってくれれば一発眉間にバンッとぶち込んだんだが。
博：情報が得られなくなるから止めろマジで（笑）。
GM：こええ（笑）。
創：大丈夫大丈夫。きっと《リザレクト》してくれるさ。
冠：《リザレクト》しなかったらジャームだしね。
GM：出木杉はジャームじゃないよ。
冠：ジャームじゃないってだけじゃ敵かどうか分からないよなぁ。
創：“クラウン”が居るなら本当ぶち込んでおけばよかったなぁ。
冠：血欲しかったね、まあ良いんだけど。
創：そもそも俺、あいつ友達かどうかさえ覚えてなかったから、そういうのは浮かばないな。
GM：言っといたよね俺、お前の友達が助けを求めるシナリオにするって！？
玲仁：PLは分かってるんだよ、PCが分かってない（笑）。
GM：俺、”一斉掃射”というキャラがここまでアホとは思ってなかった。雨宮の影響でここまでに二、三ケ所ミスしてしまった（一同爆笑）。本来は出木杉からもう一つ情報を渡してやる筈だったんだけど、こいつがこんなだから渡せなかった。
創：バカすぎてGM殺し。
博：何なんだこいつ（笑）。
創：で、これ以上調べる事ある？
冠：別に無くね？ 手術するか？
GM：難易度40で手術するか、難易度30の”工作員”を破るか、施設に潜入して情報を集めつつ妹を助けるか。
創：でもさ、弾丸ってそもそも撃った奴倒さないとどうしようもないんだろ？
GM：〈知識：医療〉40でも良いんだぞ？ ただしこれに財産点は使えない。
玲仁：まぁそれは使えないよな。
創：じゃあ倒すしか無くね？
冠：倒すしかないね。行くかー。
創：急ぐしかないよこれは。
玲仁：じゃあ施設に潜入するか。
創：襲撃しまーす。
GM：じゃあ全員襲撃でいいのかね？
創：おうよ。侵蝕率は6上昇。現在49。
博：1。今48。
冠：私は……えっと、9（一同爆笑）。
GM：現在74ですねー！
創：早い（笑）。一人加速している。
冠：あと6上げなきゃ。
玲仁：俺は8。59になった。
GM：というかさ、雨宮の方が冠さんよりシーン数多くしてたよね？
創：こっち出目めっちゃ低かったし。
GM：よし。俺は悪くない。俺は悪くないっ！！ ……知ってるか、冠さんって初期一番低かったんだぜ。
玲仁：逆転してるな。
冠：エフェクトいっぱい使わされたもん。
創：そうだねー。
GM：情報収集難易度高目にしてたからねぇ。その代わりに最初にクレジットデータ配ったんだが。
創：……よし、じゃあ行くかぁ？ 襲撃します。
GM：襲撃するならFS判定ね。
創：わーい。
冠：《地獄耳》で一応警戒はしてやるよ。
玲仁：よし、《完全獣化》するわ。
GM：オッケー、侵蝕率は上げとけよ。ただし獣姿ではできない判定があるからそこは我慢しろ。《完全獣化》するとアイテム無理だろ？
創：いや、こいつ《知性ある獣》ある。
GM：あぁ、じゃあ大丈夫だ。
玲仁：じゃあそれも使っておいて侵蝕率を8上げておく。今67だ。
冠：くっくっく、早くここまで上がってこい（侵蝕率的な意味で）。
◆第一ラウンド
GM：では説明するぞー。まず施設に潜入して妹を助けるというFS判定をやってもらいます。秘密裏に施設に潜入する必要があります。流石に表から堂々と行くと、施設の防犯機能が起動して警備兵がほぼ無限にわらわらと出てきます。
創：多分俺は行こうとしたけど止められたんだろうね。
GM：お前はそうだな。
博：正面突破とか（笑）。羽交い絞めにします。
GM：ここの判定に失敗すると、警備兵に気付かれて毎ラウンドわらわらと湧き出すんでご注意ください。
冠：ほほう。戦おうか。
玲仁：警備兵はトループ扱い？
GM：いや違うね。2、3人ずつ出てくる感じ。で、まず最初の判定ね。秘密裏に施設に潜入するために、施設の周りを囲っている壁を越えて入る必要がある。と言う訳で最初は【肉体】で難易度6だ。支援判定は【感覚】ね。【肉体】で無理だと判断したら【感覚】で振って、成功すれば次の人の判定の達成値に+3。最大達成値は30。
玲仁：あぁ余裕。
創：これ行動値順だっけ？
GM：行動値順。一応待機して後に回すのもあり。
創：ということはー、まず吉塚か。
博：意外と行けるんじゃないか？ 【肉体】3あるし。
GM：侵蝕率ボーナスは入らないか。
博：では壁を越える……うおぅ。
冠：あ、お疲れ様です。
GM：大丈夫、壁を越えてから失敗すると警備兵が出てくるから。壁を越える前は壁にぶつかった位かね。
博：落ちた！ うわいってぇ。
GM：壁を乗り越えようとしたけど高さが足りなかった感じだな。
創：これって全員超えないとだめなのか？
GM：いや、一定以上の進行値に達すれば全員超えたことになる。
創：なるほど。
冠：次は行動値13で私かな。いっくよー……6！
GM：はい、じゃあ進行値1獲得。
冠：やったね。
創：次はこっちかね。ダイスは1個だ。これは……支援は【感覚】だっけ。
GM：支援でも良いよ。
創：【肉体】も【感覚】も低いんだよな、結局変わらんし良いか。えっと……アウトー。失敗しました。
GM：あ、ちなみに時間制限はは3ラウンドです。しかしここまで失敗とは、6って難易度高かったっけか（汗）？
冠：超高いよぅ。
玲仁：じゃあ次俺行くぜ。
創：山田ががっつり頑張ってくれる。
玲仁：《完全獣化》してるからダイス＋5個で14個振れる。全力で飛ぶぜ！ ……クリティカル出て19！
GM：おぉ。じゃあ進行値2追加。山田が頑張ってくれたけど全員が登るにはまだ足りないね。
◆第二ラウンド
博：次は俺か。
GM：お前等全員待機して山田に回しても良いんやで？
創：いや、吉塚は良いんだよダイス3個あるし。頑張れ。
博：どれ……お、9出た成功。
GM：ということは進行値1獲得だね？ 全員壁を乗り越えることに成功しました。以降警備兵の位置や防犯設備が分かってるとはいえ、見つからないように細心の注意を払う必要があります。用いる技能を〈知覚〉、目標値を8に変更です。
創：〈知覚〉っすか、一番苦手だ（笑）。
玲仁：〈知覚〉は1だ、くそぅ。
GM：支援判定は【肉体】に変更となります。
冠：はぁ。これはなー……。
創：両方とも役に立てない。
玲仁：支援に回ろ。
冠：〈知覚〉ってイージーエフェクトの《地獄耳》でボーナスとか無いです？
GM：じゃあ……それなら〈RC〉でやって良いよ。
冠：え、〈RC〉で良いの！？ マジで！？
創：んじゃ”クラウン”さんどうぞ。
冠：じゃあ行くよ、〈RC〉で。やべ、クリティカルしてないから固定値合わせて14か。
GM：進行値2獲得ね。イベントは無し。……あ、ランダムイベント表振ってなかったや、次から適用しよう。
創：次は俺か。俺は……【肉体】1の【感覚】1だからなぁ（一同爆笑）。
玲仁：後ろに回ってくれたら俺が支援するが。
GM：忘れてるかもしれないが、全員1回だけ達成値に+5付けれるからな？ 施設侵入ってこのFS判定のことだからな？
創：そうか！ じゃあやる、普通に回してみる。……お、9か。
GM：成功だね。+5すると進行値が2に増えるけど。
創：ここは使おう。きっと次は【精神】がきてくれる。
GM：なら進行値が8まで行ったので、出来杉の妹の部屋までたどり着くことができました。
博：おー。
FHの監視システムを掻い潜り、無事に目的の病室へとたどり着いた4人。扉を開けるとそこには、いかにも病弱そうな少女が一人、ベッドに横になっていた。
創：ふぅ。で、妹をどうすれば良いんだっけ。
GM：「あなた達は誰？」と出来杉妹が声を掛けてきます。
創：はっはっは、UGNだ！（一同爆笑）
博：あかん（笑）。
GM：一応この妹はオーヴァードなのでUGNやFHについても知ってます。なので連れ出すならば〈交渉〉で説得をお願いします。
冠：〈交渉〉ですか。
創：俺動かない方が良いな。
GM：目標値は9ね。今雨宮が変なことしたから1上乗せしてやった（笑）。俺は悪くない、いきなり銃持った男が突入してきたら警戒するはずだ。
創：加えて俺はUGNだ発言。
GM：むしろ+1で済ませたのは俺の良心だ。
創：でも、出来杉妹は俺のこと知ってるんじゃ？
GM：お前のことは知ってる筈なんだけどねぇ。
冠：UGNだー、だからな（笑）。
GM：妹は一応出来杉から話は聞いてるけど、でもアレだからね。ボーナスは無しで。で、これFS判定じゃないから誰がやってもいいよ。
玲仁：じゃあダイス一番多いし俺が行こう。《完全獣化》を解除して、出来杉の依頼で来たんだ、といった感じで話します。こいつがバカだけど大丈夫だよ。（ダイスを振る）おぉ、2個も回った。
GM：何この寺の住職の信頼感（笑）。
冠：流石やでぇ。
玲仁：達成値は16だ。
創：人に語る職なだけはあるなぁ。
GM：じゃあ山田の圧倒的な信頼感により、「分かったわ、兄が言っていたのはあなた達ね」と信じてくれました。
博：良かったわ、（雨宮を見て）こんなアホいるから。
GM：あとは施設から脱出しないといけないので脱出のFS判定だね。
冠：ちょっと待て、コイツ大丈夫か本当に。血が欲しい！
GM：血？ 良いよ。
冠：マジで？
GM：「私を疑うのは当然だし大丈夫よ」と言いますね。
冠：わーい、じゃあ血下さい！
博：何か危ない人になってるぞ（笑）。
GM：まぁこの子もオーヴァードだしね、事情は分かってる。ちょっと切って出す感じで良いの？
冠：あぁ、良いよ。
創：え、首元噛むんじゃないの？
冠：いやー、この娘幾つか知らないけどやばくないっすか絵面が（笑）。
GM：高校生くらいかね。
冠：やばくないっすか！？ あの、じゃあちょっとだけ貰いますね。で、どうなのかな《ブラッドリーディング》。
GM：〈知覚〉で難易度は5だね。
冠：余裕だろ。……うん成功。
GM：この子は現状何も嘘はついてないね。出来杉からも話を聞いているし、脱出する分には構わないよ。
冠：オッケー。ぺろっ、これは青酸カリ！
玲仁：大丈夫じゃない、問題だ（笑）。
GM：じゃあ……全員〈知覚〉判定をお願いします。
創：は？ さっきからイジメじゃない？
冠：〈知覚〉ばっかりだもんな（笑）。
GM：目標値は27で。
創：5。
玲仁：うーん、7だ。
冠：ダメだねぇ。
博：ダイス9個あるけど1個も回らなかった。
GM：なら、部屋を脱出しようとしたところで……”一斉掃射”。
創：おう。
GM：さっきの少女が君達の後ろに居るんだけど、少女が突如ナイフを持って襲いかかる。
創：わーお。
GM：あ、ちなみに《ブラッドリーディング》の情報は誤情報じゃないからね。
冠：何か嵌められたっすねこれ。
創：で、刺される？
GM：ナイフは攻撃力2で、この子【肉体】1だから……達成値9か。ダメージは1Dで、9点ダメージ。
創：俺装甲ないから素通し。残りHP21。痛っ。
玲仁：どうした”一斉掃射”？ 頭でも打ったか？
創：何か、背中に……。
GM：で、少女はナイフで斬りつけたあと、ハッとなって「何故私はこんなことを！？」ってなりますね。
創：振り向きざまに《マルチウェポン》。
博：おい、おいこら！
GM：するなら良いけど、何を撃つの？
創：え？ FHG-666二丁。
GM：いや、誰を撃つの！？
創：妹。
GM：死ぬよ！？
玲仁：止めたいんだけど、行動値的に問題ありますか？
GM：止めたいなら良いよ。あのー、演出的な意味で止めて良いよ。
玲仁：待てよ、早まるな！
創：だって刺したんだぞこいつ！
GM：……じゃあもう一回〈知覚〉で難易度は5。
創：難易度5のトラウマが蘇る……！（ダイスを振る）出た、妖怪1足りない！（一同爆笑）
GM：全員で良いぞ（笑）。
玲仁：2Dなのに回った、17！
博：11。余裕。
GM：では、少女の肩辺りに南条や木見と同じような撃たれた跡が見つかります。ちなみにさっきまで無かった。
冠：お、おう。
玲仁：この部屋に居るのか？
GM：部屋には居ないよ。
創：居るわけ無いだろう。なぁるほど、俺の撃った弾丸が当たっていたか。
玲仁：いや撃ってないからお前。というか、銃声とかは？
GM：聞こえないね、聞こえるような距離で撃ってないし。あと少女はね、今は正気に戻っていると分かったよ。詳しく話を聞くとね、「さっき唐突に雨宮さんに対する憎悪が湧き上がってきたんです」と。
創：ちょっと俺も今ね、憎悪が湧いてきてるよ。
博：あかん（笑）。
玲仁：雨宮をずっと掴んでおくわ。《完全獣化》で狼に化けておきます。
GM：これ侵蝕率冠さん超えたなこいつ……。
玲仁：演出的に重要。
GM：まぁそれで、そのようなトラブルがあったけど脱出しようとする。すると、警報が鳴り響きます。
創：ばれたか。逃げるかぁ。
冠：逃げますかね。
玲仁：達成値+5の効果って侵入時だけ？
GM：使えるよ。使えない場合は事前に言います。で、今回もラウンドは3かな。3ラウンド以内に脱出できないと失敗扱いになってイベントが発生します。
冠：ふむ。
◆第一ラウンド
GM：脱出の判定の説明ね。まずは警報装置が鳴り響いたので全速力で駆け抜ける必要がある。最初は判定【肉体】で難易度は10。
創：さっきからイジメ多くね（笑）？
玲仁：大丈夫、サポートしてくれればこっちで何とかする。
GM：支援は【精神】で6ね。
創：【精神】なら行けるな。
GM：また【感覚】にしようとも思ったけど”一斉掃射”イジメって言われちゃうからな（笑）。
創：俺ハンドアウトでの指定キャラなのに酷い（笑）。
GM：あとラウンド終了毎に警備兵が湧いてくるのでご注意を。
創：急ごう。
博：まず俺だな、【肉体】でやるしかないね……えー、6か。+5の効果使って11。
GM：じゃあ進行値2獲得。
冠：次は私か。【肉体】で目標値10だよね？
創：支援行くか？ あ、でも支援は次の人にかかるんだっけ？
GM：次の人だね。まぁ冠さんは+5の効果使ってないだろ？
冠：貴人の礼装もあるしね。どれ……お、クリティカルしたね、15。+5も使うわ。
GM：オッケー、20だから進行値3獲得だね。
創：俺は支援します！ 山田を支援。
GM：支援だと目標値6ね。
創：余裕、16。
GM：じゃあ山田は達成値に+3して良いよ。
創：山田頑張れー。
玲仁：クリティカル出た！ 19に+3で22だ。
GM：なら進行値が8だな。イベント発生。……あ、ランダム表またやってないや。そうだな、次からは2個同時に適用しよう。
博：うおぉ……。
GM：進行値が6を超えたのでイベント発生。施設内の防犯装置が本格的に作動し、シャッターが降りてきます。完全に閉じこめられました。
冠：マジで？
GM：シャッターを開けるためにはパスワードを入力して防犯装置を一時的に解除する必要があります。判定を〈知識：機械工学〉、難易度を12に変更。あと〈情報：ウェブ〉でも良いよ。支援判定は【感覚】ね。あとこの判定に+5のボーナスを乗せることはできません。
創：機械工学！ 任せろー！
玲仁：破壊は出来ないのか？
GM：物理的に破壊は、一撃で60点以上のダメージを与えれば出来るとします。
創：厳しいな。
GM：で、それで得られるのは進行値1ね。
玲仁：なるほど。
創：うん、今回は任せろ。行くぞ？
GM：ちょっと待て、全員ラウンド回っただろ？ 誰か代表者ダイス振ってくれ。1D3で。
玲仁：よし振るわ。2。
GM：では、エージェント：アタッカー相当の敵が2体現れます。
博：うわぉ。
創：シャッター完全に降りてるのに。
GM：あれだ、降りる間際に来たんだろうきっと。
創：わざわざ蜂の巣にされに来たのか？ お前。
GM：で、こいつらは行動値11で動きますんで。
創：足り、ない……だと……。
◆第二ラウンド
創：で、こっからどうするの？
GM：2ラウンド目だね、吉塚から。そうだ、その前にD100を2回振ってくれ。今度は忘れないぞ。
玲仁：俺が振るわー。えっと、64。
GM：有るか無いかのチャンス。最大達成値+10。
冠：おー、まぁ最大か。
玲仁：次は99。
GM：99？ 順当な進行。このラウンド中進行値を獲得した場合、更に進行値1を得る。
冠：強い。
創：じゃあこっち行こうか。〈知識：機械工学〉だよな。
GM：お前らが待機して雨宮に行動回すか、支援するかだろうねここは。
博：支援行くぞ。【感覚】は9もある。
GM：目標値は6ねー。
博：（ダイスを振る）うん、クリティカルしたしクリア。
創：これで+3だな。次行動値順で冠だけどどうする？
冠：私か。なら待機するわ。
GM：ではエージェント2体が先に動くよ。
創：……もしかしてエージェントに攻撃しておけば良かったのか？
GM：うん、攻撃できるよー。
冠：ほら、私侵蝕率がアレだから《ブラッドバーン》使えなくて多分倒せない。
GM：HP30程度よ？
冠：待機かな（笑）。
創：こいつ本当にミドルでの火力が……。
GM：それはさておき。エージェントは〈白兵〉で《アームズリンク》、《雷光撃》、《獅子奮迅》。
冠：おぉ……。
創：範囲攻撃っすか。
GM：全員同じエンゲージだよね？ ばらけるとか言ってないし。アタッカーが2体とも攻撃してくるよー。えっと……うーん、達成値は11。2体目は21。
創：これは回避できるかな？ うん、6。無理だな。2体目も無理。
冠：無理だよー。
博：おっ、俺は1体目かわした。二体目は駄目だ。
玲仁：ダイス14個で……1回目はかわした。
GM：じゃあダメージ振るよー。……1体目、18点装甲有効。
冠：残り20。
創：9かな。
GM：2体目のダメージは27点、また装甲有効。
創：27か。
冠：あの、1残るんだけど誰かカバーリングとか要ります？
GM：カバーリングすると行動済みになりますがよろしいですか？
冠：やめときますー。私《リザレクト》したいんだけど！
博：すいません、死にました。《リザレクト》します。9点侵蝕上がった。
創：《リザレクト》。
玲仁：俺は16に減った。
GM：侵蝕率高い二人が《リザレクト》しなくて良かったじゃないか。
冠：ソウデスネ、侵蝕率的にはね。……私次ジェネシフトしようかな。
創：じゃあ次は俺だな？ 行くぜー！ 支援もあるから今固定値で7あるんだ。えっと……おおぅ、回ってるし。達成値19。
GM：1足りないねー。今回は+5できないし。
冠：えー、ちょっと待って。ここ解かないとまずいんだよね？
GM：ん？ 大丈夫大丈夫。今ので進行値10になったから突破だよ。
創：うっし！
GM：じゃあ、これで施設の外に出られますが、外には無数のFHエージェントが待ち構えています。以降判定を〈白兵〉〈射撃〉〈RC〉〈交渉〉に。難易度を12に変更。
創：オッケー、〈射撃〉あるな！
GM：ただし、以降失敗すると失敗した人は2D10のダメージを受けます。
冠：ほぉう。
GM：エフェクトは使いたければ使っていいぞー。
創：お、良いの？ 《コントロールソート》有りっすか？
GM：おう。メジャーのエフェクト組み合わせて《コンセントレイト》も使っていいぞ。
創：侵蝕率はがっつり上がるけどな。
GM：まぁ今なら最大達成値も上がってるしね。
創：あぁそうか、今40か。じゃあここは《コンセントレイト》合わせてがっつりやれば、
GM：山田の侵蝕率と引き換えに脱出できるね（PL爆笑）。
玲仁：なるほどね。じゃあ《アームズリンク》と《コンセントレイト：ブラックドッグ》を組み合わせて、現在侵蝕率は79。ダイスが19個か。振りまーす……27。
創：想定外に伸びない（笑）。
玲仁：思ったより出なかった。
GM：じゃあ進行値13だね。イベント発生。FHエージェントの抵抗が激しさを増します。以降難易度+6。
冠：ほう。まぁ、18だっけ。行けるでしょう。じゃあ私のターン？
GM：待機してたからそうだね。
創：〈RC〉でぶっ飛ばしてやれ！
冠：マイナーで《リミテッドイモータル》HP10点ゲインして、《コンセントレイト：ブラム＝ストーカー》、《蝕む赤》、《アニマルテイマー》。
GM：《アニマルテイマー》ってシンドロームじゃなかったっけ？
冠：あ、本当だ組み合わせられない。じゃあそれは無しで。これで侵蝕率が80になるな。ダイス増えて……達成値36+5で41。最大値行ったね。
GM：最大行ったのなら……あ、足りてしまった。もう1ラウンド粘れると思ったのに。ではキミ達は波入るFHエージェントを薙ぎ払い施設から脱出することができました。FS判定クリアです。
冠：マジですか。
玲仁：おっしゃー！
創：こっちパスワードしか開けてねーわ。まだ銃を一発も撃ってないことに気付いた。
冠：そうだね、撃ってないね。
玲仁：撃とうとしたら邪魔されるしな。
GM：で、キミ達は施設を脱出したけどどうするかい？
博：そうだねぇ。
玲仁：出木杉は？
GM：出木杉は今連絡待ちだよお前らの。
創：じゃあ出木杉に連絡する。
GM：連絡する？
創：（電話を掛ける）おーい、オスギー。
GM：「何だ雨宮」
創：妹、連れてきたぞ。
GM：「そうか、じゃあUGN支部で保護をしてくれ」
創：あのさー、妹が俺ぶっ刺してきたんだけどどうしたらいい？
GM：「……一体何があった？ お前が何かしたんじゃないのか？」
創：いや何か突然後ろからグサッと刺されて。
GM：「俺にも良く分からない」
創：まぁ良いや。UGNで保護ね。多分大丈夫だと思うよ。
GM：「分かった。じゃあ俺も今からFHから持てる限りのデータを持って脱出する。どこそこへ迎えにきてくれ」と出木杉は言います。
創：おう、分かった。
博：スタバか？
GM：いや、街の外れにある廃ビルだね。指定された場所は。
創：あー、何か、嫌な予感しかしねぇ（笑）。
冠：侵蝕率上げておきたかったね（笑）。
創：分かった、行くよ行くよ。
GM：〈知覚〉振っても良いよ？
創：〈知覚〉？ 何言ってんの？ アホなの？ えっと、2（一同爆笑）。
博：絶対無理（笑）。
創：俺〈知覚〉判定本当に出目酷いな。
冠：じゃあこのシーンは終わる感じ？
GM：うん。
冠：妹にロイス取っておくわ。ネガティブは疑惑、ポジティブは美味で（再度爆笑）。
創：美味て（笑）。
GM：オッケー（笑）。
創：僕も取っとこう。ネガティブ表で、嫌悪で。
続きます。
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