※これ以前の内容を読んでいない方は、先にそちらを読むことをお勧めします。
シーン3 狙撃犯を探せ シーンプレイヤー:Free
調べる事が山積みだ。狙撃犯に加えて、雨宮が持ってきてしまったFH関連の情報まで調査しなければならない。人手不足のこの支部は、今日もいつものように慌ただしい。
GM:情報収集フェイズになります。情報収集したい奴はシーンインしてね。調べられるものを一通り言うぞ。
創:お願いします。
GM:まず二人の体内に撃ち込まれている弾丸について。あと襲撃者について。襲撃の手法というか。それと出来杉について。こいつが本当に脱出ようとしているのか裏を取るため。あとは雨宮が出来杉から貰った妹のいる施設のデータ解析。最後に、付近のFHセルの動きについてかな。
創:出来杉関連あるな。じゃあ出るわ。侵蝕率は2。39か。
冠:私も出ますかね一応。えっと6。侵蝕率50。
玲仁:〈情報:噂話〉か〈情報:裏社会〉が使えるなら出るが。
GM:使えるかな。
玲仁:じゃあ出るわ。
博:私も出ます。侵蝕は2。
創:さぁ情報収集か。あのさ、出来杉から貰ったデータベースってどうやって調べられるの?
GM:それはFHの暗号やらパスワードで組まれてるから〈情報:FH〉か〈知識:機械工学〉。
創:やる、やります! 〈知識:機械工学〉レベル4、【精神】8。これは行けるだろ。
冠:おー。
GM:難易度12ね。
創:余裕だな。えっと……達成値23!
GM:ん、なら出来杉の妹が現在いる施設に関しての防犯設備、中の地図、そして警備員の配置などが分かった。
創:良く分からないから誰かに渡しとこう。
冠:何て奴だ(笑)。
GM:具体的に言えば施設に潜入する際の判定に、全員一度だけ+5できます。
創:おー、全員か。
玲仁:良いね。
GM:情報共有するだろ? お前だけ情報独占するというのならお前だけだが。
創:そんなことしねぇよ、良く分かんないから。なーなー、良く分かんないからこれやるよー。
冠:(子供を褒めるように)わー、ありがとありがと、よくやったねー。
玲仁:これはFHの情報ではないか。
GM:まぁ研究施設の一つだけどね。
創:ほう、そうなのか良く分からなかった。
博:この人本当に天才なんですか?
玲仁:まぁ天才とバカは紙一重と言うじゃないですか。
GM:ノイマンという天才になるシンドロームのピュアブリードだからな、純粋な天才だよ。
博:純粋過ぎた(笑)。
玲仁:天才過ぎてバカに見えるんだ。
創:はっはっは。そんなに褒めるなよ。
博:お、おう。
GM:まぁそんな感じかな。じゃあ次調べたい人ー。
冠:何があったっけ、銃弾の正体?
GM:体内に撃ち込まれた銃弾について。〈知識:レネゲイド〉ね。
冠:私〈知識:レネゲイド〉など持っていないけど。
GM:あと狙撃手、弾丸を撃ち込んできた者に関しては〈情報:UGN〉か〈情報:噂話〉。
他はFHの動きについて。これは〈情報:UGN〉。それと出来杉自身について。出来杉がどんな奴か分かる。これは〈情報:FH〉か〈情報:裏社会〉だねぇ。
冠:んー、私やっぱ弾丸について調べますかね。
GM:難易度はー、14と32。
冠:32? まぁ余裕じゃない?
創:《妖精の手》を使えば何とか?
冠:(ダイスを振る)……んー、使ったー(笑)。
創:あぁ(笑)。
冠:で、13かぁ。
GM:さっき財産点渡したから使って良いぞ。金の力で研究を進めるってことで。
冠:財産点は18で……あ。
創:一足りないさんが出てる(笑)。
冠:いや、貴人の礼装使うよ。HPを消費して達成値を+5して、18でしょ。それで財産点14使おう。これで達成。
GM:すげぇ(笑)。これ突破できると思ってなかったなぁ。まぁ《妖精の手》一回使わせたし良しとしよう。じゃあまず14の情報だが、体内に埋め込まれて半ば融合しているような銃弾は、恐らくエグザイルの能力者が撃ち込んだものだと分かった。
冠:うん、知ってた。
GM:で、この撃ち込まれた弾丸の所為で、二人は侵蝕率が増加していると。で、このままでは命は助かってもジャーム化してしまう恐れがある。
創:なるほどー。
GM:で、32でこの弾丸を取り除く方法が分かった、けど……。
冠:けど?
GM:うん、〈知識:医療〉40に成功するか、この弾丸を撃ち込んだ能力者自身を殺害する、もしくは能力者自身に解除させる。
創:これは殺害しかなくね?
冠:そうだねぇ、無理だね。
創:SA☆TSU☆GA☆I!
GM:そういうのが分かったね。で、この弾丸の効果は強力で術者の肉体の一部を埋め込んでいるので、同じものを大量生産することは出来ないだろうということも分かった。
冠:なるほど。俺たちが撃ち込まれる心配は無いってことだな。
創:流石に侵蝕率爆上げされたら死ぬわ。良かった。
GM:相手側も二発が限界って訳だね。
玲仁:限界ぎりぎりで撃ってたのか。
GM:そう。前回活躍した南条と木見君が狙われて。
創:そうだね、前回役に立ちまくってたからね。 ※リプレイ・孤独の少女参照
玲仁:役に立ちまくってたな。
創:そう考えると山田が悲しい(笑)。
玲仁:俺は最後頑張ったから。
創:まあ最後はめっちゃ頑張ったなぁ。
GM:ま、弾丸に関してはこんな感じだね。
玲仁:じゃあ次狙撃手調べるわ。
GM:狙撃手は〈情報:噂話〉で行けるよ。
玲仁:それで行く。
創:狙撃手が噂になってるんだねぇ……。
冠:よっぽど派手に動いてるなその狙撃手。
玲仁:えっと、ダイス5個で……回らんな、10。
GM:10だけ? えっとね、割れた窓ガラスからね、恐らく窓ガラスの延長線上に居ただろうということが。
玲仁:おう、何も情報が無いに等しいんだが(笑)。
GM:でね、向かいのビルの屋上付近が一番狙えそうな所だけど、そこには何の痕跡も無いということが分かったね(笑)。
冠:何も分かってないんですけど!!(一同爆笑)
GM:目標値言ってなかったね。狙撃の方向に検討を付けるのが自動成功で、向かいのビルが4で、次の情報が16だね。で、28までいけば狙撃場所が判明するかな。
創:これは16まで財産使っていってしまうか?
玲仁:使うか。財産点5点残ってる。
創:えっ、じゃあ足りないじゃん。
博:さっぱりダメ(笑)。
玲仁:一足りない。
GM:言っておくと、16の情報のために財産点をつぎ込むのはおすすめしない。
博:じゃあ次は俺かな。どうしましょうかね。
GM:出来杉については〈情報:裏社会〉か 〈情報:FH〉で7。FHについては〈情報:UGN〉で6、10。
博:どうやろうか。6は超えるだろ、FHについてかな。(ダイスを振る)お、18。
GM:オッケー、ではFHについてね。出来杉の居るセルだけど、前回の事件でセルリーダーの死亡により、現状激しい混乱状態にあるということが分かった。
創:まぁそりゃそうだよな。
GM:具体的には、あのセルリーダーが恐怖によって抑え付けていたような奴らの離脱や脱走。そして忠誠を誓っていたような腹心の部下が裏切り者の抹殺をしたり、混乱するセルを収拾しようとしたりして、余計に混乱が広がっていることが分かった。
玲仁:なるほど。
GM:で、その中でもセルリーダーに忠誠を誓っていた二人組のコンビが、現在リーダーを殺された復讐をするために動いてるということも分かった。
創:俺そいつ知らないの? 覚えてないか。
GM:何だったら〈情報:FH〉でこいつら二人組の情報収集を追加するぞ。まぁ今回全員動いたから情報収集は次のシーンでな。
創:仕方が無いなぁ。これで収集は一旦終了か。
GM:……あ、そうだ。一個言うの忘れてた。これは手番使わないんだけど、出来杉に連絡を取ることにより、任意の情報収集を自動成功扱いにすることができます。
玲仁:お?
GM:で、情報が届くのは次のシーンになるけどね。
創:なるほど。それ先に言っといてよー。
GM:シーンまだ終わってないから、今言っておけばどれかの情報を入手できるかもよ?
創:よしじゃあやってみようか。何が残ってたっけ。
GM:狙撃手についてと、出来杉についてだね。あと現在活動してる二人組のエージェントもか。
創:流石に出来杉に出来杉については聞けねぇんだよ(笑)。二人組にしようか。電話掛けるぞー。
GM:じゃあ3、4コール位してから出るよ。
創:あれ、遅い? まぁいいや、もしもし。何だっけ、バカ杉だっけ?
GM:「出来杉だ、雨宮」
博:ひっでぇ(笑)。
創:まぁなんでもいいや。アホ杉さん、何か今二人組のエージェントが動いてるとか何とか、そういう情報掴んだけどさ。そいつら何だっけ、俺知ってるような気もするんだけど思い出せないんだ。
GM:「その二人はセルリーダー直属の部下だったから余り俺等のような下っ端には話が通っていないんだ。今から調べるから待っててくれ」
創:おう、頼む頼むー。
GM:そういう訳で情報は次のシーンの最後に手に入ります。……あ、雨宮。一応〈知覚〉振ってくれ。
創:……俺に〈知覚〉を振らせるだと? あのトラウマが蘇るじゃないか! ※リプレイ・山の神参照
GM:あ、目標値は27ね。
創:……ダイス1個の〈知覚〉無しで27を出せと? 出してやろうじゃないか! ……8(一同爆笑)。
GM:じゃあ雨宮は電話について何も気付かなかったね。
冠:あー……。
GM:あ、面倒だからこれから〈知覚〉や〈RC〉の判定は全部達成値27で通すよ。
冠:了解っす。
玲仁:オッケー。
シーン4 情報収集、再び シーンプレイヤー:Free
まだまだ調査は終わらない。有能な調査員が少ない所為か、情報の集まりがいつもより遅い。思えば、器用な仕事ができる人員といえば冠と南条だけという事実。加えて南条は病床だ。
しかし、今回は出木杉のサポートもある。連絡員が雨宮という一点が不安だが、今は猫の手であっても借りたい状況なのだ。
GM:次のシーン、再び情報収集かな。
創:やったね。
GM:出木杉についてと狙撃についてが残ってるからね。あと〈調達〉判定とかしたければどうぞ。
創:〈調達〉か。まぁ買う物無いしなぁ。
GM:あと二人組についてはこのシーンの最後にならないと情報届かないしな。
創:まぁな。そうだ、シューターズジャケットって幾らで買えたっけ。
GM:シューターズジャケット? というより、出木杉については誰も裏取らなくて良いの?
冠:調べたいけど誰も血液取ってきてくれないもん。
創:流石に取りに行けって言われてもなぁ。
GM:〈情報:UGN〉で行けるよ。あとシューターズジャケットの購入は13。買いたければどうぞ。
創:13か、高いな。やっぱいいや。足りそうにねぇわ。
博:あと、何だっけ。狙撃についてもあったよな。
GM:うん、〈情報:UGN〉か〈情報:噂話〉。
博:【社会】低いからな……止めとくか。
玲仁:じゃあ俺もう一回やるわ。
GM:さっき10だったよね。じゃあ16と28。
創:16かぁ……。冠の《妖精の手》はあるが、お前財産5点だろ?
玲仁:5点だね。〈情報:噂話〉で聞いて回るか。
GM:付近で目撃者が居ないか聞いて回る感じかな?
玲仁:そんな感じだね。
博:そこら辺はツテを頼る感じか。
玲仁:じゃあお坊さんの服着てそこら辺歩き回りながら情報収集します。
創:寺の住職(笑)。
冠:そんな恰好で今までうろついてたの(笑)。
玲仁:いや、普通に私服だったけど敢えてその服着て情報収集する感じで。
GM:良いけどボーナスはつかないよ?
玲仁:別に良いよ、フレーバーだよ。ボーナスは求めてない。
創:で、《妖精の手》準備は?
冠:そうか、じゃあシーンインしとかないとな私。えっと(ダイスを振る)5。
玲仁:俺もだ。5点。
冠:そうだ、私ついでにマイナー使っていい?
GM:どうぞ。
冠:マイナーで《リミテッドイモータル》。これで侵蝕率61になって、HP10点回復。
GM:なるほど、回復エフェクトか。
玲仁:あれ、HP減ってたっけ?
冠:さっき貴人の礼装使ったからね。
創:じゃあ……やってみるのか?
冠:さぁこい。
GM:目標値は28だね。
玲仁:5Dあるから行ける……あっ、振る前に言うんじゃなかった。フラグや。
冠:せめて1個は回せよ?
玲仁:(ダイスを振る)……酷ぇ。
GM:1個も回ってない上に一番高いのは8か。
玲仁:1、2、2、4、8って……。
創:これどうする?
冠:いやー、ここで使っても意味ないよなぁ。
創:じゃあ俺も出るわ。侵蝕率は4点上昇。
GM:雨宮低いなぁ出目が。冠さんと10以上差がついてるぞ。
創:で、狙撃について調べるぞ。俺の射撃能力を甘く見るなよ。弾道も読めるんだぜ。と言う訳で……1と9。
冠:仕方ない、俺が行くか。〈情報:UGN〉だよね?
GM:行けるよ。
冠:じゃあそれで。コネ:UGN幹部を使うよー。これでダイスは6個。回れよ1個くらい……お、回った。更に《妖精の手》も使って、達成値30!
GM:28まで行ったね? ならまず難易度16の奴から。窓ガラス割れた方向から狙撃可能な地点を数百メートルに渡って調べた結果、どこにも狙撃主の形跡が無い事が分かった。
冠:何も分からないじゃないですか!?
GM::今のは16ね。
冠:はいはい、びっくりした(笑)。
GM:最後に28ね。分からなかったので更に周囲を探索して窓ガラスと全く関係無い方向も調査したところ、そちらの方に狙撃主の痕跡が見つかった。
冠:ほう。
創:これは知ってるぞ。銃を撃った時に更に別の銃で弾丸の軌道を変えたんだ!(一同爆笑)
GM:なんだってー(笑)。
創:俺ならできる!
博:お前だったのか!
創:お、俺じゃない! 俺は違う!
GM:まぁ、要約すると何らかのエフェクトにより弾道を曲げたか、空間そのものを曲げて撃ったか、そういうことが考えられるということだね。
冠:なるほど。
博:または銃を二丁か(笑)。
創:違う、銃を二丁じゃあれほど曲がらない。銃を六丁使えば行ける。
GM:で、距離そのものも1000m近く離れていたので、恐らくエンジェルハイロゥクラスの知覚能力が必要なのではないかという感じ。
玲仁:つまりはエンジェルハイロゥ/バロール/エグザイルのトライブリードの可能性が。
創:バロール? オルクスじゃないか多分。空間だろ?
玲仁:あぁそうか。
創:バロールはむしろ弾丸が叩き落されるぜ。
GM:まぁとりあえずそんな感じの能力者が狙撃していたのではないかと思われるね。
冠:らしいな。(判定失敗した二人を見ながら)この役立たずどもめ!
博:ひっでぇ(笑)。
GM:あと出木杉についての情報が残ってるが。
博:まだシーンインしてないのですが。えっと、出る。侵蝕率は6。
創:こいつも割と増えてるのか?
GM:まだ低いぞ、50は超えてなくね?
博:47かな。
GM:既に65の人もいるというのに。
冠:エフェクト2回使ったもん!
博:じゃあ出木杉についてね。
GM:これは難易度7ね。
博:えーと、9。
GM:問題無いね。出木杉についてね。出木杉秀雄はモルフェウス/ブラックドッグのクロスブリードで、主に兵器の製造と改造がセル内での仕事。戦闘はモルフェウス能力により、かつて自分自身が開発した武器と同性能のものを即座に錬成して味方を支援する。
創:素晴らしい。
冠:ふーん……。
玲仁:サポート型か。そういえば前に戦いはできないって言ってたな。
GM:攻撃能力は皆無。
創:そっかー、そんな奴だったっけなー。
GM:そんな奴だったよー。で、雨宮がFHに居た頃は、雨宮の銃のメンテナンスなんかもこいつの仕事でした。
創:マジかー。
博:銃六丁とか絶対こいつに作らせてたんだな……。
GM:ちなみに、彼の技術力によりFHG-666にダイス+1個のボーナスが付いたとまで言われている。
冠:マジかよそれすっげぇな。
創:相当だなおい。
GM:出木杉だからね。で、彼が言ってた通り妹が居て、元々身体が弱かったんだがオーヴァードに覚醒しても病気が何故か治らず、病気のままオーヴァードという状態になっている。
創:なるほどねー。
GM:で、その治療及び症状の研究の為にFHの研究施設に入院している。
創:それを救出したいと。それでFHを出たいと。
GM:そして共にUGNに行きたいと。ちなみに出木杉自体は全く好戦的な性格ではないですね。私の作った武器を使ってくれるならどこでもいいとか、そういう危険思想は持ってなかった。
創:マジで!? お前何のためにFH居たんだよ。
GM:覚醒したところをFHに拾われたんだよ。
創:お前それだったら欲望もっと磨けよおおおぉ!!
GM:欲望はこいつ「妹を救いたい」だよ?
創:駄目だな。
冠:ちょっと信用できないなぁ。
博:出木杉の妹ってさ、しずかちゃんの立ち絵しか出てこないんだけど。
GM:まぁイメージはそれでいいぞ。
創:じゃあオッケーかな。皆動いたよな?
玲仁:うん、動いたね。
博:あ、そうだ出木杉は。
GM:そうか、出木杉からの情報言ってなかったな。じゃあシーン終了前に電話が掛かってくるぞ。
創:なら出る。ようアホ杉ー。調子はどうだ?
GM:「……その呼び方は止めろ」
創:分かった、じゃあバカ杉で。
博:情報教えてくれなくなるぞ(笑)。
GM:「一応分かったことを言うぞ。二人組はキュマイラをメインとした白兵型と、エンジェルハイロゥをメインとした狙撃型らしい」
創:ふーん、く○モンと狙撃型か。
GM:「で、能力の詳細は不明。うちのデータベースには無かった。どうもセルリーダーが個別に管理していたらしい」
創:だってあいつ“工作員”じゃん? まぁ凄かったんだなぁ。
GM:「で、こいつら自身の情報を他に入手しようと思ったんだが、俺の技術力じゃ分からなかった」ちなみにこいつらも“工作員”持ってます。
創:お前の技術力は世界一じゃないのか?
GM:「世界一じゃねぇよ(泣)」
創:まぁ良いや。で、それだけか分かったの。
GM:そうだな、“工作員”を持ってるのは分かったかな。あとは、狙撃主の方が二人組では上司に当たるらしい。
創:白兵が部下なのか。
GM:あと戦闘スタイルだが、遠距離からチクチク攻めてくるタイプと、前に出て薙ぎ払う脳筋バカだな。
創:なるほど、前に出てくるのが射撃型だな! (一同爆笑)だって前に出る射撃型って俺と同じ戦闘スタイルじゃん?
GM:射撃型は前に出ないっす、射撃型は前に出ないっす!
博:あのー、普通遠距離からターンって撃つのがさ。
創:だって俺の銃20mしか届かないんだぜ?
博:う、うーん(笑)。
創:まぁ、ありがとうオスギ。助かったよ。
博:オスギになってるし(笑)。
GM:ちなみにこいつらの詳細な情報が欲しければ“工作員”の30を破れ。
創:……南条ー! なんじょおおお!!
GM:南条は現在病床だ(笑)。
創:チッ、使えない奴だ。
GM:……あ、そういえば出木杉に撃ち込まれた弾丸についての情報は渡していたかい?
創:撃ち込まれた弾丸は……調べたよね?
冠:調べたね。
GM:前のシーンの最後に伝えた?
創:言ってないね。
GM:言ってないか。じゃあ情報はここまでだね。
創:分かった。じゃあ助かったよ本当に。ありがとう出木杉。
玲仁:お、ちゃんと言った。
博:出木杉ってちゃんと言った!
創:みんなー、オスギからの情報が入ったぜー(一同爆笑)。
一同:駄目だこいつ(笑)。
創:と言う訳で情報共有をします。何か前線に出てくる射撃型と、後方からチクチクしてくる白兵型がいるっぽい。
博:本当にアホだ(笑)。
玲仁:それ、逆じゃないのか?
GM:(腹を抱えながら)絶対逆だ(笑)。
創:そうかなぁ? 良く分かんね。射撃型がキュマイラだっけ?
GM:こいつ馬鹿だー!!
玲仁:私の記憶だとキュマイラに遠距離攻撃はあまり無かった筈だが……。
創:あいつら石投げてるじゃんいっつも。
GM:《飛礫》か。
玲仁:なるほど。
GM:(小声で)……そうか、出木杉からの情報渡せなかった。
創:まぁ残念ながらこっちに電話持たせてる時点でそれは危ういと気付こうね。
GM:あ、そうだもう一回〈知覚〉振ってくれ。
創:ひゃっはー。……ファンブルですね(一同爆笑)。
GM:1、人はそれをファンブルと呼ぶ。
玲仁:ダブルクロスで滅多に見ないファンブル(笑)。
創:そうだね。
博:もうこいつ声すら誰のか分かってないだろ。
GM:これ電話相手が別人に変わっててもこいつ気付かないんじゃね?
創:簡単にオレオレ詐欺に引っかか……らないか。あ? お前撃ち殺すぞ? みたいな感じ。
GM:さて、これでシーン終了だな。
続きます。
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