機巧デッキのカード紹介

遊戯王

機巧デッキについて教えて欲しい旨のお話が来ましたので、急遽カードの使い方をまとめました。今後綺麗にまとめたいですが、暫定で…よろしくお願いします。

機巧カード紹介

①機巧菟(以下機巧は名称省略します、長いので…あとレベル順です)

 召喚時展開効果はあるが、思ったほど使わない。手札から上手く出せなかった機巧牙や機巧狐を出して後続へ繋いだり、カードガンナーを出して墓地肥やししたりします。

 墓地効果は非常に優秀で攻守同じ機械族の打点集約。展開力はあるけど守備表示で出がちなこのデッキでは、守備表示の高打点持ちを火力として利用できます。

 なお1体しか攻撃できない制約もつきますが、ジャガーノート・リーベであれば同様の制約があり、かつX素材数+1回攻撃可能なので相性抜群です。

②鳥

 場の攻守同じ機械族をリリースして、それよりレベルの低い同条件のモンスターをデッキから特殊召喚。自身をリリースすればレベル1を展開できます。

 高レベルのものをリリースすれば展開の幅も広がるので選択肢は広いです。墓穴の指名者を警戒する場合には自身をリリースするのは避けるのが良いでしょう。

 デッキから展開するので機巧狐の特殊召喚トリガーにもなるので相性良し。レベル1で展開できるものはサイバードラゴン系列と機巧莵。場合に応じて使い分けましょう。

 墓地効果は裏側除外の中から攻守同じ機械族を手札に加える効果。機巧蛇や強欲で貪欲な壺で裏側除外を増やせば手札に加える選択肢も広まり対応力が上がります。

 純粋に強力な墓地効果なので積極的に墓地に集めるのが良いです。

③蛙

 場に出た時に攻守同じ機械族をデッキトップに置けます。一歩遅いので使い道は以下の4通り。難しい所なので意識しないなら効果使わなくても良いです。

 1) 欲しいカードをトップに置き、フィールド魔法効果で手札に持ってくる。

 2) 欲しいカードをトップに置き、機巧蛇or強欲で謙虚な壺で裏側除外して機巧鳥の墓地効果で手札に加える。

 3) 墓地に落としたいカードをトップに置き、カードガンナーの効果で墓地へ落す

 4) 特に意味は無いが発動して、相手の効果無効を誘う

 墓地効果が主役で、墓地の攻守同じ機械族を蘇生できます。守備表示限定ですが完全蘇生なので、状況に応じて使い分けましょう。こちらも積極的に墓地へ集めましょう。

④猪

 場に攻守同じ機械族がいると手札から特殊召喚できます。展開として優秀で、かつ打点も下級としては高めなので便利です。

 墓地効果は場の攻守同じ機械族を対象にとって、それよりレベルの低い攻守同じ機械族をデッキから落とし、そのレベル×100攻守を上げる。

 ①~③の機巧達は墓地効果が強力なのでこちらを落とすのがメインです。あとは《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》を落とせば《サイバー・ドラゴン》をサーチor墓地から回収できます。

 既に機巧蛙が墓地にいれば蘇生したいものを落とすのも手です。場に9,10レベルがいるのであれば是非機巧蛇を落としましょう。あるのと無いのでは対応力が段違いです。

 打点アップはおまけです。意識してなくても大丈夫と思います。

⑤嘴

 通常召喚されたモンスターをリリースして特殊召喚できます。このデッキは通常召喚で出せるモンスターは弱い+墓地効果の方が優秀なので、出せる状況なら出してしまって良いです。

 召喚・特殊召喚したターンに追加で召喚ができます。あくまで召喚なので、レベルの高いモンスターを出すにはリリースが必要です。

 機巧嘴はレベル5の機械族なので、この効果で機巧鳥召喚⇒機巧鳥自身をリリースしてデッキから《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》特殊召喚⇒ヘルツ効果で自身をレベル5に変更、といけば

 ランク5の《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》、そこから重ねて《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》を出すことができます。

 リリースされたときに回復できるのは完全におまけですので、気にしなくてよいです。

⑥牙

 自分の除外が6枚以上あればリリースなしで召喚できます。あくまで召喚なのでご注意を。

 場に出ると手札のモンスターを捨てることで攻守同じモンスターをサーチできます。手札から展開しやすい機巧蛇・機巧蹄・機巧辰等の大型か、《サイバー・ドラゴン・ネクステア》がおすすめです。

 破壊されると除外されたカードを6枚デッキに戻せます。リソース回復できますが狙ってやることもないので発動すればラッキー程度で考えましょう。

⑦狐

 デッキからモンスターが特殊召喚されると、手札から自身を特殊召喚できます。相手がデッキから出せば相手ターン中でも出すことが可能です。

 ただし最近の環境ではデッキから直接出すことは意外と少ないので、自分自身でデッキから出して展開することも考えましょう。

 機巧鳥、《ワン・フォー・ワン》、《緊急ダイヤ》などが利用できます。

 召喚・特殊召喚時に相手のモンスターを対象にして、それと属性が同じで、攻守の値が一致しているモンスターをデッキから出せます。相手依存ですが、この機巧デッキは全属性揃っているので

 なにかしら出せるでしょう。

 炎:機巧蹄のみ まぁ炎属性自体が少ないので……

 水:機巧猪 or 機巧辰 どちらかといえばアクセスしずらい機巧辰を出すのがおすすめです。

 風:機巧莵 or 機巧牙 or 《旋風機ストリボーグ》 打点アップ、サーチ、バウンス除去 状況に合わせて。ストリボーグはレベル5なので《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》を狙うにも有効。

 地:機巧蛙 or 機巧狐 or 《カードガンナー》 おすすめは《カードガンナー》。墓地が肥やせる上に破壊されると1ドローできます。次点で蘇生効果のある機巧蛙。機巧狐はバーン狙いで。

 光:機巧鳥 or 機巧嘴 or サイバードラゴン系 機巧鳥は場の効果、墓地効果共に優秀 サイバードラゴン系はヘルツとネクステア どちらも優秀なので手札・場・墓地と相談で。

 闇:機巧蛇 一択ですが一番重要な機巧蛇を出せるので、手札・墓地に機巧蛇がいない場合には積極的に狙いたい。

 

 相手の召喚・特殊召喚時のバーンは300ダメージと低いが、終盤ライフが減ってくると制圧として機能します。序盤でもキルラインを低くできるので有用です。

⑧蛇

 デッキトップを8枚裏側除外することで手札・墓地から出てくる最重要カード。発動タイミングも自由なので、攻めにも守りにも使えます。

 このカードを上手く使いこなすことが勝利のカギになりますので、見極めて下さい……。

 コストの裏側除外も、機巧鳥の墓地効果で回収するモンスターの選択肢を増やすことに繋がります。

 場での効果はEXデッキを裏側で3枚除外して、表側のモンスターを破壊。シンプルですが役立つことも多いです。自身の効果はいずれか1つしか使えないため、使いどころは吟味しましょう……。

⑨蹄

 EXゾーンにモンスターがいると手札から特殊召喚できます。昨今ではリンク召喚以外ではEXゾーンは使用しないことも多いため、出したい場合は自分でリンク召喚、もしくはEXゾーンへ

 エクシーズ・融合召喚するなどもしてください。

 場での効果は、EXゾーンのモンスターを自身の装備カードにする効果。場を離すことなく除去できるため、特に【閃刀姫】相手に有効になります。

 さらにこのカードがモンスターを戦闘破壊した場合には、装備しているモンスターを特殊召喚できます。

 レベル9なので墓地の機巧猪の対象にすれば機巧蛇が落とせますし、貴重な炎属性に対応する機巧ですので、活躍所は限られますが優秀なモンスターです。

⑩辰

 EXデッキから出たモンスターが2体以上いる場合特殊召喚できます。比較的簡単に出すことができるため優秀です。蘇生したモンスターはカウントしないので注意。

 場での効果はEXデッキから出たモンスターを1500ライフを引き換えにすべて破壊する効果。なんとターン1が無いので回数制限付きの破壊耐性なんかも複数回使うことで強引に突破可能です。

 ただし効果を使うとモンスター1体でしか攻撃できなくなります。デメリットが重なるジャガーノートリーベを使ったり、機巧莵の打点集約を活かしていきましょう。

 相手によって墓地へ送られると、相手の墓地のモンスターを除外してその攻撃力分回復できます。対象を取らない除外のためこれも優秀。回復もおまけですが役立ちます。

 レベル10なのでランク10エクシーズの素材になれ、《機関重連アンガー・ナックル》で蘇生もできるため場に出す機会も多めです。攻守2950もあり大いに役立つでしょう。

他の機巧ステータスのモンスターについて

・《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》

 レベル1 攻守100のカテゴリ【サイバー・ドラゴン】モンスター。

 場と墓地では《サイバー・ドラゴン》扱いになるため、各種サイバードラゴン融合・リンクの素材となれます。

 墓地へ行くとデッキ・墓地から《サイバー・ドラゴン》を手札に加えられます。墓地に何もいなければデッキから《サイバー・ドラゴン》を加えましょう。

 なお自身および後述の《サイバー・ドラゴン・ネクステア》は墓地で《サイバー・ドラゴン》名称になるため、この効果で回収可能です。特にネクステアは非常に有用な効果を持っていますので、

 是非回収して何度も使っていきましょう。

・《サイバー・ドラゴン・ネクステア》

 レベル1 攻守200のカテゴリ【サイバー・ドラゴン】モンスター

 ヘルツと同様に場と墓地で《サイバー・ドラゴン》になるため、各種サイドラ素材になれます。

 また、手札のモンスター1枚を捨てて、手札から特殊召喚することが可能です。展開効果は有用ですし、手札のモンスターを捨てるのも下級の機巧が墓地効果持ちなので無駄がないです。

 さらに特殊召喚時に墓地の攻撃力or守備力が2100の機械族を蘇生できます。

 本デッキで言えば《サイバー・ドラゴン》、《アークジェット・ライト・クラフター》、《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》、《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》、《ディンギルス》、《無限起動アース・シェイカー》、《サイバー・ドラゴン・ズィーガー》と多岐にわたります。

 特に特殊召喚するとランク9を出すことができる《アークジェット・ライト・クラフター》と、素材を自前で供給できる《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》、

 特殊召喚時に効果が発揮される《ディンギルス》が強く、対応力を高めてくれます。

 注意点は、この効果を使うと機械族しか出せなくなる点。デッキの9割以上が機械族ではありますが、《ペンテスタッグ》が有用ながらサイバース族です。忘れないようにしましょう。

・《カードガンナー》

 レベル3 攻守400の地属性モンスター。

 デッキトップを3枚まで墓地へ送ることで、攻撃力を枚数×500アップさせます。

 正直打点上昇はおまけで、墓地を肥やせる点が最重要です。デッキトップを墓地へ送るのは効果ではなくコストですので、《カードガンナー》の効果が無効になっていても使用できます。

 よって効果を無効にしてデッキから特殊召喚する《緊急ダイヤ》での特殊召喚筆頭候補になります。同じく無効にして特殊召喚する《アークジェット・ライト・クラフター》も〇。

 また、破壊されたときに1ドローできるのも見逃せません。かつ、地属性機械族ですので墓地に《マシンナーズ・カーネル》がいれば破壊時にカーネルを蘇生できます。

 総じて優秀なので、場合によっては機巧蛙で蘇生するのも検討できるでしょう。

・《旋風機ストリボーグ》

 レベル5 攻守2200の風属性モンスター。

 手札を捨てることで同じ列のカードを全て手札に戻します。対象を取らず、かつ破壊以外の除去、魔法罠モンスター問わないという点で非常に優れています。

 機巧狐の風属性の選択肢を広げる意味でも個人的に推したいです。

 またアドバンス召喚時にはリリースしたモンスターを手札に戻します。手札コストを捻出できるほか、手札から展開できる機巧や、特殊召喚時に効果を発揮する《サイバー・ドラゴン・ネクステア》

 もいますので、活用できると展開幅が広がります。

 かつ、レベル5機械族なので《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》⇒《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》へ繋げることも可能です。

その他モンスターについて

・《サイバー・ドラゴン》

 《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》の効果でサーチできるため採用。相手の場のみモンスターがいれば特殊召喚できるほか、《サイバー・ドラゴン・ネクステア》で蘇生もできます。

 各種キメラティック系の素材、《サイバー・ドラゴン・ズィーガー》や《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》の素材にも使え便利という他ありません。

・《アークジェット・ライト・クラフター》

 レベル9、守備力2100の機械族。

 場にモンスターがいない場合リリース無しで召喚できます。そして召喚・特殊召喚時に墓地のレベル8以下の機械族を効果無効で蘇生し、レベルを9に変更します。

 これにより、ランク9のモンスターがエクシーズ召喚可能となります。ただし【このモンスターが場にいる間、機械族エクシーズしか出せない】縛りがつきます。ご注意を。

 蘇生するのはレベル8以下の機械族なら何でも良いですが、できれば有益なのを蘇生したいところです。一例を。

 1) 《カードガンナー》 効果無効でもデッキトップを墓地に送ることは可能です。是非狙いましょう。

 2) 《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》 墓地に送られた際にサイバードラゴンを回収できます。エクシーズ素材に加えておいて、回収すう機会をうかがいましょう。

 また、蘇生したモンスターがレベル9になるので、攻守が同じものを蘇生すれば、墓地の機巧猪の対象にすることでレベル8以下のモンスターを墓地におくれます。機巧蛇を送れますよ!

 

 このモンスターは守備2100なので《サイバー・ドラゴン・ネクステア》で蘇生できるのも見逃せません。一気に展開できます。

 ランク9の機械族エクシーズは2種類採用していますが、双方突破力に優れていますので状況に応じて使い分けていきましょう。

・《マシンナーズ・カーネル》

 レベル10の機械族モンスターです。

 このカードは通常召喚できないため、基本的には《緊急ダイヤ》での特殊召喚、《機関重連アンガー・ナックル》の効果、もしくは自身の効果による特殊召喚を狙いましょう。

 このカードが墓地にいる状態で、地属性機械族の自分のモンスターが破壊されると、墓地から特殊召喚されます。

 攻撃力3000が強いのは言うまでもなく、さらには好きなタイミングで、自分の場の機械族を破壊し、その攻撃力以下の相手モンスターをすべて破壊する効果が使えます。

 自身を破壊すれば3000以下のモンスターを全て破壊できるため、圧倒的です。このため、墓地にこのカードがある場合には、リンク召喚などで場のモンスターを地属性に換えておくと

 プレッシャーをかけることが可能です。

 

 また、レベル10のためランク10のエクシーズ召喚をするのにも有用です。詳しくは後で書いていますので狙っていきましょう。

魔法について

・《緊急ダイヤ》

 このデッキにおいて、発動できれば相当な有利を取れるカードです。

 相手の方がモンスターが多い状況でしか使えませんが、基本後攻を取るデッキなので問題ないでしょう。

 デッキからレベル4以下とレベル5以上の地属性・機械族を特殊召喚できます。出せるカードは以下の通り。

 レベル4以下 機巧蛙、《カードガンナー》

 レベル5以上 機巧狐、《マシンナーズ・カーネル》

 おすすめは《カードガンナー》と《マシンナーズ・カーネル》です。効果無効ですが、《カードガンナー》は墓地肥やし自体は可能ですし、《マシンナーズ・カーネル》は墓地においておくことで

 非常に有効に働きます。また、ランク10のエクシーズ召喚も狙いやすくなりますね。

 発動後は機械族以外攻撃宣言できませんが、まったくもって問題ありません。

 セットされた状態で墓地へ送られると、レベル10機械族をサーチできます。一応。使うことはほぼほぼないでしょう。

 なんにせよ最重要カードの1枚です。できれば他のカードに相手の《灰流うらら》を消費させ、このカードを通しましょう。ただし……次に紹介するカードが手札にあれば話は別となります。

・《隣の芝刈り》

 このデッキの最強カードです。相手と自分のデッキの枚数差だけ、デッキから墓地へカードを落とします。

 機巧は墓地効果が強力なので、これが決まるともう、ほぼ勝ったも同然です(たまに負けますが)

 なので、手札に他にデッキに触るカードがあれば、先にそれを使って相手の《灰流うらら》を消費させる、もしくは無いことを確認した上で、このカードを通すようにしましょう。

・《強欲で貪欲な壺》

汎用ドローカードですが、このデッキでは一味違います。裏側除外のカードを手札に加えられる機巧鳥の存在が大きいです。

 

・《ライトニング・ストーム》《ツイン・ツイスター》《ギャラクシー・サイクロン》《禁じられた一滴》

 後攻用の、相手の盤面を除去するカードです。相手の万全な場を少しでも荒らして攻め込みやすくしましょう。

 コストのあるカードも、墓地効果を活用していけるのでよく選択しましょう。

・《ワンフォーワン》

 ちっちゃいサイバードラゴン系や、莵を出せるね! あとはデッキからの召喚なので、機巧狐の特殊召喚トリガーに使えます。

・《おろかな埋葬》

 最優先で落としたいのは、機巧蛇か《マシンナーズ・カーネル》です。《サイバー・ドラゴン・ネクステア》が出せる状況であれば《アークジェット・ライト・クラフター》も良いでしょう。あとは墓地や裏側除外の状況と要相談…難しいカードです。

EXデッキのモンスターについて

①エクシーズモンスター

・《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》

 ランク5のエクシーズ。主に《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》の下敷きです。

 実は下敷きになる以外に、《サイバードラゴン》の展開効果や手札・場の《サイバー・ドラゴン》を除外して攻撃力を2100上げたりもできるので、状況によってはそのまま攻撃した方が強かったりもします。

 出し方の例① 機巧嘴 特殊召喚 ⇒ 機巧嘴効果で手札の機巧鳥召喚 ⇒ 機巧鳥効果で機巧鳥をリリースし、デッキから《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》を特殊召喚

        ⇒《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》の効果でレベルを5に変更 機巧嘴と《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》でエクシーズ召喚

・《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》

 ランク6ですが、《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》に重ねて出すことで実質ランク5扱いで出せます。というかこのデッキでは光属性機械族レベル6が3体用意できないので……

 このデッキで制圧できる数少ない存在です。ただ実際のところ制圧しないといけない段階に来ると既に苦しいので、出番自体は多くはないです。

 むしろ攻撃表示のモンスターを自身の素材にできる効果が強力で、相手の盤面突破に一役買います。場を離さない除去なので【閃刀姫】相手にも刺さりますね。

・《宵星の機神ディンギルス》

 ランク8のエクシーズ。出し方は機巧蛇+《キメラティック・フォートレス・ドラゴン》が殆ど。

 対象を取らず破壊を介さない除去が可能。また除外されている機械族を素材に加える選択も取る事ができます。

 場のカードが破壊される際に素材を取り除く効果も優秀で、壁としても大変役立ちます。また相手に強い攻撃表示しかいない場合でも、耐性を活かして攻撃してアーゼウスを出すことも可能。

 除去or除外回収効果は実はエクシーズ召喚時ではなく「特殊召喚時」の効果のため、守備2100で《サイバー・ドラゴン・ネクステア》で蘇生しても使用できます。

 困ったときに頼りになる1枚です。

 出し方の例① 機巧蛇を自身の効果で特殊召喚 ⇒ 《サイバー・ドラゴン・ネクステア》を召喚 ⇒ ネクステア効果で攻撃2100の《サイバー・ドラゴン》を特殊召喚

        ⇒《サイバー・ドラゴン》と《サイバー・ドラゴン・ネクステア》を墓地へ送り、《キメラティック・フォートレス・ドラゴン》を特殊召喚

        ⇒2体のレベル8モンスターでエクシーズ召喚

・《無限起動アースシェイカー》

 ランク9のエクシーズ。出し方は専ら《アークジェット・ライト・クラフター》から。

 素材を任意の数取り除いて、その数まで対象にとって破壊できます。数を除去したい時に出します。

 また、攻撃力が3100と高く、さらに戦闘破壊すると破壊したモンスターを素材として吸収も可能。

 地味に守備が2100であり、《サイバー・ドラゴン・ネクステア》で蘇生もできます。素材の供給も自力でできるため、蘇生先として優秀。

 場の機械族リンクモンスターを素材にして守備表示ですが場に戻ってくることもできます。臨機応変に立ち回れますね。

 

 ただしもう1体のランク9である《幻子力空母エンター・プラズニル》の効果が優秀なので、ちょっと出番は控えめです。

・《幻子力空母エンター・プラズニル》

 同じくランク9のエクシーズ。場・手札・墓地・デッキトップの中から1つを選び、そこのカードを1枚対象を取らずに除外できます。非常に強い。

 効果がシンプルで良い上に、風属性であることもポイント。最近流行っている【鉄獣戦線】で出てくる《烈風の結界像》の影響下でも出せる可能性があります。下記はその例です。

 出し方の例① 場にモンスターがいないときに、《アークジェット・ライト・クラフター》をリリース無しで召喚

        ⇒《アークジェット・ライト・クラフター》の効果で、墓地の風属性機械族を蘇生 レベルを9に変更

        ⇒2体のレベル9モンスターでエクシーズ召喚

 相手ターンにできることは無いので、攻撃したあとはアーゼウスを重ねてエクシーズ召喚してしまいましょう。

・《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》

 ランク10のエクシーズ。素材を取り除いて2000ダメージを与えるシンプルかつ強力な効果です。

 さらにこの上に重ねて《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》を出し、効果を使いダイレクトアタックできればワンキルが成立します。

 基本的には下敷き要員ですね。他に活用することはそんなにないです。一応攻守3000なので機巧サポートが受けられます。

 出し方の例(レベル10の展開方法) ①《緊急ダイヤ》で《マシンナーズ・カーネル》を特殊召喚する

                  ②機械族2体で《機関重連アンガー・ナックル》をリンク召喚し、自身の効果でレベル10機械族を蘇生する。

                  ③機巧蛙の効果で墓地の機巧辰を蘇生する

                  ④機巧狐の効果で相手の水属性モンスターを対象に取り、デッキから機巧辰を特殊召喚する。

                  ⑤EXゾーンのモンスターとサイバー・ドラゴンモンスターを墓地へ送り《キメラティック・メガフリート・ドラゴン》を特殊召喚【超重要!】

 ⑤の出し方は場合によっては除去しながらレベル10を出せますし、自分でEXゾーンにモンスターが用意できれば+サイバードラゴン系列さえいれば出せます。

 よってこの出し方を念頭にいれることでランク10のモンスターはぐっと出しやすくなるでしょう。

・《超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》

 ランク10のエクシーズ。こちらは守備4000に加えて、好きなタイミングでモンスター1体に完全耐性を与えます。

 どちらかといえば防御寄りの効果なので、防戦に入らざるを得ない時に出しましょう。

・《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》

 ランク11ですが、ランク10の地属性機械族エクシーズに重ねて出せるので、実質ランク10となります。

 このモンスターの売りはとにかく突破力、素材を取り除くと攻撃力・守備力を+2000できます。6000打点で攻撃できるわけですね。

 さらにエクシーズ素材の数+1回モンスターに攻撃できるため、たいていの場合2回攻撃が可能です。

 加えてこのモンスターも攻守が同じ機械族ですので、機巧莵による打点集約も可能。

 注意としては、機巧莵の効果は「元々の攻撃力を集約した値」にするため、先に自己強化+2000を使ってしまうと機巧莵の効果で消えてしまいます。順番を間違えないように。

・《天霆號アーゼウス》

 ランク12ですが、そのターンにエクシーズモンスターが戦闘を行なっている場合、エクシーズモンスターの上に重ねて召喚できます。

 好きなタイミングで使えるリセット効果は強力無比であり、このデッキは制圧が少ないこともあって相手にターンを回す状況であれば、出せるなら出さない手はありません。

 なお、攻守同じ機械族なので機巧のサポートに対応します役立つ場面は……うーん。まぁ機巧蛙で蘇生もできるので覚えておくと役立つこともあるかも知れないですね。

 

②融合モンスター

・《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》

 《サイバー・ドラゴン》と機械族1体以上を墓地へ送ることで特殊召喚できます。なんと素材は「相手の場」でも構いません。

 相手が機械族使いであれば、《サイバー・ドラゴン》さえ出せれば相手の機械族モンスターを巻き込んで特殊召喚できます。しかも「相手によって」墓地へ送った扱いにならないため、

 機械族である【閃刀姫】リンクも安全に除去可能です。

 そして融合素材の数×1000の攻撃力になるため、素材が増えるほど火力がアップします。

 相手が機械族を使わない場合は自分の場のみで特殊召喚することになります。この場合の用途としては、主にレベル8のモンスターを作ることにあります。

 《サイバードラゴン》+機械族1体をレベル8のこのモンスターに変換し、機巧蛇を特殊召喚すれば、ランク8の《宵星の機神ディンギルス》をエクシーズ召喚できます。

 

 最近よく見る機械族と言えば……アーゼウスがいますね。相手がアーゼウスを出したら、サイバードラゴンを1体ぽつんと出して様子をみて、何もしないようであれば素材として

 倒してしまいましょう。

・《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》

 《サイバードラゴン》とEXゾーンのモンスター1体以上で出せ、素材の数×1200の攻撃力になる効果があります。

 こちらはEXゾーンであれば種族を問わないため、強力なリンクモンスターメタになります。こちらも「相手の場」のモンスターを素材にできます。

 何度も出て来てますが【閃刀姫】はもちろん、【鉄獣戦線】や【@イグニスター】相手にも強力な除去として働きます。

 効果を受けないモンスターなども問答無用です。

 また、このモンスターはレベル10なので、自分でEXゾーンにモンスターを出して、それを素材にして能動的にレベル10を作り出すことが可能です。

 加えて元々は攻守0のモンスターなので、機巧サポートを組み合わせることも可能であったりします。

 このカードを上手く使うことで展開力と突破力が圧倒的に広がります。常に頭の片隅にいれておきましょう。

③リンクモンスター

・《機関重連アンガー・ナックル》

 機械族2体で出せるリンクモンスターです。

 自分・相手のメインフェイズに場か手札のモンスターを墓地へ送ることで、墓地のレベル10機械族を効果無効・守備表示で蘇生できます。

 メインフェイズ中であれば好きなタイミングで打てますので、何かと便利です。

 特殊召喚先はこのデッキでは機巧辰、《マシンナーズ・カーネル》、《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》になります。特に相性が良いのは機巧辰で、相手によって墓地に送られたときに発動する効果があり、守備も2950あるため優秀な壁になります

 もう一つの効果は、手札か場のモンスターを墓地に送り、墓地にいる自身を蘇生する効果。

 機巧は墓地効果が優秀なものも多いため、敢えてこの効果で墓地へ送ることも考えましょう。特に手札から墓地へ送れるのは便利です。

 自分のターンに自身を蘇生、相手のターンに自身を墓地へ送ってレベル10を蘇生、という風にして壁を作り出すこともできます。

 また、ランク10のモンスターを作る際にも非常に役立ちます。例えば手順としては、

 ①《緊急ダイヤ》で《カードガンナー》と《マシンナーズ・カーネル》を特殊召喚 (その後《カードガンナー》の効果で墓地肥やしも忘れずに)

 ②《カードガンナー》と《マシンナーズ・カーネル》を素材に、《機関重連アンガー・ナックル》をリンク召喚

 ③手札のモンスターを捨てて《機関重連アンガー・ナックル》の効果発動し、《マシンナーズ・カーネル》を蘇生

 ④《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》もしくは《サイバードラゴンネクステア》を召喚

 ⑤《サイバー・ドラゴン》とEXゾーンの《機関重連アンガー・ナックル》で、《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》を特殊召喚

 このような手順でレベル10を2体並べることも可能です。非常に使える手段なので覚えておきましょう。

 後このモンスターは地属性ですので、破壊されれば墓地の《マシンナーズ・カーネル》を蘇生できます。敢えて場の地属性以外のモンスターを素材にしてリンク召喚し、

 相手にターンを渡すのもテクニックです。覚えておきましょう。特に機巧蛇は相手ターンにも蘇生でき、場に残しておかなくても良いため素材にしてしまって良いでしょう。

・《クリフォート・ゲニウス》

 機械族2体で出せるリンクモンスター。

 自分と相手の表側のカードを対象に、そのターン中効果を無効にします。こちらはどちらかと言えば厄介な効果を一時的に止める用です。

 また、自身は魔法・罠・リンクモンスターの発動した効果を受けません。それを知らない相手はまんまとこのカードに除去や無効効果などをうってくれたりします。

 他に、このカードのリンク先に機械族が同時に2体特殊召喚された場合、レベル5以上の機械族をサーチする効果もあります……が、このデッキでそれをやるには《緊急ダイヤ》を

 使うしかないため、無いものとして考えましょう。

 

 ちなみにこちらも地属性機械族です。耐性もあいまってやはり墓地の《マシンナーズ・カーネル》を特殊召喚しやすいです。相手にターンを渡す際にはこちらも意識してみましょう。

・《サイバー・ドラゴン・ズィーガー》

 《サイバー・ドラゴン》モンスター1体を含む機械族2体で出せます。

 こちらは打点要員です。攻撃力2100以上の機械族の攻撃力を2100上昇させます。バトルフェイズ、かつ自身が攻撃宣言していない状態が使用条件です。

 単独で4200打点になれますし、他のモンスターの強化にしようするのもありです。

 ただしこの効果を使うと、自身は戦闘ダメージを与えられなくなるデメリットは覚えておきましょう。基本的に他のモンスターに使う方が良いですね。

 また、このモンスターは攻撃力2100ですので、《サイバー・ドラゴン・ネクステア》で蘇生できます。こちらも強力なモンスターですので覚えておいて損は無いですね。

・《ペンテスタッグ》

 効果モンスター2体で出せるサイバースモンスターです。

 このデッキで手札誘発を除けば唯一の機械族以外のモンスターです。よって、出したい時には先に《サイバー・ドラゴン・ネクステア》や機巧嘴の効果を使わないようにしましょう。

 何故このカードが入っているかというと、リンク状態のモンスターに貫通効果を付与できるからです。

 いくら攻撃力が高くても、守備表示にされるとダメージが通らない……そういう時に活用します。

 リンク状態にしなければならないため、こちらを使う際にはいつも以上にモンスターを出す位置に気を付けてください。リンク先は上下なので、このカードの真下に

貫通効果を付けたいモンスターを出せば問題ないかと。

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