※これ以前の内容を読んでいない方は、先にそちらを読むことをお勧めします。
ミドルフェイズ
シーン1 手探りの情報収集 シーンプレイヤー：Free
放火事件に都市伝説。加えて謎のマジックサークル。色々と気になることはあるのだが、当面の問題はやはり“メテオストリーム”の存在か。UGNの面々は、それぞれ調査を開始する。
GM：じゃあミドルフェイズです。今回普通に情報収集やっても良いんですが……マップを用意しました。
護：は？
冠：え？ 情報収集用のマップってこと？
総士：UGN支部って駅前にあったんだ。へー。
GM：駅前って訳ではないかな。同じ区域にあるっていう感じでお願いします。んで、このシーンでは調べたい場所を選んで情報収集を行えます。調べられる回数は一人三回までです。
護：じゃあミドル登場します？
冠：これは、好きな場所に登場して調べればいいの？
護：というかさ、僕都市伝説の話を聞かされただけで正直事件に何も関わってないんだけど？
GM：うん、まだ関わってないね。
冠：そもそも放火はどこで起こってるの？
GM：じゃあ放火事件がどこで起こってるか調べてもらいますか。
冠：それUGN支部で調べられるの？
GM：調べられるよ。調べるなら登場どうぞ。
冠：はいはい。えっと8。侵蝕率は46。今まで火災がどこで起きたか調べて良いかな？ 調べて良い？〈情報：UGN〉でオッケー？
GM：どうぞ。目標値は6で。
冠：9です。
GM：分かるね。放火は東側が狙われています。
冠：東側？
護：あれ？ 支部の傍でも起きたんじゃないの？
総士：まぁ東寄りだったという感じだよな。俺確か大学に居るんだろ？ 大学調べられる？
GM：良いでしょう。目標値は6と10
総士：侵蝕率は7上昇。情報収集チームを使う。ウォルター、情報収集を手伝ってくれ。
護：チーム（ウォルター）だからねぇ（笑）。
総士：という訳でウォルターと共に情報収集を行います。……って、クリティカルしたー！ 流石ウォルター、達成値14。
GM：うん、余裕で分かるね。一昨日の出来事である。大学の廃校舎から火の手が上がった。突然何の前触れも無く燃え上がったそうで、警察の調べによると着火剤は無かったという。自然発火としか考えられないがどう考えてもおかしい。
総士：へぇ。
冠：じゃあ次は……あ、木見はまだ関わる理由が無いのか。
護：全くないからなぁ、現状。
冠：都市伝説でも調べる？
護：いや、調べないよ全く興味ない。
冠：なら次私動きますかね。あぁそうださっき聞き忘れてたんだけど、放火での被害はどうなってんの？
総士：そうそう、着火剤とかその辺は良いんだけど、被害者の方が気になる。
GM：えーとね、被害者はどの事件でも居ない。
総士：犠牲者出てないならなぁ。古い建物燃やしてるだけだし良い気もするけど。
GM：しかも焼くにしても中途半端なんだよな。
護：うーん、“メテオストリーム”さん地味な事してるなぁ。
総士：これまででかい事件ばかりだったからな……。
GM：“メテオストリーム”について調べることもできるよ。
総士：俺今外にいるし、冠さん頼んで良い？
冠：オッケー。
GM：“メテオストリーム”の情報ですが、目標値が8、18、32、47です。
護：まず無理だな。
GM：ただしボーナスとして、成功した場合成功した目標値の半分を次の判定に持ち越せます。18の判定に成功したら、次は達成値9を持ち越せる感じ。
冠：ふむ。仕方ない本気出すか。HPを15点消費。貴人の礼装3倍掛け。達成値を+15します。
総士：貴人の礼装そんな強いんか？
冠：ただしHP消費あるしシナリオ3回だけどね。
総士：3回全部使ったのか（笑）。
冠：あとコネ：UGN幹部も使うよー。というわけで……クリティカル出てないから《妖精の手》も使う。それで……30か。財産点2点使って32。
GM：なら8、18、32の情報が抜けます。えっと、“メテオストリーム”について8の情報。FHの戦闘指導教官に数か月前に着任したと言われる若者です。中性的な顔立ち、性別までは分からないそうです。
総士：分からないのか。
GM：決まったセルに属さず、教え子のいる地域に赴くスタイルを取っているらしい。
冠：ほうほう。続きどうぞ。
GM：では18。アクティブな教官で、生徒の前で破壊活動を行ったり、実践演習として生徒に破壊活動をさせたりしています。
護：まぁFHだしなぁ。
GM：シンドロームはサラマンダー／オルクス／ブラム＝ストーカーであり、破壊活動には主にサラマンダーのエフェクトを多用しています。大規模な破壊を好む傾向があります。
冠：……あれ、こいつじゃないんじゃね！？
GM：32の情報。意外と丁寧な所があり、順序立てて物事を進行することを好む。特に教え子に指導する場合はそれが顕著であり、今回の事件での火の点き方などを考えると“メテオストリーム”が教え子にやらせている可能性が高く、本人はどこかで監督をしていると思われる。
冠：霧谷さん良くそこまで読んだな凄いな（笑）。
総士：流石ソラリスピュア。
冠：情報はこれだけね。オッケー、私じゃあ《リミテッドイモータル》使いますね。しずかちゃんの血を吸ってHP回復（一同爆笑）。
総士：しずかちゃんうちの支部に居るんだね。
護：保護したんじゃないの？
総士：保護したけど、他の施設に行くとか訓練施設に行くとか考えてたんだけど。
冠：だってこの街から出ると周り全部FHなんだろ？
GM：何それ怖い。
総士：いやこの街はそういう設定なんだよ。近場の支部はコードウェル博士帰還の際に全部FHに寝返った。
護：別の支部に移動させる間にFHに狙われる可能性は高いよなぁ。
総士：そうかそうか。なら戦力の整っているこの支部で雨宮にでも守らせておいた方が良いか。兄妹揃って雨宮に護衛させていよう。
冠：というわけでしずかちゃん血頂戴（笑）。2回使ってHP全快ね、侵蝕率は50。
GM：了解。
総士：俺か。木見はどこにいるの？
護：高校。
総士：じゃあ俺高校行くわ。
冠：……あっ、私達今日学校サボってんのか。
総士：いや公休だよ。
護：こちらは善良な高校生なんで頑張って勉強を……しようと思いながら寝ています。
総士：高校行って何するかというと、木見を引きずって手伝わせようと思う。
護：ここにも魔の手がっ！
総士：手が足りん、手伝え。
護：えー……で、接触しますかね。
GM：放課後辺りかね。
総士：それで良い。よう木見。事件が起きてるから手伝え。
護：嫌だ。
総士：手伝え。
護：……《幻惑の光》。放心を与える（笑）。
総士：えっと、マイナーで移動。エンゲージして取り押さえます。
護：くっ。
総士：【肉体】9、〈白兵〉9あるけど抗いますか？
護：《ディメンジョンゲート》は戦闘中使えない……！
冠：戦闘中だったのかこれ（笑）。
護：くそぅ、仕方ないなぁ。これっきりにしてくれよ。
総士：これこれこうこうなってるからお前も情報収集してくれ。というわけでシーンインよろしく。
護：はーい。8。今46。で、火事？ 火事とか……火事でしょ？ んー、調べに行きますか。
総士：お前の情報収集能力に期待している。
護：あ、雑魚だから（笑）。 ※【社会】1、〈情報：UGN〉2です。
総士：俺も同レベルだぜ。
護：〈知覚〉判定なら得意なんだけどね。じゃあ実際現場を見るか。現場を見るのに〈知覚〉が使えるかどうかは知らんが。
総士：大学はもう見たから公園か？
護：そうだね、公園も燃えてたんだっけ？
GM：その前に木見なんだが、放課後まで普通に学校にいたんだよな？
護：うん、居たよ。
GM：じゃあちょっと〈情報：噂話〉で振ってみてください。
護：ん？ えっと、9だよ。
GM：9だったら……高校生の間でもみちるから聞いた、雪女が出るという噂が囁かれてるね。
総士：雪女ぁ？
GM：ただそれ以上に放火のことはテレビでも報じられているので、そっちの話題の方が多いかな。
護：まぁ興味無いし、UGNが火事調べろと言っているので火事調べるよ。
総士：雪女の情報はさ、共有しないんだろ？
護：うん。だって関係あるとも思えないし。
冠：まぁ今のところなー。
護：そういうわけで公園に移動してー。
冠：公園って何が燃えてたんだ？
護：知らない。
GM：これは、公園のある区画っているだけで、公園しかない訳じゃない。
冠：なるほど。公園の側の建物が燃えたとかか。
護：で、技能は何で調べられるの？
GM：ここは普通に、〈情報：噂話〉とかかな。難易度は6と16。
護：くっ、情報かよ。まぁ良いだろう。（ダイスを振る）あ、ファンブル。わかんなーい。普通の高校生に情報収集しろって言われても仕方ないよう。
総士：じゃあ俺が三回目の行動でやるか。要人への貸しと情報収集チームを使って調べてみよう。……お、回った18。
護：強いなー。
GM：はい、突破しましたね。公園の隣の家が全焼しています。迅速な消火活動により、周りへの被害は抑えられました。その家は空き屋だったんですけど、ボールなどが飛んでくる所為か窓ガラスが割られ、ボロボロだったらしい。
護：酷いなぁ。
GM：事件が起きたのは2日前。大学は3日前。ちなみに支部前で起きたのは今日。
冠：今日？ 今日なのかあれ。
総士：つまりは昨日起きた火事もあるってことか。順番からして、運動公園のところで事件起きてるのか？
護：こっちもう一回動けるのかな。でも僕何も調べられないんだよなぁ。んー、運動公園回って見ますかね。渋々。
総士：その後支部に連行するわ。
護：あ、移動はそのまま普通に行けるの？《ディメンジョンゲート》とかの必要は？
GM：普通に良いよ。使っても良いけど。
護：嫌だ。侵蝕率は上げたくない。僕は日常に帰りたいんだ。というわけで極力エフェクトは使わない。
総士：そんなんじゃ逆に日常に帰れなくなっちまうぞ。
護：でー、運動公園で調べるけど、〈情報：噂話〉？
GM：〈情報：噂話〉だね。
護：んー、達成値9。
GM：9だと情報無いね。連日この近辺で放火事件が起きているという情報は既にあるからね。
護：まぁしょうが無い。高校生の捜査能力なんてこんなものですよ。
総士：俺も捜査能力（ウォルター）だもんなぁ（笑）。
冠：私は捜査能力（貴人の礼装）だよ（一同笑）。
総士：早く南条さん復活しないかなー。
冠：さて、私最後の行動だけどどうします？“メテオストリーム”？
総士：だって47だろ……。
GM：あ、言い忘れた。オープニングで鳴上がもらったチラシには、今度喫茶店で行われる『マジック喫茶』というものが書かれていますね。明日イベントがあるようです。
護：マジック喫茶？ 興味ないなー。
冠：ほう。しかし私はその情報知られないんだろうなー。
総士：だってその程度の情報渡す意味がねぇじゃん。
冠：じゃあどうしましょうかね。貴人の礼装も全部使ってしまったからなぁ。
GM：さっき32の情報取ってたから、その半分を加算して実質31だね。
冠：ほぼ無理だなぁ。私【社会】のダイス3個しかないし、《妖精の手》使っても厳しい。これはもう無難に運動公園調べますかね。
護：こっち足りてなかったからな。
冠：で、何で調べれるの？ 〈情報：噂話〉？
GM：〈情報：噂話〉だけど、何かやりたいので申告してくれれば認めるかもしれない。
冠：え、じゃあ〈RC〉で調べたい（笑）。
GM：どうやって（笑）。
冠：私蝙蝠を使役して調べるというごり押しを今までしてたよ（笑）。まぁそれは冗談として、〈情報：UGN〉は行けます？
GM：どういう風に使うかといった所ですね。
冠：……ウォルター！ ウォルターカムヒヤ！（笑）。
総士：仕方ない、ウォルターを貸そう。
冠：ウォルターさん手伝ってぇ。
GM：なるほど、ウォルターの捜査能力を使うと。
冠：もしくは誰か血を流せ！
護：こいつ最近どんどん吸血鬼化してるんだけど。
総士：衝動：吸血なんじゃねぇのこいつ。
冠：《ブラッドリーディング》使いたいだけだから！ 違うから！ というわけで無難に〈情報：UGN〉で行きますけど、目標値は？
GM：目標値は14です。
冠：無理だな。
護：基本的に高いなぁ。
冠：貴人の礼装を使ったことが悔やまれる……うーん11か。《妖精の手》を使えばいけるけど、先が見えないからなぁ。ここはすまん、止めておく。
総士：まぁその内何か事件が起こるだろ時間経過で。
冠：時間経過で（笑）。手遅れになっても知らんからな。
GM：じゃあ全員3回行動した？ 次のシーンになります。
続きます。
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