ダブルクロスリプレイ-闘争と正義- その3

ダブルクロス3rd TRPG

ミドルフェイズ

シーン1 傀儡無双?  シーンプレイヤー:All Player
 FHを襲うは誰か。誰が奴らを滅ぼすか。聞けば三人、確かに優秀。
 だが疑問は残るのだ。何故か三人。理由は何か。
 ――滅ぼすだけなら、あの男だけで事足りるのに。

GM:はいそれじゃミドルフェイズ入りますよー。皆さん集まってるという事で良いですね? 全員シーンインして下さい。
理:1! 良かった!
雹:5だね、まぁまぁ。今46か。
支部長:5。
GM:今回の会議には珍しく支部長が参加しております。
理:珍しい。
GM:当然進行は副支部長がやってます。「では皆さん、集まって頂いたのは他でもありません。何故か私達の偽物が……私達と言っても向こうでは三人しか確認されていないようですが、その彼らがFHに侵攻しているという事です」
理:なるほど。
GM:「私としてはFHが襲われることは何も問題無いのですが、襲われた残党が変にこちらに向かってきて、周りへ被害を及ぼしていくのは止めて頂きたい所です。こちらの戦力的に、支部への被害は何ら考えられません。しかし、奴らはFH、何をしでかすか分かりません。それにより周りへの被害が出れば問題です」
理:何も間違ってないな、うん。
GM:「と言う訳で、被害を抑えるために事前の情報収集を行っていきたいと思います……南条さん頼みますよ?」
理:うーん、私は調査をするのはあまり気が進まないんですけどね……侵蝕率上がるし。
GM:「何を言いますか、貴方の能力には期待しているんです。ねぇ、ウォルター君?」と副支部長は言い、「もちろんでございます」とウォルターが(一同笑)。
雹:煽てていくスタイル(笑)。
理:まぁ最近役立たずなところが目立ってましたからねぇ、久々に頑張らせて頂きます。
GM:「それと、田中君を呼んだのは他でもない。貴女の偽物がFHに攻め入ってるという事なんですが……貴女何かFHに接触したりはしてないでしょうね?」
雹:私は最近ずっと鉱山に籠って仕事してたからねぇ……。
理:何もなかったか。
GM:「なるほど……あ、支部長はそのまま座られていて結構です」
支部長:ん。
GM:さて、そう言う訳なので調査を行ってもらいます。調べられるのは以下の通りです。

・襲われているFHの現状 目標値5, 12〈情報:UGN〉〈情報:FH〉
・襲っている偽物の詳細 目標値8, 15, 32 〈情報:UGN〉
・???

GM:???は南条さんが調べたいと思ったら調べて。何とは言わん。
理:ふむ。まず田中が調べて、駄目だったら私がやるか。支部長が動くまでも無いということを見せつけてやろう
GM:あ、〈情報:FH〉で調べるならコネ:FHを使っていいよ。羽渓さんのコネがあるってことで。
理:私がUGNの情報調べるかな。田中目標値低い方頼む。
雹:オッケー。(ダイスを振る)……1?
理:待ってそれファンブルだよね。えっと……
GM:え、アレやる?
理:え?
GM:ファンブルを出した瞬間アレ(“一斉掃射”)の襲来?(一同爆笑)
理:やる!?(爆笑)
GM:やっても良いよ……? 話ぶっ壊れるけど。
理:というかね、ファンブルは無いから! 《原初の紫・妖精の手》でダイスを10に変更、振り直して。
雹:了解、助かった(笑)。……1!
GM:またか(笑)。固定値足して15かな。良かったな、昨日話しててさ。ファンブル出した瞬間ジャーム化した“一斉掃射”が襲ってきて強制クライマックスとかって(笑)。
雹:止めてくれ(爆笑)。
GM:「ダブルクロスでファンブルは出ないだろー」「いや寺生まれのRならやりかねん」とか昨日言ってたんだが初手で出すとはな……。
理:それ聞いて思わず《原初の紫・妖精の手》取ったからな私。
GM:期待を裏切らない、ありがとうございます。じゃあ目標値5から。FHはUGNに襲われているらしい。
理:……で?
GM:次12の方。襲っているメンバーは向こうの証言も合わせて、鳴上総司、田中雹、南条理。どれも古参のメンバーである。
理:なるほど。
雹:まぁ昔からのメンバーではあるけどさ。
GM:で、取り敢えずその三人しか発見されていないようですね。支部長や副支部長、“一斉掃射”に木見君、山田なんかもいない。
理:ふーむ。戦闘能力だけなら支部長とか山田がいてもよさそうだけど。
GM:なお戦闘スタイルも非常に良く似ている模様。
雹:分かりましたー。
理:じゃあUGN側の情報調べるよ。
GM:目標値は8、15、32ね。
理:コネ・要人への貸しを使用して、《無形の影》《コンセントレイト:ウロボロス》で。(ダイスを振る)えっと、ダイス目で32、〈情報:UGN〉が5で37です。
GM:オッケー、流石だな。まず8の方はFH側と一緒だ。襲ってるメンバーについてだな。んで15なんですが、例の三人は今居る支部長が来る以前からいるメンバーのようですね。
理:あーね。支部長が来る前か。だから古参ね。
GM:んで当然、支部長が来る前に前の支部長がいた筈ですが……データが消去されています。南条さんは調べているとそこに気付いてしまいます。
理:うん、気付いてしまったわ。なん……だって……!?
雹:SANチェックです。
理:前の支部長はどこへ消えたんだ……!?
GM:さぁどこでしょうね。更に南条さんは頑張って調べまして、元支部長がどんな人間だったかが分かりました。
理:どんな人物だったんですか?
GM:扇公正(オウギコウセイ)という人物ですね。ただやはり殆ど情報出てこないです。名前が出て、役職が出て、それぐらい。
理:なるほど、どういう事か分からないのかこれは。
GM:はい、そしてシーン移行です。
理:シーン移行? トリガーだったかこれ。支部長の霊圧が消えた……だと……?
支部長:消えてるからね、うん。
GM:残念ですなー。次行きますよー。

シーン2 監視者  シーンプレイヤー:Free
 ――イル。奴ラダ。少ナイ。倒セル。殺ル?
 様子見――気付イテイル? 倒ス? 行ク必要ハ無イ?
 ――――“フェイカー”、行ッタ。援護。

GM:はい、シーンインのダイスどうぞ。
理:出なくて良いなら出たくないです。もう侵蝕率が69もあるんですよ。
支部長:僕も別に。
雹:誰も出ないなら出るかな。
GM:誰か出てくれ、田中頼んだ。
雹:8でた。シーンイン。
GM:じゃあ〈知覚〉判定頼む。目標値3で。
雹:【感覚】かー、失敗する可能性あるんだよな……お、6。
GM:成功だな。UGN支部の周りに紅い物体がふよふよ飛んでいるのを発見します。
理:私達が前に見つけた奴か……待って、難易度が下がってるって事はもしかして増えてる?
GM:ご明察。増えてる。
雹:アレ? どうすんのこれ?
GM:てかどうすんのよお前等これ。本当周りに無関心だな(笑)。
理:でも私シーンインしてないから喋る権利ないもん(笑)。
支部長:僕もシーンインしてないからなー。
GM:田中さん一人気付いてるんだけどどうすんのよ。田中さん的には。
雹:紅い何かが辺り一面に浮いてる感じか……。
GM:当然支部の中には入って来てないよ。
理:支部長としてはこれ、支部内に入って来ない限り放置で良いとか思ってるよねこれ。
支部長:僕もそんな気がする。
雹:試しに氷の塊をぶつけてみるよ。判定いる?
GM:要らんね。ぶつかるとバシュッと音がして中から紅い液体がぼたぼた零れ落ちます。
雹:うわっ……血の風船? SANチェックかな。
GM:いやー、衝動判定ならしてもいいけど。それで、まだいるよ。
雹:襲ってこない?
GM:特には。
理:攻撃してもリアクションは無しか。
GM:現状は無いね。
理:なるほどな。
雹:落としたモノを棒とかで突いてみよう。
GM:ぶよぶよした感触がある。動きはしないね。分厚いゴム風船みたいな。
雹:へぇ……うーん。微弱な電流流してみよう。
GM:ビビりすぎだろ(笑)。特に何も無いです。
雹:触れてみようか。
GM:何も無いです。凄く血腥い。
理:……で、どうすんの?
雹:取り敢えず報告かな。まず副支部長に。
理:(副支部長になって)「田中君、どうしました?」いや副支部長なら絶対これ気付いてるんだけどさぁ!(一同笑)
雹:副支部長、UGN支部の周りに変な赤い物体が!
理:(副支部長(ry「あぁそれかい? 支部に入って来ない限りそのままにしておけと支部長から言われているが」
GM:これ大丈夫なの!? ねぇ!?(一同爆笑)
雹:いや明らかにこれ増えてるんですが!
理:(副支部長(ry「一応調べてみますか」と副支部長が屋上から調べて見ますが何かありますか?
GM:えー、〈知覚〉目標値1で判定どうぞ。
理:副支部長が?(笑) えっと、9でたぞ。
GM:では、遠方に《ワーディング》が張られており、紅い軍隊が大量に出現しているのが分かりますね。
理:……こちらに向かってる感じ?
GM:はい。速度は遅いですが向かってきているようです。
理:なるほど。支部全体に警戒警報発令。「支部長、よく分かりませんが紅い軍隊がこちらに向かってきています」
支部長:何だって。
GM:目視できる限りでは500体は居るように見えるね。
雹:500……!
支部長:それ視界に全部入ってる?
GM:ギリギリ入るかな。
支部長:やっちまうかー……いやしかしここでアレをやるとなぁ(一同爆笑)。
理:こんなミドルのど真ん中で止めて下さい(笑)。
GM:推定ではあと2時間程で辿り着いて、攻撃を仕掛けられそうです。
理:つまり手としては、こちらから攻め込むか、待って迎え撃つか、それとも2時間の間に打開策を見つけるかだな。
支部長:本体と言うか親玉? そいつがどこにいるか分からないんだよなぁ。司令官とか、どこの所属かも分からないし。
GM:まぁ、調査でもすればいいんじゃないですかね。
支部長:じゃあ2時間以内に対策を練らなければならないな。任せるよ。
理:分かりました。
GM:調査できる項目は以下の通りです。

・周囲の浮遊体について  目標値 10 〈知識:レネゲイド〉
・赤い軍隊について  目標値 15 〈知覚〉

理:じゃあ私が浮遊体調べるかな。軍隊は〈知覚〉だし支部長にやって頂きたい。
支部長:良いよ。
理:取り敢えずシーンイン。……うわぁ9でた。
支部長:私も。それで〈知覚〉? 0って書いてあるけど。
理:【感覚】8個あるから何とかなるでしょう。まぁ、先私から行くよ。
GM:浮遊体は周りに大量にいるから、捕まえようと思えば普通に捕まえられますね。
理:(ダイスを振る)達成値25。エフェクト無しでもこれぐらい行くね。
GM:流石だ。それじゃ赤いの。良く見ると目のようになっていますね。
理:こちらの様子を探っているということか。
GM:その通り。ブラム=ストーカーのエフェクトで作られた従者……のようなものです。これ自体に攻撃能力は全く無さそうですね。
理:とはいえ眺められてるのは気分が悪い。これ氷の塊ぶつけて死ぬレベルだったよね? 副支部長が軽く《サイレンの魔女》やれば死ぬよなー。
GM:その通りですねー。エキストラ扱いです。
理:副支部長、お願いします!
GM:「やれやれ、仕方がないですね」と言って副支部長が一掃しました。
支部長:僕もやる?
理:大丈夫です、副支部長が片付けてくれました。支部長は〈知覚〉判定をお願いします。
支部長:8個振って15かー。クリティカル出ろー……回ってないですね。
理:あー……田中は〈知覚〉ある?
雹:無いね。
理:支部長、一個10にしてください。《原初の紫・妖精の手》発動。
支部長:ん、なら……4(一同爆笑)。
理:1足りねぇ!(笑)
GM:あー、じゃあ支部長は南条の手を借りて何とか頑張りますが……よく分かりません。
支部長:まぁ、殲滅すれば良かろう。
理:……田中に賭けるか。
GM:やってみる?
雹:やってみよう……9!
GM:シカタナイネ。
理:お前も5以上が出るのに賭けてみるか?
雹:やろう。
理:分かった、《原初の紫・妖精の手》だ。
GM:おお、やるのか。抜かなくてもまぁ大丈夫だとは言っておくが。
理:いや、まぁ情報をおくれや。
雹:……8!!
GM:出たか! では……実はアレ、《裸の王様》で作製した従者です。
理:……エキストラじゃねーか!!(一同爆笑)
雹:抜かなくても大丈夫ってそういう事か(笑)。
GM:あれはシーン攻撃のリソース削りだ(笑)。
支部長:ただのフェイクだったのか。
GM:詳しく言うなら、《裸の王様》にエンブレム“濃縮体”かけて、Eロイス“超越活性”を大量に重ね掛けした従者の群れです。
理:そこまでするか……ただの雑魚作りのために(笑)。
支部長:それさ、副支部長とやらがやった攻撃で潰せるんじゃないの。
GM:そうだよ(笑)。というか誰でも宣言すれば潰せますよ。
一同:潰します。
GM:では一掃された従者。そして一掃された従者の一番奥の方、そこに赤い巨大な影が鎮座しています。
理:そいつがオリジナル、ってか親玉か。
支部長:こいつ追撃した方が良いの? 届くかな?
GM:あぁ攻撃して良いよ? どうぞ。
支部長:アレやっとくか。侵蝕率上げとこうまだ54しかないからな。一発当てとくか。いつもの、《光の手》《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の弓》《光の指先》《ピンポイントレーザー》《レーザーファン》は要らないかな。Aセットファン抜きで。
理:いつもの奴ですね。
GM:こいつ成長で〈RC〉と【精神】しか上げてないからなぁ。
支部長:侵蝕率10増加、ダイスは25個、C値8で。
理:8か、クライマックス仕様だからなぁ。
支部長:(ダイスを振る)達成値17。
雹:回らないねー。
GM:え、17? ダイス振らないでも分かりますが、回避されますね。
支部長:そうか。
理:支部長、避けられました! 流石にこの距離では支部長の狙撃と言えども厳しいようですね。
支部長:まぁ仕方あるまい。
GM:遠くにいる何かは、でかいからこれ遠目でも分かるんだが、何やら「あっかんべー」とでもするような仕草をしますね。
理:煽られた。
支部長:まぁ長い目で見てやろう。
GM:……取り敢えずフェイクは凌いだか。
理:しかし《原初の紫・妖精の手》は使い切ってしまったぞ。侵蝕率上がればまた使えるけど。
GM:周囲の目も消えていきます。このシーンは終了ですね。

 

シーン3 フェイス、フェア、フェイク  シーンプレイヤー:Free
 あ?『FHは実験体を造りすぎだ』? ハン、何を今更。俺等は自らの“欲望(ネガイ)”のために動く。その為には手段は選ばねぇ。……おいおい、そんな目で見るなよ。俺はまだ全うにやってるさ。
 ま、しかし俺から言わせて貰えばな、UGNの奴等も相当だ。自分は正義だと自覚し、“妄信”している。そして自分の正義は絶対だ、“正しい”のだと疑わねぇ。あー、やだやだ。
 結局、そういうカタチの正義なんてもんは“偽り”だ。正しい正しくない、正義・悪じゃねぇんだ。『必要だから叩く、必要だから助ける』、これが最も自然じゃねぇかね。
 ――なぁ、元支部長さんよ?

GM:さて。
理:私もう可能な限りシーン出たくないんですが。
雹:今いくら?
理:88。《原初の紫・妖精の手》を3回使ったからな。
GM:まぁ次シーン行くぜ? シーンインしたい人いますか?
理:出たくない。
雹:じゃあ入るか。今回私まだ大丈夫だから。(ダイスを振る)5出た、59だね。
GM:では調べられる内容を出しますね。

・元支部長・扇公正について 目標値:22 〈情報:UGN〉
・従者の群れと赤い影について 目標値:15 〈情報:FH〉

GM:出現した敵については、えらくでかいのと真っ赤なのと大量の従者の所為で割と情報漏れてますね。羽渓さんに聞くとあっさり分かるでしょう。あ、聞かないという選択肢もあるよ、目標値15だけど。
雹:厳しそうだし素直に羽渓さんに聞こうかね。
GM:「あぁ? 何だ? 今度は何の情報が欲しいんだ?」
雹:かくかくしかじかで、赤い奴の情報が欲しいんだけど。
GM:「赤い奴ってぇと、あいつしか居ねぇだろうな」と、言う訳で目標値8、コネ使ったってことでダイス+2個です。
雹:〈情報:FH〉は無いから出目で……お、9出た。
GM:良し。「赤くてでかくて従者? アレしか居ねぇよ。FHの施設……俺等のとこじゃないぞ? まぁとあるセルで造られてるチルドレンだ。確かコードネームは“フェイクアームズ”だったか」
雹:なるほど、“偽りの武器”ってとこかね。
GM:「どうやら従者を吸収して使うとかなんとか。まぁ詳しい正体とかは不明だが」
理:従者型ね、やっぱり。で、不明なの? 無能なの?
GM:「いやな、情報持ってる奴等のセル、元UGNでな。あんまりウチと仲良くねーんだわ」
理:これアレですね。元支部長がFHに居るフラグですね。
GM:「あ、あと一応こっちでも色々調べておいたんだが、今襲われてるFHセル、全部元UGNだ」
雹:寝返った奴らが私達の偽物に襲われてるってことかい。
GM:「そうだな。向こうの状況だが、襲われて半壊。あくまで“半壊”なんだ。まだまだ余力はある。奴等どう出るか分かんねぇぞ」
理:お互い潰しあってくれれば楽なんですけどねぇ。
GM:「一先ず、俺と“マスターギガント”がセル2つは抑えた。残り1つは暴れてるっぽいが……どーにもその“フェイクアームズ”、そこに居るっぽいんだよなぁ……ミスったかな、俺等はここ抑えるので精一杯だわ」
雹:了解、私達が何とかするよ。と言って通話を切ろうかな。
GM:他の二人はシーン出ない?
理:何か困る事ある?
GM:あと1つ情報残ってるけど。
理:それ大事なんかなー……。
GM:さぁ? 元支部長の情報だけども。
支部長:仕方ない、久し振りに私が出よう。
理:支部長お願いします! 支部長が駄目だったら私が出ます!
支部長:シーンイン、4ですね。これで68。
GM:扇公正について調べると。しかし彼はエネミーエフェクト《アンタッチャブル》の効果により目標値がダダ上がりしてますが。
理:幾らなの?
GM:22。
支部長:僕【社会】1もあるんだけど?(一同爆笑)
理:支部長【社会】1もあるじゃないですか!(笑)
GM:えー、現支部長ということで補正あげよう(笑)。〈情報:UGN〉に+5して良いよ。
支部長:やったぁ、これで僕〈情報:UGN〉9レベルだよ。侵蝕率ボーナスでダイス2個だし余裕やん。(ダイスを振る)7と8だね(一同笑)。
GM:財産点は?
理:支部長何も使ってないんで4点ありますね。
GM:なら21……1足りねぇじゃねーか!!(一同爆笑)
雹:またか(笑)。
理:妖怪が仕事し過ぎ(笑)。
支部長:今日は駄目だな、うん。
理:これは……支部長、私出た方が良いですか?
支部長:良いんじゃないか別に。どんな奴が来ても潰せば良い、それだけだろ。
理:うーん……田中はどう?
雹:まぁ良いんじゃないのかい。
理:じゃあ出なくて良いや。
GM:じゃあ今の情報収集で時間経過したと……「敵襲だー!!」と一階から事務員の叫び声が!
理:ミドル戦闘か。支部長、敵襲です!
支部長:良かろう。
GM:本来なら従者の群れに紛れて来る予定だった敵が単独できましたね。
理:不意打ちは避けられた感じかな。
GM:ではシーン移行です。

 

シーン4 正義の血脈、狂気の血脈  シーンプレイヤー:Free
 血を分けた兄弟等と言う気は無い。奴らは駒だという事は分かっている。
 ただ、彼らは集まった。正義の名のもとに集まった。それは正しく、正義だ。
 悪を滅ぼさねばならない。悪と戦わなければならない。闘わなければならない。
 ――闘わなければ、動かなければ、奮わなければ。
 ――――正義の力を!!

GM:
ミドル戦闘、参加する方はシーンインどうぞ。
雹:なんだいなんだい、と出る。シーンイン。6上昇。55だ。
理:私も出る。2だな。90になったよ。
支部長:僕も。6で。まだ73。
GM:それで……皆さん敵2体と戦う自信ある?
理:まぁあるけど。
GM:そうか、なら敵は……(ダイスを振る)。
雹:ランダムなのか。
GM:まぁね。オッケー決まった。良かったね一番強いのは出なかったよ。
理:強いのってーとあれかな。
GM:まぁ予想通りかと。と言う訳で現れたのは……田中雹、そして南条理の偽物です。
理:鳴上が来なかっただけマシとしますか。
GM:動きに生気は無く、真っ赤な目をしています。
雹:いやぁ、悪趣味だねぇ。
理:クライマックスのリソース削るのはアレだが……場合によっちゃ仕方ないか。
GM:さて……ミドル戦闘開始です。


◆第一ラウンド
支部長 ……29
田中コピー ……27
南条コピー ……27
田中雹 ……12
南条理 ……10→0

GM:
敵は2体。田中雹コピーと南条理コピー。
理:コピーはコピーだ。本物に勝てると思わない事です。
GM:敵は同一エンゲージ。距離は20mとします。【行動値】は……支部長トップで、次コピーか。
雹:コピーの方が速いとか何事だ(笑)。
理:じゃあまずセットアップだな……私【行動値】0になってもよろしいか?
GM:まぁどうせ誰も抜けないからな。
理:そうだよねー。《螺旋の悪魔》を使用。ウロボロスの力を解放して暴走状態になります。全身を影の力が覆い、目の白と黒が反/転します。
GM:なるほど……まだ人格は?
理:まだ。
雹:《戦陣の火》は……22になっても抜けないから無し。
GM:こちら、南条コピーが《螺旋の悪魔》を使用。本物の様に影ではなく、紅い螺旋が渦巻く。
理:矢張り偽物か。醜いな。
GM:暴走状態になり、首を傾げてケタケタ嗤います。
理:ホラーじゃねぇか!
GM:と言う訳で……支部長からどうぞ。
支部長:ミドル戦闘、ね。Aセットファン有りで行くよ。侵蝕率13増加で。……今回は回った、47だ。〈RC〉15を入れて達成値62。
GM:む、田中コピーはガード宣言。《磁力結界》使用して3+5Dだ。ガード値は、23になった。
支部長:硬いなぁ。
GM:南条コピーはドッジで。ダイス14個で……まぁ回ったけど無理だな。19で失敗。
支部長:ダメージはね、47だね。
GM:うおおおおお……南条コピーがギリ残ったぞ。ぐっちゃぐちゃにされたけど残ったぞ。田中は23軽減して、おおよそ半減かな。
理:つまりHPは両方50か。把握。
GM:次は南条コピーかな。マイナー無し。メジャーアクションで《スキルフォーカス》
《コンセントレイト:???》《振動球》《紅の刃》を使用。
理:これ当然だけどブラム=ストーカー持ってるな。
GM:ダイス14個、C値7で攻撃だ。達成値は……27。対象はランダムで、南条だ! まるで《プラズマカノン》を真似たような攻撃が襲い掛かるぞ!
雹:カバーするかい?
理:要らない。リアクションで《浄玻璃の鏡》使用。侵蝕1増加で97だ。《リフレックス:ウロボロス》は必要ない。
GM:〈RC〉回避か。《リフレックス》は固定値が高いからかね。
理:(ダイスを振る)はい、4以上出たので回避確定。
GM:うおぉ!? 〈RC〉23もあるんかい!?
理:掌を翳し、相手と同じ攻撃を作り出す。そして相殺。……この程度か? 貴様は。
GM:所詮はコピーか。次田中コピー。マイナーで移動して偽南条から離脱。メジャーで《雷の槍》《コンセントレイト:???》《紅の刃》《紫電一閃》。ダイス18個にC値6だ! 対象は……支部長!
支部長:ボディで(GM爆笑)。
GM:達成値59、まぁボディな。
支部長:ライフルで受ける。
GM:ライフル!? ライフで無くて!?(一同笑) ダメージは42点だ。
理:支部長《リザレクト》をお願いします!
支部長:どうすんだっけ、ダイス振って……2か。侵蝕率88になって復活やね。
GM:……あー、これあかん。
雹:どうした?
GM:いや田中コピーってさ。反撃エフェクトあるけどエンゲージしたら攻撃できないんだなーって(一同爆笑)。
理:これは酷い(笑)。
支部長:ゴミやん(笑)。
雹:いや、まぁ(笑)。次私だね。南条コピー弱ってるし倒すよ。《コンセントレイト:サラマンダー》《氷の塔》で。C値8だから……達成値16。〈RC〉が10あるから26だね。
GM:む、回避。……が、14でダメ。
理:コピーがどれほどのものかと思っていたが雑魚でしたね。
雹:氷柱を集結して突き立てる! ダメージは27点!
GM:南条のコピーはどろりと溶けるようにして消えていきます。
理:最後私か。田中のガードってラウンド中何回も使える?
GM:《磁力結界》だから使える。ただし反撃はお前らにエンゲージしてないから使えないね。
理:という事は……ガード値高いからなぁ。良し、死のう。
GM:死を覚悟したか。
理:マイナーで《極光螺旋》《原初の青・メタルフュージョン》。侵蝕率が10増加。
GM:本気で死ぬ気だ。
理:で、これで侵蝕率が100を突破したので……

人格が――反/転――する――

GM:チッ、もう反転しやがった!
理:Dロイス“戦闘用人格”発動。――ひゃっはあああああッッ!!
雹:やばいもう出てきたよ。
理:《原初の赤・振動球》は要らん。《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の黒・プラズマカノン》。侵蝕率は8増加。ぶっ放すぜぇ!! C値7、ダイスは“戦闘用人格”の効果で21個まで増加! ……えぇ、達成値95。
GM:マジで!?
理:更に〈RC〉乗っけて118。
GM:ガードガード! 《磁力結界》使ってガード値、42! ……耐えられる気がしない。
理:……はぁ。えー、ダメージダイス12個で。えっと固定値63あるんで116点。
GM:固定値63もあるんか……。内訳どうなってんのさ。
理:《原初の黒・プラズマカノン》で20。《極光螺旋》で20。《螺旋の悪魔》で18。更に“戦闘用人格”で+5。63ありますが何か?
GM:装甲無視ではないとしても……うん。消し飛んだな。いきなり覚醒した南条の攻撃で蒸発したなこりゃ。
理:跡形も、臭いすら残さん。
雹:いやぁ、自分にそっくりな奴が出るとは気持ち悪いったらないね。
GM:しかも目の前で蒸発しましたよ。
理:何を言うか。このようなモノが我々のコピー等とは片腹痛いわ。もっと出来のいいものを用意しておくんだな。
GM:ま、これでミドル終了です。お疲れ様。このシーンは終了しますか。

シーン5 正義とは如何に?  シーンプレイヤー:Free
 人格が反/転した所で何が変わる? 所詮、同じ人だ。同じオーヴァードだ。同じ■■■■だ。所詮、変わらない。
 そうだ。変わらない筈だ。変わらない。
 だから奴らが泣きついてこようが、俺がそれを潰して笑おうが、誰かが裏で暗躍しようが関係ない。
 くく、全部、全部消炭も残さず吹き飛ばしてしまえばなぁ!!
 ――なぁ、お前等もそう思うだろう? 正義の者共。

GM:では次、これミドルで最後のシーンになりますかね。
理:やばいな、想定より余裕が無い。
GM:次誰が出ますか。
雹:出るかな、侵蝕低いし。
理:残念ながら反転した以上出るしか選択肢が無いわ。
GM:ふむ。じゃあまず描写するか。FHの人が飛び込んできます。
理:出るしかないね。6。
雹:私は10。
GM:「助けてくれー!!」
理:FH死すべし慈悲は無い。
GM:「うおおお!? やはりUGNはUGNだったのかー!?」
理:止める人居なかったらこのまま蒸発させるけど。
支部長:僕支部長室居るから。
雹:氷の壁を作って止めよう。まぁまぁ、と宥めながら。
理:何を邪魔をするのか。貴様から消し飛ばしてくれよう。
GM:「UGN怖い。い、いやそんな事は良いんだ、重要な事じゃない。助けて欲しいんだ!」
雹:何があったか説明してくれるかい?
GM:「実は、実は、うちのセルリーダーと仲が良かった奴が……セルリーダーをぶっ殺しまして……」
理:何だ、ただの内部分裂か。
GM:「そ、それでウチで閉じ込めてたチルドレンを洗脳して、暴れさせているんです!」
理:……待て。そのチルドレンとやらはアレか。大量の従者を作る?
GM:「そうですそれです! あいつ危ないからずっと封印してたんです!」
理:なるほど、支部を襲ったのはそいつか。キミ、情報をありがとう。と言って肩をポンと叩こうか。
GM:「ちょっと待って! 私まだ全部ぐっはぁ!?」
理:何? 早く情報を伝えるんだ。
GM:「う、ウチのセルリーダーぶっ殺した奴が、扇公正とかいう奴でして!!」
理:ふむ。それで?
GM:「はぁ、はぁ、それ、それで! そいつがウチのメンバーをUGNを襲うように嗾けてて!」
理:なるほど、やはり奴が諸悪の根源だったか。支部長、如何致しましょう?
支部長:ん、いつまでもこの状況じゃ落ち着かん。殺しに行くぞ。
理:では早速向かいましょう。
支部長:あ、この台詞言うためだけにシーンイン。えっと90になった。
雹:侵蝕率上げないと本気出せないからなこの人。
GM:「こ、このままでは他のセルも奴の口車に乗って……襲ってきます!!」
支部長:任せておきなさい。
理:我々UGNを襲おう等、何と愚かなんだキミ達は。
GM:「わ、私は止めろと言ったんです……あの支部には破壊兵器が居ると」(一同笑)
理:全く、誰の事だか。
GM:「破壊兵器の二大巨頭!“ジャッジメントドラグーン”と“ジェノサイダー”という恐ろしいオーヴァードが居るって!!」(一同爆笑)
支部長:“ジャッジメントドラグーン”(笑)。カッコいいなそれ。
一同:いやお前だよ!!
理:ふむ、キミは良く分かっているようだ。私は今大変に気分が良い。これから悪事を働かないというのなら、特別に見逃してやろう。
GM:「お願いします! 私は今後悪事は働きません……!!」
理:分かった。ではこの奥にウォルターという男が居る。彼に今後の身の振り方を相談すると良い。
GM:「わ、分かりましたあぁぁ」と言ってFHの男はウォルターのいる部屋の方に向かって行きました。
理:ウォルター、今そちらにFH所属の者が向かった。始末しろ(一同笑)。
雹:慈悲が無いな(笑)。
理:慈悲なんてねぇよ。大丈夫だ、ウォルターにはきっと慈悲があるから。
GM:で、情報ですが。扇公正は現在そのセルに居るそうです。
理:なるほど。では支部長、そのセル諸共潰しましょう。
支部長:奴等には後悔させてやらんといかんなぁ。
理:当たり前ですよ。
GM:……じゃあ。行きますか。

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