※リプレイその1を見ていない方は先にそちらを見る方をおすすめします。
シーン3 情報収集シーン シーンプレイヤー:全員
村にたどり着いて、仮支部へ集まった三人。この周辺で起きている失踪事件と現れたジャーム。果たして何か関連はあるのだろうか。三人は珍しく協力して調査を開始した。
GM:ではシーン変わります。全員登場の侵蝕値上げておいてね。
支部長:はーい。
創:冠さん10あがったな。俺は3上がって49。お前が10上がってもこっちのが上っていう事態なんだがな。
冠:私42……これそろそろ50%超える人出てきちゃうんですけど。
GM:これはさ、別に俺の所為じゃないよね? まだ2シーン目だよね?。
創:支部長さんダイス振ってー。
支部長:よぅしっまかせろ……あー、くそ!
GM:鍛錬の結果3になったぞ(笑)。流石ですわ。
創:流石です(笑)。
支部長:これ低い方が良いんだっけ?
冠:高いほうが戦闘力は高いよ。
支部長:まぁ序盤から上げるもんじゃないわなー。
創:こんな序盤だからね、まだ始まったばかりだよ。始まったばかりなのにもう50%超えそうだよ。
GM:大丈夫大丈夫、150%までいっても問題ないからこのシナリオ。
支部長:やったぜ。
創:てなわけで、村までー。
冠:着いちゃったの?
GM:村着いちゃったよ。
支部長:ちなみにその村って、何、アフリカ風? 日本風?
創:アフリカ風?
GM:日本風の、農村的な?
支部長:おーけい分かった分かった。
冠:アフリカ風の田舎ってどういうことだよ!?
GM:日本の農村でそれ系の話ですねこれは。じゃあこっちの方に補助要員としてついてきていたウォルターさんから報告があります。「鳴上さんは山の方に入って、当然定期連絡はしてたんですけど、一時間ほどすると連絡が途絶えて、以降連絡がなくなってしまいました」
創:ほう。山入って一時間で連絡なくなったと。
GM:「それでですね、現状こちらに来ている人員が私と冠さん、そしてあなた方二人しか居ないため、まだ山を捜索できていないのです」
創:あー、人員不足だなだいぶ。なんでそんなに人員居ないんだろ……。
GM:いやまぁ最初はね、ちっちゃい仕事だったんだよ。そしたら突然ジャームに襲われたり行方不明になったりしたんだよ。
冠:なるほど。
創:当初の予定とだいぶ変わりましたか。
GM:それでこっちはこっちで支部の人間をあまり連れていくわけにはいかないからね。最大戦力である支部長が自ら動くことでね、人員不足を解消しようということなんだよ。
支部長:そうじゃないと首になっちゃうからね。
GM:ちなみに設定上支部長は二月ほどバカンスに行ってたことになってる(笑)。
創:そう、そうだったね(笑)。
冠:最大戦力が気軽に出過ぎじゃない!? ちょっと待って……(笑)。
創:冠さんが支部長代理ずっとやってたからね……。
冠:(頭をかかえながら)まじかよ……何だよこの支部、気軽すぎるよ(一同爆笑)。
創:二ヵ月バカンスてほんとどういうことだよ(笑)。
GM:いやバカンス(仮)で霧谷さん直々の謎のミッションをクリアしてたわけですよ(笑)。
冠:70点も経験点入ってるしねぇ。そりゃ二ヵ月のバカンスでよっぽど……。
GM:二ヵ月のバカンスで世界を救ったりしているわけですよ。
支部長:そうそう、修行みたいなもんだよね。
創:やべぇな。
冠:すごいわー。
創:霧谷さん最大戦力引き抜かないで下さいよ……困りますよこっちの支部。
GM:いやこの支部はね、精鋭揃いだから信頼されてるわけよ。
冠:まじかよ(笑)。
創:この“一斉掃射”という人格破綻者が居ますけどね。
GM:まぁ赤錆のセカンドキャラと俺のセカンドキャラが支部に残ってる設定だからね。
創:あぁ……お前のセカンドキャラいたらね。
GM:あの人一人で町一つ焼き尽くせるくらいの戦闘力あるから……。
このセカンドキャラというのは別のセッションで扱ったPCで、このUGN支部のメンバーということになっている。GMの方はUGNエージェントで、超火力かつ二重人格の戦略兵器。侵蝕値とロイスの数的に戻ってくる気はない。赤錆の方は妨害特化で、こちらは普段高校生として活動しているUGNチルドレンだ。
冠:(話を戻して)じゃあ、どうすればいいの? 探索すればいいの?
GM:とりあえずそんな感じで。山に行ったら連絡がつかなくなりましたって情報が入っただけ。あとはこの辺で起こっている事件の調査報告的なものはしてもらえるかな。情報はちょっと渡しとこう。
創:なになに。
GM:最初に行方不明者が出たのが大体ひと月くらい前。それから週に一人か二人のペースで人が消えていってる。
冠:ほぉう?
GM:で、これから調査だと言ってこっちに来たところで突然襲撃を受けた、ということです。
支部長:へぇー……どうしようかねぇ。
創:このまま普通に山に入ったらバッドエンドだよな?
冠:とりあえず山に蝙蝠放っとこうぜ。
GM:それは完全に想定内だから問題ないよ。山の方探索するんだったらね、〈知覚〉で判定をよろしく。
冠:私に言ってるのか?
GM:うん、蝙蝠越しだけどね。
冠:私〈知覚〉上げたもんねさっき。……お、クリティカル出て16。
GM:じゃあ、何も分からないということが分かったよ。
冠:マジかよ。
GM:山に蝙蝠を放つと、山に入ったあと気づいたら山から出てしまっていたという感じ?
創:あー、山自体が分からなかったんだ。普通の山かどうかも分からない感じか。
冠:……“工作員”? オッケー了解した。だめだったー。
GM:とりあえず今の段階では山の調査ができないということが分かったね。
創:はい分かりました。
GM:一応直接向かうっていうならもう少し詳しいことが分かるかもしれない。
創:いや行きたくない。
GM:具体的に言えば難易度が下がるとかね、イベントが起こるとかね、直に行けば。
冠:他に調査項目はないの?
GM:あとはお前が襲われたジャームについてとか、この事件の行方不明者についてとか。
創:それ〈情報:UGN〉で調べられる?
GM:調べられるよ。ジャームに関しては〈知識:レネゲイド〉で【精神】使って判定してもいいけど。
創:ジャームは……まぁ、うん。〈情報:UGN〉で、どっちにしようかな。じゃあジャームについて調べようと思いまーす。目標値いくつ?
GM:目標値は6。
創:6? 余裕じゃない多分……財産点を2点使います(笑)。
GM:じゃあ冠さんを襲ったジャームはね、背後に突然現れたけど、エグザイルのエネミーエフェクトの《神出鬼没》を使って突然現れたっていうのは分かったね。
創:エグザイルか……それ以上の情報は無い?
GM:現状はそんなもんかな。突然現れて突然襲われたくらいだから。
創:それで瞬殺したからね(笑)。
GM:もうちょっと高かったら追加の情報もなくはないけど。財産ポイント全部ぶっこめば追加情報出てくるけど?
創:幾らよ? 目標。
GM:これ以上だと13か。
創:13だとねぇ……無理っすねぇ。
GM:まぁこっちの情報は今無くても困らないよ。
創:はーい、しょうがない。
冠:じゃああと何調べられるんだっけ。
GM:行方不明事件について。
冠:じゃあ行方不明事件についてで。何で調べられる?〈情報:UGN〉?
GM:〈情報:UGN〉か〈情報:噂話〉。
冠:〈情報:UGN〉でいこう。目標値は?
GM:とりあえず7だね。高ければ追加情報もあるよ。
冠:ダイスで5か……じゃあコネ使っとくわ。コネ:UGNで……10だ。
GM:10か。じゃあ追加情報出そうかな。一般的にみると行方不明になった人間にはじいさんがいたり若い人が居たりサラリーマン風のおっさんがいたりで共通点はないんだけど、UGNのデータベースを漁った結果、全員レネゲイドに覚醒してはないけど適性が高いだろうという情報が分かったね。
冠:オッケイ。それ以上は何もないの?
GM:今のところはこれだけだね。
冠:よし、ならこれで私の行動は終わろう。
支部長:俺は今回動かなくていいかなー?
GM:あとは〈情報:噂話〉か〈情報:UGN〉で行方不明事件自体に関する情報かな。
創:支部長何ができるの?〈情報:UGN〉があるけど……社会1か(笑)。
支部長:アッハイ。
創:財産ポイントも4あるしちょっとやってみたら?
支部長:(すごく不服そうに)ええーっ。
冠:まぁ、振るだけ?
支部長:(ダイスを振る)……9。
GM:〈情報:UGN〉が3レベルだから達成値12。あぁ問題ないね。
創:流石支部長。
GM:支部長は仮支部で過去の資料を漁っていたんですけど、これと似たような事件がこの村では過去にも発生していたということが分かりますね。
創:解決はしてるの?
GM:解決は……してないね。十数年置きに定期的に行方不明事件が起こって何人か消えてます。最初は月一とかだけど徐々に週一とか早くなっていって一定間隔に達するとふっと途絶える感じ。
一同:はぁーぁ。
GM:記録に残っている限り、20年前とか40年前とかに大体一定くらいの間隔で続いているのが分かった。
創:怪しいっすね。
支部長:この情報何か役に立つの?
冠:後々ね、後々。伏線ですよ伏線。何世代に渡る冒険ってやつですよ。
創:とりあえず調べられることは全部調べたかな? あとは調査してみるしかないよな。
冠:あとは山の中に入れって言われるんだよね。
GM:あとは……山の中に実際入るか、うろついてジャームに襲われるのでも待つか。
冠:じゃあこの情報収集シーンは終わり?
GM:全員動いたしね。
創:他にも何かできたりする?
GM:次に動きたいこととか調べたいことがあるなら言ってくれればシーン作るよ。
創:じゃあ次は調達したい。
GM:それなら調達しているシーンで良いなら作るぞ?
シーン4 雨宮創の調達 シーンプレイヤー:雨宮創
雨宮創は馴染みの武器商人を呼び寄せ、いつものように取引の交渉に応じているところだ。武器商人は物々しい重火器や装備を広げ、雨宮はそれを入念に調べている。
GM:じゃあシーンイン、ダイスどうぞ。
創:シーンイン、浸食率があああ……10。
冠:マッハだー。
創:ちょっとまって、俺侵蝕率要らないんだけどー。
冠:59か、おめでとうございます。
創:こっち侵蝕率上がっても大して火力上がんないからさ……まぁいいや。シューターズジャケットを買いたい。
GM:どうぞ、ご自由に。
創:(ダイスを振る)はい成功。というわけでシューターズジャケットゲット。
GM:装甲値3で射撃のダイス+1ね。
創:行動値が-2されるけどね。
冠:んー、調達するなぁお前さん。
創:欲しいものは言ってくれればほとんど調達できるから、そこはまかせてくれ。
冠:しかしどうするかねぇ。
支部長:ふむ。
創:調査するしかない。町練り歩いてみる?
冠:とりあえずこのシーンで私はやることないよ。てか出ないよ。
支部長:(パワプロやりながら)俺もちょっと忙しいんで。
GM:……じゃあ一通りやったあと1シーン経過したしイベント起こすか。
創:何か出てくる?
GM:いや、引き続き行方不明になった鳴上さんを捜索していたウォルターさんから連絡が。彼の持っていた通信装置に先ほど反応があって、今までずっと圏外にいたのが圏内に入ったみたい。現在山の中腹付近にいるのではないかと推測されてるね。
創:山は基本圏外なのね。
GM:基本圏外。まぁブラックドッグの能力で無理やり通信をつないでたわけです。
冠:ふぅん……じゃあ山に入るの? 支部長どうします?
支部長:誰が行くかってとこだな。
創:誰が!? 単独で行かせる気か!?
冠:まぁー、単独で行くなら行ってもいいけど(笑)。
GM:単独で行くか、全員で行くか。
支部長:単独もありっちゃありだと思うんだけどねー。
創:……単独での戦闘能力が一番高い奴が良いのかね。
冠:誰が高いの?
創:ワタシダ。
GM:お前かー。
創:だってこの時点で固定値48あるのって俺ぐらいだろ?
冠:じゃあまかせた。
支部長:行ってくれたまえ。
創:しょうがない、行ってきます。
冠:ちなみにこれって全員シーンに出たことになってんの?
GM:いやこれは雨宮が調達してるときにウォルターから連絡が入ったって感じ、んで今から次のシーンね。
その3へ続く。
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