赤錆「・・・zzz」
ルスト「おーい」
リズ「連れを起こさないでくれ、死ぬほど疲れているっ」
ボタン「何があったんやー?」
セイーザ「どうやら大学で実験をしていたみたいですよ」
レイラ「へえ、遺伝子合成でもしてたのかしら?」
ノエッタ「起こすのは可哀想なのです。今回は私達だけでやるのです」
ヘリク「まぁ、人数的には十分過ぎるくらいだしな」
セン「・・・とりあえず、自己紹介」
ソティス「はーい」
ルスト「では改めて、妖精の冒険者、ルストですー」
セイーザ「黄金の騎士のセイーザです」
レイラ「黒天使のレイラよ」
ノエッタ「アンドロイドのノエッタ、既に起動しているのです」
ヘリク「螺旋の王のヘリクだ」
リズ「ホワイトドラゴンのリズだよー! がおーっ!」
セン「・・・妖精さんのセン」
ボタン「不思議の国のボタンやでー」
ソティス「ヨグ=ソトースのソティスです」
セイーザ「さて、さっそく話題の方に移りますか」
ルスト「だねー」
ルスト「ようやく詠唱が1000に戻ったよー」
ヘリク「データ飛んだからなぁ。ま、お疲れ」
セン「・・・頑張ってた」
ルスト「これでまた範囲加速使えるねー」
レイラ「そういえば詠唱上げの間に何度も街を回ってたわよね? 何してたのよ」
ノエッタ「潜在ポーションを買ってたみたいなのです」
ソティス「えっと・・・魔力の潜在能力をかいふくして上がりやすくしてたんだと思う」
ルスト「そうそう。ついでに習得もねー」
ボタン「しかし、お土産屋でもぎょーさん買ってたもんで、お金がなくなってしまったんやー」
一同「・・・」
ルスト「ごくり」
リズ「お土産屋さん、3億も持ってるね!」
セイーザ「どなたか、許可を」
セン「・・・見敵必殺(サーチアンドデストロイ)」
ソティス「え? え!?」
レイラ「さぁ、その金置いてミンチになりなさい!!」
ボタン「もうかりまっか?」
ルスト「ぼちぼちでんなー」
ノエッタ「お金がいっぱい落ちてたのです。もらっていくのです」
ヘリク「なんというか、うん」
ルスト「そんなこんなあったけど、お陰で魔力随分上がったねー」
セイーザ「良い事です。我が主のMPが増えるのは、PT全体の生存力向上につながりますからね」
リズ「そうだねっ! ・・・おや、何かダンジョンにエヘ様いるー?」
ルスト「ん? あぁ実は最近中の神を冒険者に出したからねぇ。私の街に寄ってくれたみたいー」
ボタン「はえー。これが神様かぁ。・・・お? 神様から何か出てきたで?」
ヘリク「・・・なんだと?」
エイリアン「ごぎゃああああああぁぁぁああ!!!」
ソティス「ぼ、ぼたんちゃーん!?」
セン「・・・エイリアン」
セイーザ「まずいですね。エイリアンがダンジョン内に増えているようですよ」
レイラ「エイリアン自体の暴走もまずいけど、中の神もやばいわ」
ノエッタ「自分で出したエイリアンを★《フリージアの尻尾》で攻撃しているのです。終末が起きてしまうのです」
リズ「終末きゃっきゃっ・・・って、ダンジョンでやるわけにはいかないね!」
ルスト「さすがに勘弁してー。取り敢えず中の神様には毒薬渡して置いて、残党を処理するぞー」
ヘリク「・・・妹がいるな」
ルスト「おぉ、これは」
セイーザ「なかなかにレアですね」
ノエッタ「モンスターボール、レベル4桁のがあるのです」
ルスト「捕まえてみよっか」
リズ「ポケ○ン、ゲットだぜ!」
ルスト「何とか全滅させたかな?」
セン「・・・これが被害者一覧」
セイーザ「ユニークがやたら多いですが」
レイラ「このユニークって、援軍の巻物で仲間になってたやつよね?」
ソティス「だんじょんの牧場みたいなところにいっぱいいました!」
ヘリク「自宅警備員として置いてたんだよな」
ノエッタ「これを見るに、牧場付近で中の神が大暴れしていたようなのです」
リズ「そしてボタンちゃんも混じってる! 復活させてあげて! ザオラル! ザオラル!」
ルスト「何故にザオラルをチョイスしたし。まぁ、復活の魔法~」
不思議の国のボタンは復活した。
ボタン「ふぇぇ・・・酷い目にあったわー」
セイーザ「おかえりなさい、ボタンちゃん」
ルスト「やっぱボタンは結構死んじゃうねぇ」
ボタン「結構死ぬってさらりと言われ
たわー。やっぱこの世界恐ろしいで」
セン「・・・イルヴァ故致し方なし」
リズ「ボタンちゃん99%無効とはいえ、1%通っちゃうと大抵即死だからねっ!」
ノエッタ「単独行動も多いので、集中砲火で死んじゃうのです」
ヘリク「流石に即死は管轄外だ」
セイーザ「私も、視界外の仲間を護るのは厳しいです」
ボタン「うう、やっぱ自分の身は自分で守れるようにならないといかんのなー」
ルスト「ま、こんな感じ。まとめると、詠唱1000達成の間にダンジョンがエイリアンに襲われたー」
セイーザ「今まで町がエイリアンやキューブなどに侵略されたことはなかったので、新鮮でしたね」
レイラ「しかも特大級のエイリアンよ。びっくりしたわ」
ノエッタ「核も効かないのです。こわかったのです」
ヘリク「いや、ダンジョンに核は撃ち込むなよ?」
リズ「そう言われると撃ち込みたくなるのが人の性ってやつさぁ!」
ボタン「汚物は消毒やでー!」
セン「・・・アホ共は黙ってて」
ソティス「せ、せんちゃん、もうちょっとやさしく、ね?」
ルスト「ソティスちゃん良い子だねー。もうちょっと振り切れても良いんだよー」
ヘリク「おいこら私の妹に何言ってんだ」
セイーザ「さて、それでは終わりましょうか。では読者の皆さん、またお会いしましょう」
一同「ではー」
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