クトゥルフリプレイ~Rhapsody in Yellow~ 1日目

クトゥルフの呼び声 TRPG

10月25日 月曜日 15時20分

寺生まれのR(以下KP):では、ルチアーノ・クラークの導入から始めていきます。
後輩W(以下ルチアーノ):お願いします。
KP:今日はテストの最終日です。中間テストが終わりました。終わった瞬間に隣の席に居た友人、美谷暁彦が「やっと試験終わったなー」と話しかけてきます。
赤錆:「やっと終わったよ、やっと終わったよ、なぁ!」
Eさん:「いややっと終わったぜ!」
汚いK:「あれは強敵でしたね……」
KP:モブを勝手に演じないで(笑)。美谷はそのまま続けます。「お前、今から暇か?」
ルチアーノ:「まぁ、暇です。私暇です」
KP:「暇か暇か。いや実はな、この前オンラインショップ『ナイル』で参考書を買った時に変な本がついてきたんだよ」
ルチアーノ:……ナイル? アマゾンじゃないんだ(笑)。
KP:アマゾンじゃなくてナイル。で、「これが不思議な本でさ、明日のオカルト研究会の定例会に持って行こうと思うんだ。それで、今日暇ならさ、先にお前にだけ見せようと思うんだよ。どうよ、来ないか?」
ルチアーノ:「じゃあ行ってみるかな」
KP:なら彼の家に行きますか?
ルチアーノ:はい。
KP:それなら、家に着いたら彼の部屋に通されて、「これがその本なんだよ」と言って、黄色い表紙に不可解な印の入った本を持ってきます。それはまるで禍々しい瘴気を放っているようにも見え、この本を見たあなたは成功で0、失敗で1d3のSANチェックです。
赤錆:早いよ!?
ルチアーノ:えーと、ダイスを振るんだよね?

判定:正気度
ルチアーノ・クラーク:65 → 98 失敗

正気度喪失ロール
ルチアーノ・クラーク:1d3 → 1
現在正気度
ルチアーノ・クラーク:65 → 64

ルチアーノ:1減少、良かった。
Eさん:私のPCだったら即死だった。
赤錆:EさんのPC、SANが25だからなぁ。
KP:正気度を失ったという事は、あなたはこの本を悍ましいものだと思った訳です。で、「俺この本読んだんだけど、凄く面白くてな。気が付いたら夜が明けてたよ。お陰で今日のテストボロボロだったよHAHAHA」
ルチアーノ:「お前……これ、が、面白い?」
KP:「あぁ。お前も読んでみると良いさ。内容気になるだろ?」
ルチアーノ:「いや、俺は今日は遠慮しておくよ」
KP:「そうか? いやー、面白かったんだけどなぁ。仕方ないなぁ。それなら明日の定例会、楽しみにしておいてくれ。そこでこの本について色々話してやるから」そんな訳で、ルチアーノの場面はこんなものですね。

 

10月25日 月曜日 15時20分

汚いK(以下総司):さぁ、私のターンか!
KP:そうですね。あなたのいる一年八組も今日がテスト最終日です。同時にあなたは、不運にも今日日直です。
総司:日直か。全く、テストなのに日直とは面倒臭い。
KP:で、日直日誌を書き終えて今職員室に向かっています。
総司:ま、これで俺もテストから解放されるぜ。
KP:担任の机に持っていきますね。
総司:先生はいらっしゃるの?
KP:担任の咲多花苗先生は席には居ません。
総司:居ないのか。「あれ、花苗先生は今どちらにいらっしゃいますか?」と手近な教師を引っ掴んで聞いてみよう。
赤錆:引っ掴むんだ(笑)。
KP:聞くならこう言われます。「今日は月曜日で、不登校の風宮さんの家に訪問に行く日だからね、それで今居ないんだよ」
総司:なるほど、風宮さんか……。
KP:妹の方ね。
赤錆:お前が気にしてる人だっけ。
総司:そうだね。しかし、このAPP:10(14)て、絶対何かあるよね(資料を見ながら)。
KP:あぁこれか。不登校で髪とか全然梳かしてないという設定でお願いします。
総司:元が14で、今ぼさぼさだから下がってるということか。
KP:では風宮さんの情報について。この風宮綺衣さんはあなたの友人ですが、十月に入ってから突然不登校になりました。
総司:なるほど。
赤錆:突然? 何か予兆はないの?
KP:んー……何か思い当たるものがあるかどうかは知識ロールでお願いします。
総司:知識で良いの? では。

判定:知識
鳴上総司:55 → 30 成功

KP:成功。イジメの相談を受けていたことを思い出します。
総司:なるほど、イジメの所為で引き籠ってるのか。
T田先生:うわー絶望だわ。……『我が校にイジメはありませんでした』(一同笑)。
KP:ちゃんと花苗先生に相談してるからね。
総司:「まぁ先生だけでは頼りになりませんからね、私も行きましょうか」、と心の中で思います。
赤錆:突っ込ませてくれ、えらい上から目線だな!
総司:だってイジメ問題に役に立つ先生とかこの世に存在するの?
Eさん:まぁー……。
赤錆:こいつこういうキャラで行く気か……。面倒臭そうー。
総司:で、心でそういう事を思いながら、「分かりました。では日誌を出して置きますので、先生に言伝をお願いします」と言って、折角だし風宮さんの家に向かいますかね。テストも終わったし。
KP:オッケーです。風宮さんの家に行くところで、一旦場面切ります。

 

10月25日 月曜日 15時20分

KP:次、服部蘭さん。
赤錆(以下蘭):はい。なんでしょうか。
KP:あなたは高校生探偵として、この学校で名が知れています。学校のコミュニティ内では皆知ってる位の感じですね。「あぁあの探偵か」位の感じ。
蘭:ふっふっふ、私を知らない人なんていないんですよ!
KP:あくまで学校ではね。
蘭:私も早く警察に関わって、あの工藤……ゲフンゲフン、例の高校生探偵みたいな有名な高校生探偵になりたいんですけどねぇ。
総司:最近行方不明になって久しい彼か。
蘭:たまに現れるらしいですけどねー。
KP:NPCの方の久藤君は普通に居るけどな。で、テスト終わりの月曜日。蘭さんは三年生のある男から声をかけられます。彼の名は風宮蓮太郎。
総司:兄の方か。
蘭:私、この人知ってますか?
KP:うーん、一年生だし多分知らないかな。
蘭:「あなたは誰でしょう?」
KP:「あなたがあの有名な、服部蘭さんかな?」
蘭:「ふふ、ふふふ……。そうです、私があの有名な、探☆偵!」
KP:ノリノリだな(笑)。
総司:ノリノリである、この男。
KP:「探偵さん、実はあなたに頼みたいことがあるんですよ」
蘭:「まっかせなさーい!」
KP:「実はこの所、学校で失踪者や不登校になった者が多いみたいでね。俺の妹もその一人なんだが、何か共通点があるような気がするんだ。ちょっとこの不登校事件について調べてくれないか?」
蘭:「えー……ちょっと待ってください。不登校ですか?」
KP:「不登校だね」
蘭:「そういうのは先生方に頼って下さいよ、私そういうのはやってないんですよ。例えばほら、殺人とか! そういうのが! やりたいんですよっ!!」
KP:お、おう(笑)。じゃあ蓮太郎は「高校でそんなのはねぇだろ」と思いながら、「んー、仕方ないですね。気が向いたらまたお願いしますよ」と言って立ち去ろうとします。
蘭:「前金にうまい棒300本なら考えないこともないですよ?」
KP:「はいはい」と呆れた様子で言いながら去っていきますね。
蘭:「ぶー……全く、私に不登校の相手をしろだなんて」まぁ良いや、追跡します。
Eさん:え、追跡?
KP:追跡すんの!?
蘭:当然。
KP:あっはい。じゃあ追跡ロールをどうぞ。

判定:追跡
服部蘭:16 → 95 失敗

KP:ギリギリファンブルじゃない(笑)。じゃあバレバレの追跡をしたあなたは当然蓮太郎に気付かれますよね。蓮太郎は振り向いて、「もしかして、俺についてくるつもりかな?」と聞いてきます。
蘭:「いやいやそんなことないですそんなことないですよ! たまたま通りかかっただけですから! うまい棒なんて気にしてないですから!!」
KP:「……もし興味があるなら、うちの妹を診てくれないか?」
蘭:「……妹さんですか?」
Eさん:妹を診て行かないかって台詞なかなか凄いよな(一同笑)。
蘭:妹って何年生?
KP:一年生。同級だね。
蘭:あー、じゃあ私は知ってるんですかねぇ。どうなんでしょうね?
KP:一年八組の不登校生徒ということは一年生の間で多分回ってるんじゃないかな。
蘭:……残念ながら私の友達はオカルトサークル以外居ないんですよ(泣)。
KP:そ、そうですか。
蘭:「まぁ、診ていけと言うなら診ていきましょう。当然、家に、お菓子はあるんでしょうね?」
KP:「お菓子位なら普通に置いてるけどな」
蘭:「じゃあ行きます」
KP:「やれやれ」と言って家に連れていきますね。
T田先生:ついて行ったのか。
蘭:ついて行った!
KP:これで蘭さんの場面は終了ですね。

 

10月25日 月曜日 15時30分

KP:じゃあ次。音楽教師の、和田鷹音さん。
T田先生(以下鷹音):はい。
KP:ならあなたが運動場のちょっと暗い所を歩いていると、
Eさん:運動場のちょっと暗い所!? どこだ!?(一同笑)
KP:た、体育館の裏ぐらいです。たまたまそこを通りかかった所、女子が男子にいじめられている現場を目撃します。
Eさん:女子が男子にいじめられてるって、なかなか悲惨な状況ですな。
KP:被害者側は水を掛けられたのかビショビショであり、本を抱えているのですがその本もビショビショになっています。加害者は「ざまぁみろ」と言ったような顔をしながらその場を立ち去ろうとします。
総司:人間の屑ですね。どうします?
鷹音:どうもしないよ。自分の部屋に帰る。
KP:はい、オッケー。……じゃあ場面切ります。
Eさん:終わり!? 終わりなの!?

 

10月25日 月曜日 16時00分

Eさん(以下正):あ、次自分?
蘭:お前どんな奴だっけ?
正:親が旅芸人で家に居ない、学生だよ。インドと静岡のハーフ。
KP:君は生徒会長に呼び出されて学祭の話し合いをしています。
正:学祭でカレー作る係やってる。本場のカレーを見せてやるよ。
KP:じゃあ話し合いが一段落した所で、生徒会長が「オカルトの話でもするか」と言った流れになります。
鷹音:なんでや!? おかしいだろその生徒会長!(一同爆笑)
正:生徒会長話題作り下手過ぎないっすか!?
鷹音:そんなわけで、一つどうぞ。
正:え? 「サフランには昔からネ、精神を向上させる力があるらしいヨ。色んな神力使ってきたって言ってたヨ」はい、そっから?
KP:「へぇ、面白いな。俺も最近聞いた話があってな。“悪魔を呼ぶ儀式”っていう都市伝説があるらしいんだ。巨大な石を九つ、V字型に並べて秋の夜空に願い事をする。すると異世界の魔王が現れて魂の半分を取られる代わりに、願い事を一つだけ叶えてくれるらしい」
正:え、ちょい待って。巨大な石?
KP:巨大な石。九つV字型にね。
正:あー、うん……。はいはい、それで?
KP:「……とまぁ、そんな話があってな」
正:「異世界の魔王、インドラで一撃ネ」
蘭:お、おう。
KP:「インドには色々な神様が居るからなぁ」
正:「そうそう。カーリーマジ強いネ」
KP:「誰かが魔王を呼び出すような事があれば、インドの神様でも頼ってみるかねぇ。はっはっは」
正:何言ってんのこの人……本当に何言ってんのこの人。マジ引くよ?「あ、ウチ仏教徒なんでそういうのマジお断りなんですけど。すみません、そういう勧誘みたいなのはちょっと……似非インド人もう止めますんで」
KP:「そ、そうか……」
鷹音:こいつインド人辞めるってよ。
正:「すいません自分純静岡育ちのインド人ハーフなんで日本語しか喋れないっす(一同爆笑)。カレーもバーモ○トからしか作れないんです!(再度爆笑)」
KP:「ま、まぁ……それっぽく作れば良いんじゃないかな、うん」
正:「ウィル外すっす名前から! インド人辞めます!」あの生徒会長マジ怖ぇ。
KP:じゃあそんな所で場面切ります。
蘭:終わったー!? あれで良いんかい!

 

10月25日 月曜日 15時40分

KP:次、風宮家に行く人たちの場面ね。途中で合流する形になるかな。
総司:「おや、貴方は風宮さんのお兄さんじゃありませんか」って、お兄さんに声掛けるわ。
KP:「君は……確か妹の友達の鳴上君だったね?」
総司:「はい。最近風宮さんが学校を休んでいるみたいなので、今日はテストも終わったし久し振りに挨拶に行こうかと」
KP:「それは有り難い。こっちは今客人を連れているんだが……(小声で)彼女だけじゃ不安だからな」
総司:「おや、彼女は当校自慢の“迷”探偵(笑)さんではありませんか」
蘭:「名探偵! 貴方今名探偵って言いましたよね!? その通りです、私は名探偵なのです!」
KP:なら、名探偵ではなく“迷”探偵と言われたことに気付いたかアイデアロールお願いします。

判定:アイデア
服部蘭:60 → 58 成功

KP:なら“迷”だという事に気付いたね。
蘭:「……? …………貴様ー!?」
総司:「おや何ですか“迷”探偵(笑)さん?」
蘭:「うぐぐぐぐ……殴り倒しますよ!?」
総司:「突然暴力ですか、止めて下さいよ“迷”探偵(爆笑)さん?」
KP:そこで「まぁまぁまぁまぁ」と蓮太郎が、
蘭:「うっせーーっ!!」と言う訳でこぶし振ります。
総司:え、ちょっと待って。その前に説得ロールをします。

判定:説得
鳴上総司:60 → 19 成功

総司:説得は成功したよ。
蘭:ど、どう説得するんだこいつ……。
総司:「止めて下さいよ“迷”探偵(笑)さん! 私は“迷”探偵(笑)さんの事を褒めたたえているだけなのに殴ろうとするんですか!?」
蘭:「え……ほ、褒めてる? 褒めてるの? 良く分かんないんだけど」
総司:「褒めてますよ。以前貴女が解決した事件もあったじゃないですか」と言って、そうだな。近所の猫探しを頑張ってた話でも(一同笑)。
蘭:「そう! そう! それ頑張ったの!」
総司:「そうですよ、私はそんな貴女をいつも素晴らしいと思っていたんですよ」と褒めたたえるよ。
蘭:「いやー、私あの事件は猫の顔をした女が出てくると思ってたんですけどねー」 ※別シナリオの話です。
総司:「そうなんですか、大変でしたね」
蘭:「しかしそれを知っているとは、貴方はとても良い人ですね! 良いでしょう、私の部下にしてあげましょう!」
総司:「ありがとうございます。しかし私のような非才な者には貴女のような素晴らしい方の部下はとても務まりませんよ。私がもうちょっと実力をつけてから、また誘ってください」
蘭:「ぶー……まぁ、良いでしょう。じゃあまた今度誘いますね」
KP:と、いう茶番をしている間に。
蘭:茶番言われた……。
ルチアーノ:いや茶番でしょ。
総司:茶番が大事だ。
KP:二人で話していると、向こうからあまり背の高くない女の人が歩いてきます。
総司:英語教師の咲多先生?
KP:その通りです。「あなた達、こんな所でどうしたの?」と話しかけてきます。
総司:「あ、咲多先生。実は風宮さんの家に伺おうと思ってまして。そういえば日直の仕事はしておきました。机の上に日誌は置いておきましたよ」
KP:「あら、ありがとう。綺衣ちゃんだけど、あまり良い様子じゃないみたいね……。私は今日会いに行ったんだけど、部屋に入るなって言われちゃって」
蘭:「え、病気なんですか?」
KP:「病気ではなさそうなんだけど……相当精神に傷を負っているみたい。今日はそっとしておいてあげて」
総司:「そうなんですか……。まぁ、一声だけかけてから帰ります。先生、ありがとうございます」
蘭:「私はお菓子を食べに行きます」(一同笑)
KP:えっと、咲多先生に若干睨まれますが、きっとこういう口実で励ましに行くんだろうなって納得して、「分かったわ。でもあんまり長居しないようにね」と言って、先生は去っていきます。
蘭:やばい、ちょっとアホの子になってきちゃった。
総司:今更過ぎる。さて、何も無ければそのまま家に向かうよ。
KP:では、このまま何事も無く風宮家につきます。風宮家は割と大きな家です。
総司:結構立派な家だよなぁ。
蘭:これは……きっとラングドシャとか出るに違いない(一同笑)。
正:ラングドシャて(笑)。
総司:まぁお兄さんについて行って家に上がろうかね。
KP:すると母親の風宮鳴さんに会いますね。お菓子出してくれます。ラングドシャです。
蘭:ちょっと待ってお母さんに挨拶してない。全く知らない人だし。「あなたがお母様ですか? 私、探偵をしております服部蘭と申します」
KP:「あら、あなたの事なら蓮太郎から聞いてるわ」
蘭:「滝廉太郎から?」
KP:いや、兄貴兄貴! 風宮蓮太郎ね。
蘭:「あー、そっちでしたか。なるほど」
KP:「いや普通にそっちだろ!」と蓮太郎が(笑)
蘭:「いやいや探偵ですから。思考が飛躍しないでどうするんですか」
KP:「一理……ねぇよ!」
総司:とか言ってる間に私はお母さんに「私はすぐ帰りますので、お構いなく」と言って綺衣さんの部屋に向かうよ。
KP:知り合いの家だし普通に行けますね。二階の部屋なんだけど、鍵が掛かっててドアが開きません。
総司:ノックして声かけてみるよ。
KP:「……誰?」という不機嫌な声が返ってきます。
総司:「やぁ、鳴上だよ。テストが終わったし折角だから挨拶しに来たんだ。最近休んでいるみたいだけど体調はどうだい?」
KP:「悪いけど私、今誰とも会いたくないの。早く帰って」
総司:「顔くらい見せてくれないか」と説得ロールしてみるけど?

判定:説得
鳴上総司:60 → 13 成功

総司:成功。まぁ効くかは知らないけど。
KP:では、少し扉が開いてちらっと顔を見せ、すぐにバタンと扉が閉められます。
蘭:怖いよ。どんな顔だった?
総司:目星で分かる? 今の一瞬じゃ無理かな。
KP:いや普通に分かる。以前の見た目は黒髪のショートカットで大人しそうな印象……だったが。
総司:が?
KP:泣き腫らしたような目をしており、髪の毛も伸び放題でボサボサになってしまっている。服装はフード付の灰色のパーカーを着ているね。
総司:なるほど。
正:それは重要じゃなさそうだなぁ。
蘭:実は灰色のパーカーがキーアイテムでしたとか?
正:灰色で思い出すワードは無いんだけどな(笑)
総司:まぁ今は良いや。「また何か困ったことがあったら私に相談してくれよ」と言って部屋から立ち去ろうかね。
KP:良いでしょう。お菓子食ってる方はどうするんだ?
蘭:お菓子食ってる。もっしゃもっしゃ。
総司:じゃあお兄さんの方にも「何か困ったことがあれば連絡して下さい」と声を掛けてから家を出るわ。
蘭:「あ、お前の分のラングドシャはもう既に食べちゃったからね!」
総司:あー、聞こえなかった振りをして外に出ます(一同笑)
蘭:(頬を膨らまして不機嫌そうにする)
KP:……で、お菓子食い終わったらどうする?
蘭:食べ終わったら? コーヒーのお代わりを要求する(一同爆笑)。「すいませーん、おかわりくださいっ!」
KP:はいはい(笑)。そうするとそうだな、家を出てしばらくしたところで、蓮太郎が鳴上を追いかけてきます。
総司:俺?
KP:「すまんが、一緒に来たあいつを連れて帰ってくれんか?」
総司:「一緒に来た? あぁ、あの“迷”探偵(爆笑)さんですか」
KP:「あいつ、このままずっと居座るつもりだ! 早く帰してくれ」(一同笑)
総司「分かりました、ちょっと待ってください」と言って家に戻って、「“迷”探偵さんさっきあちらの方にあなたの事を探している依頼人さんがいらっしゃいましたよ」
蘭:「えっ!? どこどこだれだれどんな人!?」
総司:まぁ、そう言って家から引っ張り出す。「あちらの方にいましたよ。今から走って行けば間に合うんじゃないでしょうか」
蘭:「分かった、すぐ行く! 行きます!」と言ってDEX 12で走っていきます。
総司:俺はそのままこいつと反対方向に行って家に帰るぜ。
KP:はいオッケー(笑)。じゃあこの場面は終了ですね。

 

10月25日 月曜日 23時59分

……続く

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