どうも、赤錆です。
いやー、昨日は飲んでました。会社の祭りの実行委員会に参加してるんですけどね私、それで飲み会に誘われまして。
どうやら誘って下さった方、当社の凄腕な変人みたいでして。自宅に実験装置やら真空チャンバーやらあったり、フライス盤から旋盤から溶接まで何でもござれな凄い人でした。
しかも初対面の人でも自宅に泊まらせたり(なお奥さんいますその人)、始末書案件も相当やらかしてるそうな。
・・・自宅に真空チャンバーは憧れるな!! ボーナスで真空ポンプを買う、か。悪くない。
買うならやはりあれかな。芝浦メカトロニクスの徳田ブランド。あぁでも神港精機も捨てがたい・・・。いやまて自分でメンテするなら慣れてるアルカテルも。樫山工業や大阪真空もワンチャンある。アルバックのはあんまり好きじゃないなぁ。
まぁ個人で買うなら一番はやっぱお値段優先にはなりそうだ。
などと考えたりしてる私です。アホです。でも自宅にミリ波の実験装置は地味に欲しかったりしますね。えぇ。
いずれ持家買えるくらいになれれば考えましょう。
あ、真空ポンプについて色々出しましたが、真空展参加してきました。
VACUUM2017真空展、というやつ。パシフィコ横浜でありまして。
私は真空ポンプ好きなので色々見てましたねー。
アルバック・神港精機・芝浦メカトロニクス・大亜真空・Edwards・キヤノンアネルバ、などなど。まぁアネルバは自分で作ってる訳じゃないですが。
主にドライポンプの各社の特徴について知りたかったんですが、私の会社がとある会社と仲が悪くて(まぁ競合ですしね)言葉濁されてあんまり聞けなかったり、営業の方が多くて詳しいことは知らなかったりなんかはありました。
なお私は油拡散ポンプが好きですね、はい。あの壊れにくさと排気量は魅力。
他に良いなと思ったのはコスモテックのアルミシールとか。なんと通常のO-リングフランジのとこにつけるとターボ分子ポンプ等がしっかり性能出るとのこと。便利。でも高そう。
あと講演も色々聞きました。
オプトランの「次世代IoT向け真空薄膜製造装置の紹介」では、特定周波数を偏光する薄膜レンズなどの製造装置の紹介があり、やはり現状のニーズに合う装置を作り続ける難しさがあるんだなぁと。
まぁ私薄膜はちょっと分野違うんで今一つ理解が足りてないんですが。
東京電子工業の「極高真空における圧力測定と残留ガス分析」は、3G-Gaugeの紹介(超高真空用のスペクトロスコピー型熱陰極真空計)がありました。材料にCuBeを使うのはすごくいいと思いましたな。うん。
あと残留ガス分析の方はフィラメントの改善(確かIr-Ptにしたんだっけか?)により放出ガス低減でCOやらH2Oやらのガス放出を極限まで抑えたみたいです。これもすごい。
極高真空は最近勉強してるんで、良いですねぇこれ。まぁ私業務では中真空程度しか使いませんが!
アルバックの「真空計測におけるアルバックのJCSSへの取り組みのご紹介」は、真空計の校正の話。10^5~10^-4 Paまで校正できるらしい。標準真空計はなんだっけか、薄膜とスピニングローターかな?
しっかし、電離真空計やピラニのヘッドをアセトンでバシャバシャ洗ってた身からすると耳が痛い話ですなぁ・・・w
キヤノンアネルバの「コールドカソードピラニゲージの紹介」については、ペニング真空計とピラニの複合真空計の改良型を紹介してました。なるほど放電部分のアタッチメント化やら、金属センサではなく光センサやらですごい使いやすそうなものになってましたね。
これに関してはうちの業務でも使えそうだなぁと思いました。丁度の領域測れますしね。
まぁそんな感じ。
あと宇宙エレベータの構想計画なんかも聞きましたが壮大過ぎてアレですね。
96000kmのカーボンナノチューブワイヤーとかどうやって作るつもりなんだろう・・・。いやでも2050年実現予定だから楽しみではあります。
実際乗る機会がなくても見れるだけでワクワクしますな。
簡単にまとめましたがそんなもんでしたー。いやはや楽しかったです。
・・・しっかし読み直したらこれ、私の所属する会社ばれそうな予感だわ。結構推測できそうやばい。
まぁ、いっか! ではー!
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