赤錆「フラワーアーチが家の前に飾ってあるぞ」
ライナ「女子力をとってつけたような!」
ミュウナ「んなー」
メリリース「し、失礼ですってば。……そういえば、お家に行くのは初めてですね」
ライナ「おー、本がいっぱいだぁ! お勉強好きの神様?」
ミュウナ「本が散らかってるー」
赤錆「整理出来ない子なのね」
メリリース「ドジっ娘ですしね・・・えぇ」
ライナ「そして寝室! 祭壇発見だね!」
ミュウナ「お布団……本で埋もれてるー」
メリリース「あはは、勉強熱心ですね。メルティアちゃん」
赤錆「ズボラな独り暮らし感が凄い。祭壇の上に本をおきっぱにしていないだけマシか……?」
ライナ「にしし♪ そっちの方がらしいかもだけどね!」
赤錆「さてさて。お久し振りでございます。今回は《詠唱のメルティア》様ですよー。私作の神も2回目か」
ライナ「あれー、1回目じゃないの?」
ミュウナ「ライナはー、その時いなかった」
メリリース「えぇと、さ、先に進みましょう! ボーナスは、詠唱・魔力・習得・読書・暗記……私に似ているような?」
赤錆「えぇ、メリリース様リスペクトで作った経緯もありますので。メリリース様は魔道具・魔力・器用・大工・錬金術だからねぇ」
ライナ「魔道具に対抗して詠唱だね! にしし、お友達? お友達ー?」
メリリース「えぇ、たましにか会いませんけどね」
ミュウナ「むふー。特殊能力は物質探知だってー」
赤錆「細かい所が気になるのに掃除は苦手なめるめる」
ライナ「めるめる! 可愛い!! さぁ信仰だー、おー!!」
メルティア『詠唱を学びに来たんですね? よろしくお願いします』
赤錆「めるめるー」
ミュウナ「めるめるー」
メリリース「め、めるめる?」
ライナ「よろしくだよめるめる!」
ライナ「さてさて、捧げ物はなんだっけ!」
ミュウナ「魔法書と散らかった本とリンゴと杖ー」
メリリース「魔法書は楽そうですね。魔法店で買えますから」
赤錆「魔術師ギルドに入ってれば、安い魔法書を買いあされるんだが……」
ライナ「ザンネン、私ギルドはいってなーい。街を巡って買おう!」
ミュウナ「りんごは生えてたら捧げるー。あるー?」
メリリース「えぇと、どうやら無いようですね」
ライナ「最悪燃やして再生成! 杖は魔法店から買えるからー」
赤錆「まぁやっぱ魔法店巡りだわな。それじゃ久々に行こうぜ」
ライナ「にしし♪ れっつらごー!!」
メルティア『リンゴが食べたい……はっ、ありがとうございます』
ミュウナ「リンゴもしゃもしゃー」
ライナ「にっしっし。アップルパイも捧げられないのかなぁ」
赤錆「やりたかったんですが、識別子が小麦粉扱いなので……」
メリリース「メルティアちゃん、リンゴ料理上手なんですよ? きっとアップルパイにして返してくれますよ」
ライナ「わーい! おやつだぁ!!」
メルティア『おやすみなさい。夢の中で魔術師さんに会えると良いですね』
ライナ「すぴー、すぴー……まじゅつしさぁん……」
ミュウナ「会えてるー」
赤錆「闇の霧と知者の加護ってまた、魔法使いにうってつけなものを」
メリリース「メルティアちゃんの加護でしょうか? ふふっ」
メルティア『信者さんのおかげで、また詠唱の真理を発見しました!』
ライナ「詠唱の真理を発見だぁ!」
ミュウナ「いあ いあ だなりん」
メリリース「や、止めましょうミュウちゃん!?」
赤錆「まぁ何はともあれ下僕もらえるなー」
ライナ「にしし♪ 久々の下僕さんいらっしゃーい!」
メルティア『私の研究成果を差し上げましょう。……よ、喜んでくれるかな?』
ライナ「喜ぶぅ! わーい!」
ライナ「本だ!」
メリリース「これは……魔法具です!」
ミュウナ「自律で動く道具ー」
赤錆「『誰でも分かる詠唱の基本』」
ライナ「詠唱の学習書かな!」
メリリース「分かりやすく書かれていますね。著者はどなたでしょうか?」
ミュウナ「えっとー、メルティア=スペリアド?」
メリリース「メルティアちゃんですね」
ライナ「そんな魔法の本のステータスはこれだぁ!」
メリリース「やっぱり魔法具です! 私の箒さんと同じですね」
赤錆「つまりは神の化身な訳で。まぁ無難な感じ」
ミュウナ「紙はもぐもぐして回避増える?」
ライナ「これは増えなさそうだね! 取り敢えず戦闘させてみよっか!」
赤錆「お、麻痺の矢」
メリリース「そういえばメルティアちゃん、幻惑と神経の魔法が得意でしたから。その所為かも?」
ライナ「麻痺は優秀だからねー。にっしし」
ミュウナ「主は魔法得意じゃないけどー」
ライナ「英雄! ヒデオ!!」
ミュウナ「だれだー」
赤錆「魔法型なのに英雄ってのもなかなか。まぁ乗馬適性あるし、筋力上がるのは良いことか」
メリリース「もしかして、私の魔法の箒が聖なる盾を使うのに対抗して……?」
赤錆「ざっつらいと」
赤錆「……さて。実はこの本こっそり仕掛けがありまして」
ライナ「ほにゃ? 何々きになるぅ!」
赤錆「ほれ、そこのページ見てみ?」
ミュウナ「むー?」
ライナ「……!! ふ、袋とじ!?」
メリリース「待って下さい。これ『気持ちいいこと』の選択画面ですよね!?」
赤錆「さぁ……開こうぜ!」
ミュウナ「びりー」
ライナ「わぁお♪」
メリリース「だ、ダメですよ! 見ちゃだめですー!!」
ミュウナ「なぜ袋とじがー」
赤錆「実は見られたいのでは?」
一同「……」
ライナ「はふぅ♪」
ミュウナ「致してらっしゃるー?」
メリリース「こ、この話は終わりにしましょう!? メルティアちゃんの名誉に関わります!?」
赤錆「なお発狂した本が大変なことになってますが」
ライナ「いあ いあ だなりん!」
ミュウナ「この本おもしろーい!」
ライナ「宝物ももらったよー! リンゴだっ!」
ミュウナ「もぐもぐしていい?」
赤錆「ちょい待ち。食べるにしても鑑定してからね」
★《知恵の果実》 (1d4-2)
種別:投擲 素材:生もの 重量:0.2s
知者の加護発動 [+]
暗記 [**]
習得+9
マナ+7
ライナ「まさかの武器だった! めるめるが栽培してるんだねこれー」
赤錆「ナチュラルなめるめる呼び。武器としてはお粗末なものだけどねぇ」
ミュウナ「マナが増えるー。知者の加護も発動?」
メリリース「……待って下さい。これすごく特殊なのではないでしょうか?」
赤錆「流石魔道具の神様。取り敢えず使ってみ」
ライナ「おうさー!」
ライナ「知者の加護発動~」
ミュウナ「普通ー。待機時間はないけどー」
メリリース「これは予想できます。でも、これだけじゃない気がするんです……!」
赤錆「これは武器だろう?」
ライナ「! とりゃー!!」
メリリース「えっ、私にー!?」
メリリース「あぅ、痛い……ですけど、頭が冴えているような……」
赤錆「そう。この知者の加護発動は投げられた側に発動します」
ライナ「武器として弱くて、投げられた側に発動……はっ、バフとして使えそう!」
ミュウナ「知者の加護ばらまきー。私にもー」
赤錆「ミュウちゃんに投げたらそのまま食べられそうだけどね」
ライナ「ほにゃ? 何か落ちたよー」
メリリース「……いやあの、見たことある字が書いてあるんですけど」
ミュウナ「紙切れ拾うー」
赤錆「あぁうん。ソウダネ」
ライナ「魔道書ー? 魔法書じゃなさそう」
メリリース「えぇ、鑑定しますね?」
赤錆「どうぞどうぞ」
一同「……」
ライナ「魔道書の一部かにゃー?」
ミュウナ「アイスボルトの研究がー」
メリリース「明らかにメルティアちゃんの研究書の一部です。どうしてこんな所に?」
赤錆「ナンデダロウネー」
ライナ「むっ、赤錆さん何かしってるなー!? 教えろー!!」
赤錆「あとで、あとでねー」
メルティア『いつも……資料を下さりありがとうございます。これからも沢山、あなたと共に研究をしていきたいです……!』
ライナ「にしし、私も魔法得意になってきたから! これからも頑張ろうね!」
ミュウナ「でもすぐ裏切るー」
メリリース「本気で泣いちゃいそうですよ、メルティアちゃんお友達少ないですから……」
赤錆「やめたげてよぉ」
ライナ「うわ、でっかい本!」
メリリース「本で10.0sって何事ですか!」
赤錆「メリリース様も鞄で10.0sなんで人のこと言えないです」
ミュウナ「むぐぐ、大きくて読むのたいへーん」
ライナ「鑑定だ鑑定だっ!」
★《手書きのグリモワール》 [5, 25]
種別:背中装備 素材:皮 重量:10.0s
魔力の集積 [****]
知者の加護 [****]
ナイトメア [****]
幻影の光線 [****]
混沌の瞳 [****]
詠唱 [***]
暗記 [*]
自然鑑定 [**]
読書 [**]
ライナ「発動効果じゃない魔法がついてる!?」
赤錆「あぁ、かなり特殊なやつです。魔法技能に直接プラスするやつ。てかさっきみた断章もそうだったじゃん」
ミュウナ「つまり、もぐもぐすれば魔法に経験値ー」
メリリース「昔ありましたよね、覚えたページから食べていく勉強法……それはそれとして、最後」
ライナ「風で飛んでっちゃったぁ♪」
赤錆「ドジっ娘なんですなぁ」
メリリース「ふふっ、メルティアちゃんらしいです」
ライナ「じゃー久々のいらっしゃいだよー!」
ミュウナ「めるめるー」
赤錆「ぼっちなめるめるを呼んであげよう」
メリリース「か、かわいそうですから止めてあげてください……」
ライナ「にしし♪ じゃあ呼ぶね! 『メルティア』様!!」
メルティア「わ、私をお呼びですかっ!?」
ライナ「呼んだよめるめる!」
ミュウナ「めるー」
ロキア「めるめるー♪」
メリリース「メルティアちゃん、お久し振りですね」
赤錆「そして何故机の上に呼んでしまったのか」
メルティア「ご、ごほん。詠唱の神たる私に、ど、どんなご用件でしょうか?」
赤錆「おぉ、頑張って威厳出してる」
メリリース「ガチガチじゃないですか……ほら、肩の力を抜きましょうー」
メルティア「よ、余計なお世話です魔道具さん……」
ミュウナ「ご用件どうするのー?」
ライナ「にっしっし……さようなら!!」
メルティア「ま、待って、待って下さーい! せ、折角降臨したんですから、その、お話でも……」
赤錆「必死だ」
メリリース「久々の会話で必死なんですよ……」
メルティア「察しないで……」
ライナ「なでなでー。ほらほら、そういえばページ落ちてたよ!」
ミュウナ「アイスボルトのー」
メルティア「はぅ!? ……げ、原稿が風で飛んでったとかそんなことは一切ありませんから! これは、その、えぇ。わ、私の英知を地上の者にも知ってもらうために、わ、わざとやったんです! きっとそうなんです!」
ライナ「必死だー」
メリリース「もう止めましょう、かわいそうですよ……」
ミュウナ「えー」
メルティア「……えっと、もしよければ、無くした原稿を集めてくれると嬉しいな、なんて。 あうあう、すいません……無くしたんです。お願いです集めて下さいいい……(泣)」
ライナ「よーしよし。泣くな泣くなっ♪」
メリリース「ほ、ほら元気を出して下さいっ」
赤錆「あ、断章ですけど、あれ分類杖なので捧げ物として捧げられます。なお自然生成するので、ゲームバランスに影響しやすいです。導入は計画的に。なお全魔法分あるので、65個です。カスタムアイテムの上限もあるんで本当慎重にお願いしますね」
ミュウナ「ちゃんとれあどめ読んでねー」
赤錆「そんな訳で、久々の更新でした。最近気力が無くてすいませんね」
ライナ「ほんとだねー。何かしゃべり方忘れかけてるぅ」
ミュウナ「めたいー。ライナ様めたいー」
メリリース「あはは……さ、さて次はどうしましょう?」
赤錆「またランダムでいきましょうー。えっと、167番」
ミュウナ「んー、《蒐集屋のアマリ》様」
メリリース「蒐集の神様でしょうか? 私とは気が合いそうですね」
ライナ「だね! 私も神様集めしてるから良いかも!」
赤錆「んむー。まぁそんな訳で久々でしたが、どうでしたかね? ではこれでー」
一同「ではー!」
↓DLはこちらから(カスゴwikiへ飛びます)
《詠唱のメルティア》
今日の出来損ないちゃん
ミュウナ「もぐもぐー」
ライナ「もぐもぐっ♪」
メリリース「もぐもぐです」
ミュウナ「本……内容覚えたから食べちゃうー」
メリリース「あぅ、魔法具さんが……」
赤錆「てかミュウちゃん中身読んだっけ?」
ライナ「めるめるの×××な写真は見たね!」
ミュウナ「美味しくないー」
赤錆「もういい加減増えないな。てか部位も全部あるのか?」
ライナ「えっとー、腰が無い! 人型じゃないとダメ?」
メリリース「どうでしたっけ。まぁ腰の部位はそれほど重要ではないから良いのではないでしょうか?」
ミュウナ「前回のロロ様の外液欲しいー」
赤錆「かなり優秀だったからなぁ、アレ」
ライナ「それよりミュウちゃん! おまんじゅうもパース!」
ミュウナ「もぐしゃー」
ミュウナ「頭がよくなったー」
ライナ「えらいぞミュウちゃん!」
メリリース「詠唱も得意になりましたね。流石はメルティアちゃん」
赤錆「祝福飯効果は習得・魔力・詠唱です。魔力は潜在がキツかったかな」
本日のメリリース様
ライナ「何かにつけて魔道具さんはー、って言ってるよね!」
ミュウナ「魔道具さんってメリリース様のことかとー」
赤錆「魔道具の時もあれば、メリリース様の時もあるようだね」
ライナ「確かに! 英雄や聖なる盾は魔道具にはないもんねー」
ミュウナ「ポーションはー?」
赤錆「英雄はあるが聖なる盾は無いからなぁ。まぁそれにお手軽じゃないことは魔法に頼らないといけない場面が多いしなぁ」
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