「どうも、赤錆です」
「……ルストです」
「久々なのにいきなりしょげないで下さいよ……あ、黄金の騎士のセイーザです」
「おかーさん、FXで貯金溶かしたような顔してる~♪ あ、ライナだよ! だよ!」
「え、えふえっくす? えぇと、紅葉の巫女のカエデと申します」
「まぁ、そういうのがあるのさ……白龍の孫のシャール、よろしく」
「あはは……ま、まぁ損害というほどでもなかったですし。愛のレヴィンですよ、皆様お久し振りです」
「むすー、そんなの自分の身体に火が付くのと比べたらなんでもないじゃない」
「お正月の事根に持ってる……えっとえっと、アルちゃんと、わたしはめるめるですっ!」
「やれやれ……やはりお金は人を狂わせますね。ダメですね」
「ミレン様自己紹介自己紹介。私はセツナだよ、よろしくっ!」
「……いや何があったのさ」
「実は……収穫の魔法書を溶かしてしまいまして」
「わ、わたしはやめようって言ったんですけど……」
「魔法の訓練には失敗も必要って言って聞かなくて。いやその通りなんだけどさ」
「それで40冊の収穫の魔法書溶かして、願いの杖1本でしたからね。いやぁ、哀れ哀れ」
「うぅ……なんとでも言えー。詠唱レベルどーせ低いですよーだ」
「ま、まぁまぁ。取り敢えず1本でも素晴らしいものですよ、願いの杖なんて。どのように使うか考えましょうよ!」
「生き武器用に名前の巻物かなぁ……他には、今は特にないよね?」
「あとは神様呼び寄せちゃう? まだ倒せる実力無いか」
「神は殺すっ……と言いたいところだけど、ザンネンながら分身な私にはそれは無理なのであった。あー、早く強くなって全部殺したいー」
「おぉ怖い怖い♪ じゃあセツナ様に強くなってもらっちゃうー? ほら、前衛だけど生命力低めだしっ」
「あー、確かにそうだねぇ。うん、それならジュア様の祝福飯とお饅頭でいいかなー。多分セツナって、耐久は似合わないでしょ?」
「耐久か意思かって言われたら、断然意思だね! ほら、一応私ミレン様信仰してるから、マイナス回復も使える訳で」
「あぁ、そうでしたね。別に信仰してくれなくても構わないんですけどね……自分を信仰して神下奔りを使った方が強いでしょう?」
「いえ、ミレン様。信者には時に譲れないものがあるんですよ。私には分かりますよ」
「そうですね。私ももっと合う神様はいるのでしょうが、オパートス様への信仰心は薄れません」
「ま、そゆこと。取り敢えずセツナはご飯食べる食べるー」
「ちょ、ズルいです! 私より生命力が高いなんて……!」
「ありゃ? ミレン様とHPが同程度になるぐらいあげたつもりだったけど」
「ミレン様は意思が高いから……」
「まぁ誤差誤差。しかしセイーザが嫉妬とは珍しいですね」
「そりゃ自分の長所をあっさり取られたら悔しいでしょうよ。まぁでも……」
「HPで見ればセイーザが圧倒してるから良いじゃんか!」
「むぅ、それはそうですが……」
「あれ、私ドラゴンなのにHP低すぎ……?」
「ライナ案外耐久無いからねー。まぁセイーザは守護者フィートもあるし、今後しっかり生命力も上げていきたいね」
「えぇ、是非お願いしますね」
「……全額掛けられるのかい? これは」
「えー……つい今し方収穫の魔法書溶かしたばかりなのにこれは」
「ゼンガクカケロヤ」
「やってやろうじゃねぇかよこの野郎!!」
「はいはいテンプレテンプレ。で、負けそうになったらディーラー暗殺すればいい?」
「だ、だめですよ~」
「これはSESTの仕様かな……うんまぁ、ガンバレ」
「凄いじゃ無いですか、我が主」
「最後Aが3連続ってのがなんというか、無駄な運だね……」
「ま、上出来じゃないの。さてさて、何が貰えるのかしら?」
「カジノチップ500枚以上掛けましたからね、期待して良いのではないでしょうか?」
「や、やったぁ?」
「うん、十分有難いかな……? うん」
「基本冒険者との交換用になるかなぁ。ま、十分十分」
「私としては高品質の靴も気になりますね。どのような性能なのでしょう?」
「優秀な素体……ですかね?」
「強化値は高いですが、現状の私の防具だとそれほど……ですね」
「靴装備、なんだかんだ皆良い物装備しちゃってるからねぇ。これは倉庫行きなのかなっ?」
「だねぇ。うーんちょっと残念ー」
「まぁこんな感じで。なんだ飯食ってギャンブルしただけじゃないか」
「一応裏では冒険してるよー。特筆点がないだけでさ」
「ですね……しかし、安定して地獄ネフィアをクリアできるのはいつになるやら」
「安定どころかクリアできないからね! ドラゴンさんの格闘怖いからHP上げて!」
「うん、そうなるよね。ボクももっと鍛えないと……」
「私もしっかり回復できるようにしないといけませんね。まだまだです」
「……装備も、ちゃんと揃えないとね?」
「それよ! 早く私とめるめるに魔法威力武器をよこしなさいー!」
「ほ、ほしいけど……あとまわしでいいからねっ?」
「私は後ろからちまちまやってるんで適当で良いですよー」
「ミレン様も働いて働いて。私は、武器がもうあるからほぼ完成だね。基本隠れて暗殺するからよろしくっ」
「おっけーおっけー。まぁそれもあるけど、私の回復魔法をもっと強くしないといけないと思ってるよ。そろそろ★《ランキス》卒業しないとなー」
「まぁランキス強いからな……それじゃ、今回はこの辺で」
一同「ではではー!」
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