ポンプが不調なら別のを使えば良いじゃない。

大学関連

どうも、赤錆です。

どうにも最近4階実験室のポンプの調子が悪い。ディテクターも上手く引けない。

ならどうするか? 簡単だ、別のポンプを使えば良い。

そんなこんなで、現在極低温センターで一年以上放置されたディフュジョンポンプの立ち上げ作業を行っておりました。しかし、流石にずっと動かしてないだけあって苦労しましたよ。

まず、試しに経を接続して引いてみる。すると引けない。どうやらどこかにリークがある模様。漏れる箇所は少ないので取り敢えずぱぱっとグリースの塗り替えをすると引けるようになった。

次の問題は、到達真空が低い。特にロータリーポンプが問題有りそうだ。明らかに異音もしているのでオイル交換をすることに。へへへ、もう手慣れた物ですよオイル交換なんて。
と思ってたら内部の汚れが酷い。もう酷すぎる。オイル滓が多すぎて掻き出しきれない。こういう時はロータリーポンプ用洗浄オイルを用いるか、ポンプを分解するかが必要ですがお金も時間も無いので仕方なくそのままオイル注入。

んで、到達真空が若干上がった。まぁ若干でも改善は改善。異音もしないし。

それで、現在ディフュジョンで引いてるところです。少し特殊な構造の部分があり真空が引けるのが遅いようなので、ゆっくり様子見をしています。

上手く引けるようだったら液体窒素トラップを作ってディテクターの真空引きをしたいところ。

まぁ、ポンプ修理とかいつも通りの日常でした。

・・・あぁ、それともう一つ話題が。

大学1年生向けの談話会のポスターセッションを先生がやる予定だったんですが、抜けられない用事が出来て急遽僕がやることに。いやぁ、ポスターセッションとか久々だ、6年振りかな・・・。まぁ1年生向けなんでそこまでガツガツ質問が来るわけでも無し、純粋に興味を持ってもらえれば良い感じの発表なんで気楽に準備したいと思います。

正直、割と楽しみです。うん。

ではー。

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