カスゴ作成指南書その2~ 下僕を作ろう

elona カスタムゴッド作成指南

赤錆「はい、次は下僕を作りましょう」
ルスト「本家じゃ、黄金の騎士とか、黒猫みたいな感じだねー」
インストラ「ふふっ、私の下僕は白羽鳥ちゃんですので、作っていきましょう」
赤錆「例の如く、サンプルどーん」

%Elona Custom Npc

 

author. “赤錆”
name. “Instra_servant,白羽鳥”
race. “servant”
class. “archer”
filter. “/cnpc/nodownload/nogenerate/”
level. “8”
relation. “-1”
sex. “1”
fixLv. “3”
rare. “0”
spawnType. “3”
aiCalm. “1”
aiMove. “90”
aiDist. “1”
aiHeal. “”
aiAct. “-1,-1,-1,-2,-2”
aiActSubFreq. “15”
aiActSub. “448,448,446,0,0”
meleeElem. “”
resist. “52,6”
bitOn. “5,22,26”

randomName. “1”

赤錆「あ、この下に会話テキストがあるんだけど、それは量が多いから省略。後でリドミのサンプル出すからそちらを参照にして下さい」
ルスト「ぶっちゃけ、会話テキストは無くても動作はするからね。寂しいけど」
インストラ「あ、あと会話テキストと一緒に%endTxtも省略しましたが、これは必ず最後に要りますからね
赤錆「うむ。それじゃ早速見ていきましょう」

%Elona Custom Npc

赤錆「カスタムNPCを作る際には必ず入れるお決まりです」
インストラ「取り敢えず入れておこうね」

author. “赤錆”

ルスト「はいはいおーさーおーさー」
赤錆「うん、ここもまぁ適当にどうぞ」

name. “Instra_servant,白羽鳥”

赤錆「ここから重要。下僕の名前だね」
ルスト「前と一緒で、カンマで区切って前半が英語、後半が日本語かぁ」
インストラ「あとね、この英語名がファイル名になるのさ。だから他のカスタムと被ったらアウト
赤錆「うむ。だから被らないようにInstra_servantとしている訳です。安易な名前付けると被って不具合の元だからね」
ルスト「気をつけようー」

race. “servant”

赤錆「今度は種族だね。カスタム種族なんてのもあるけど、それは応用なので・・・今回は普通に」
ルスト「servantってのは、何の種族?」
インストラ「神の化身だね。まぁ下僕なら一般的じゃ無いかな」
赤錆「種族のリストも置いておきますね。例の如くグリーンドラゴン氏の手引き書を引用させてもらってます」
リンク:種族一覧
ルスト「まぁここは種族の英名を入れればいいのねー。めもめも」

class. “archer”

インストラ「今度は職業だね。これも同じく、職業リストを置いておこう。あ、今回はarcherだから狩人ね」
赤錆「一応omake_overhaulでは追加職業なんかもあるけど、それも一緒に入れておくか」
リスト:職業一覧(omake_overhaul対応)

filter. “/cnpc/nodownload/nogenerate/”

赤錆「次はフィルター。結構重要だよ」
ルスト「えーと、cnpc? nodownload?」
インストラ「んー、どこまで言おうか? 赤錆」
赤錆「基本だけ言おう。というか、今回はこれをコピペしてくれて構わない
ルスト「ふむ。取り敢えず今の内容だけでもお願いー」
赤錆「えっと、フィルターってのはNPCの属性を示してます
インストラ「cnpcはそのまま、カスタムだってこと。nodownloadはショウルームで★召喚石からダウンロードできなくなる。nogenerateは自然生成しなくなるやつね」
赤錆「各要素の間は/で区切りましょう。んで、今回特に重要なのはnogenerateだね」
ルスト「あー、神の下僕が自然生成したらまずいもんね」
インストラ「ふふっ、ちゃんと分かってるようで安心したよ。他にも色々あるけど、それはまた今度にしよう」
赤錆「きりが無いというか、下僕には過剰というか。うん、次いこう」

level. “8”

ルスト「これは分かる、レベル!」
赤錆「うむ。んで、神の下僕は基本8です」
インストラ「たまに強かったり弱かったりするのもいるけどね。まぁ基本を覚えるって事で」

relation. “-1”

赤錆「これは関係性なんだけど・・・」
インストラ10で友好、0で中立、-1で無関心、-2で敵対一歩手前、-3で敵対だね」
ルスト「んー、でも下僕って基本出てこないし」
赤錆「そう。だからぶっちゃけど
れでも良い。まぁオリジナルが-1のようだから、今回は-1にしてあります」

sex. “1”

インストラ「今度は性別だね。1は女性、0が男性、-1がランダムだ」
赤錆「間違えると悲惨だから気をつけて・・・」
ルスト「流石に生えてくるのは・・・やだねぇ」

fixLv. “3”

赤錆「これは品質だね。0がランダム、1が粗悪、2が良質、3が高品質、4が奇跡、5が神器、6が特別
ルスト「これはどうすれば良い感じ?」
インストラ「出来れば3かな。通常の神の化身と同じだから。または・・・6かな?」
赤錆粗悪や良質だとユニーク補正無いからねぇ。そして奇跡や神器だと」
ルスト「あ、もしかして『』や《》がつく?」
インストラ「その通り。更にはレベル補正まで付いちゃうから、折角設定したレベルを超えてきちゃう」
赤錆「まぁ私個人の考えですが、3か6が無難、次点で1,2ですね」
ルスト「はーい」

rare. “0”

赤錆「これは出現率だねぇ。はい、下僕は0で良いです」
ルスト「自然生成しないもんね」

spawnType. “3”

インストラ「これは、少しだけ気にして欲しいな。出現条件なんだけど」
赤錆「取り敢えずグリーンドラゴン氏の手引き書を見てみよう」
リンク:spawnType.設定
ルスト「ふむふむ。どういう場所に出現するかなんだね」
赤錆「そうそう。そしてカスゴの下僕ですが、できれば3にしましょう。そうすれば基本他の場所で自然生成しませんので」
インストラ「そうだね。まぁnogenerateがfilter.に入ってるならどこでも良い・・・例外を除いてね」
ルスト「例外?」
赤錆spawnType.”4″、つまり神々の休戦地やルミエスト墓所には、nogenerateがあっても生成する可能性があるんだよ」
インストラ「うん、そうならないためにも出来れば、spawnType.は”3″にしてほしいな」

aiCalm. “1”

ルスト「お、aiってことは行動?」
インストラ「ふふっ、そうだね。待機時の行動だよ」
赤錆「えー、1で放浪、2で鈍感、3で停止、4で随行だね」
ルスト「んー、何かわかりにくいけど・・・放浪は好き勝手動くんだよね?」
インストラ「大抵のNPCがそうだね。鈍感はその場でうろうろ。まぁ街の店主なんかがそう。停止はそのまま、動かないよ」
赤錆「随行はまぁ、グウェンちゃんだね。あと5にすると特殊行動になるんだけど、定義を増やさないといけない
ルスト「例えば?」
赤錆aiCalm.”5″に加えて、cnpcRole.””って項目を入れないといけない
インストラcnpcRole.の中身は、1で吟遊詩人、2で清掃員、3で娼婦だね」
ルスト「あぁなるほど。演奏したり、塩投げたり、気持いいことしたり。まぁ特殊だから取り敢えず考えなくて良いかなー」
インストラ「ふふっ、慣れてきたら是非やってみてくれ」

aiMove. “90”

aiDist. “1”

インストラ「次はいっぺんにいこう。移動率適性距離だね」
赤錆「簡単に言えば、cnpcと敵との距離が適性距離で無い場合に、移動するか否かだね」
ルスト「じゃあ、この場合は敵との距離が1じゃない場合、90%の確率で移動すると。近接型になる訳だね」
インストラ「そうそう。aiMove.が低いと、適性距離に行きにくい代わりに行動してくれるようになる。距離に関係無く射撃したり、遠距離のスキル使ったり、ね」
赤錆「バランス大事。実際に動かしてみて挙動を見るのも必要かもですね」

aiHeal. “”

赤錆「これは瀕死時行動、HPが減ったときに何をするかだね」
インストラ「ここには行動を書こう。まぁ白羽鳥ちゃんは何も無いけど。aiHeal用のリストでも出しとこうか」
リンク:aiHeal.用一覧
赤錆「あとちょいと忠告というか注意。なんたってここ、瀕死になったらそのスキルを使い続けますから。攻撃系スキルなら、その攻撃を繰り返し続ける、補助魔法ならそれを使い続ける・・・分かるかい?」
ルスト「あ、じゃあもし聖なる盾なんか入れると」
インストラ「HPが回復するまで、延々と聖なる盾を発動することになるね。それは困るだろう?」
ルスト「だねー。じゃあ回復系魔法とか入れるべきなのかー」
赤錆「もしくは地獄の吐息、吸血の牙、地獄のブレス辺りだね。契約もまぁまぁだけど、致死ダメージ受けて回復するまで契約し続けるから微妙?」
ルスト「まーこれもよく考えるべきかなー。下手なスキル入れるぐらいなら、何も入れない方が良いんだね」

aiAct. “-1,-1,-1,-2,-2”

赤錆「これは通常行動だね」
インストラカンマで区切って、5個スキルをいれよう。はいリスト」
リンク:aiAct.用一覧
ルスト「えーと、-1が近接攻撃、-2が遠隔攻撃かー」
赤錆「つ
まり、通常行動時60%で近接、40%で遠隔使う感じ」
インストラ「あ、それと注意というか。ポーション投げ関連はここに入れても機能しないようなんだ。aiActSub.の方に入れようね」
ルスト「ほいほい。何で機能しないのか不明だけどー」
赤錆「あとまぁ、アレだ。支配、魔術師の収穫、願い、うみみゃぁ!、マニの分解術は例の如く使用不可です。oomSE系列以外では
インストラ「本当すくつエディションは怖いねぇ」

aiActSubFreq. “15”

aiActSub. “448,448,446,0,0”

ルスト「こっちはサブ、ってことは特殊行動だねー」
赤錆「うむ。aiActSubFreq.で特殊行動率、aiActSub.で特殊行動だ。またリストぽいっと」
リンク:aiActSub.用一覧
インストラ「まぁこの場合は、15%の確率で聖なる盾・聖なる盾・加速のどれかを使うって事」
ルスト「0があるけど良いの?」
赤錆「多分こっちでは0の何もしないは無視されます」
インストラ「で、こっちにはポーション投擲系を入れて良いよ」

meleeElem. “”

ルスト「これはー?」
赤錆格闘属性だね。素手で攻撃した場合に属性が付与されるかどうか」
インストラ「白羽鳥ちゃんは無いけど、例えば火炎属性の強度100で攻撃させたいときは、meleeElem.”50,100″って入れよう」
ルスト「ふんふん、属性は確か50~63なんだよね。え、リストぽいー?」
リンク:属性一覧
赤錆「強度の方は、エンチャントと同様だろうから・・・まぁ100~500の間が妥当じゃ無いかな?」
インストラ「ちなみに数値が高すぎるとおかしくなるみたいだね」
赤錆「ライナの切り傷属性反射が、何か酸属性反射になってたからなぁ・・・まぁ適性で行くのが一番」

resist. “52,6”

インストラ「これは耐性だね。ここには属性、強度、属性、強度・・・と順番に区切りながら入れるのさ」
ルスト「えっと、今回の例だと、52が電撃耐性で、それが6?」
赤錆「ランクだね。えっと、これもグリーンドラゴン氏の手引き書を引用させてもらいますが、はい。
リンク:regst.の解説
ルスト「えぇと、ランクがあって、その変動値なわけね。初期ランクが2で、今回は電撃を6変動させるから、8か
インストラ「まぁ6~9で差はないから、この場合はランク6の素晴らしい耐性となるわけだね」
赤錆「ランク6の素晴らしいは51LvのNPCの耐性だから、無効ではないね」
ルスト「ふんふん、じゃあつまり弱点にしたい場合は-1か-2を入れて、無効にしたい場合は8以上を入れれば良いんだね
インストラ「そういう事。あ、ちなみに切り傷、エーテル、酸耐性は機能してないから」
赤錆「マジかよ知らなかった・・・」

bitOn. “5,22,26”

赤錆「これは特殊な補正だね。ま、取り敢えずリストを見てくれ」
リンク:bitOn.用一覧
ルスト「色々あるねぇ。じゃあこの子は、5と22と26だから・・・浮遊してて、乗馬適性を持ってて、魔法以外の属性ダメージ耐性があるってことだね」
インストラ「魔法以外ってのは、要するにブレスとかに耐性有ってこと。優秀でしょ?」
ルスト「うんうん。優秀」
赤錆「あ、下僕のbitOn.はそんなにいっぱい付けない方が良いですよ。何たって本家の下僕のbitもせいぜい2,3個ですからね
インストラ「あんまり強くしちゃうと、育て甲斐もないしねぇ」
赤錆「うむ。それと注意というか。箇条書きするのでどうぞ」

・スリの指を使うNPCならば17(死亡時に所持金を必ず落とす)は必須
・死の宣告を使うNPCならば19(死の宣告持ち)は必須
・22(乗馬適性)と25(乗馬非適性)は同時に付けると非適性が適用される
・23(分裂生物)と27(キューブ仕様分裂生物)は非常に厄介なので取り扱い注意
・28(金属生物)はあり得ないほど強くなるので、基本付けないのが無難
・33~39のbitは安定しないので付けない方が無難

赤錆「取り敢えずこんなものかな。必須と書いたりしたけど、無くても大丈夫です。鬼畜になるだけで」
ルスト「メタルとかはまぁ、メチャクチャ強くなるからねぇ。バランスブレイカー作っちゃう感」
インストラ「何事もほどほどに、ね」

randomName. “1”

赤錆「最後はランダムネーム。これを1にしていると、ランダムに名前が付きます
インストラ白羽鳥の~~みたいな感じになるね」
ルスト「なるほど、じゃあ”の”まで付くんだね」
赤錆「そうそう。そこ間違えやすいね。まぁ必要無いなら”0″にするか、この項目自体を消せば良いです
インストラ「基本的な定義はこれで終わりかな?」
赤錆「うむ。まぁ他にも色々定義はあるけどね」
ルスト「あとは会話テキストをがーっと書いて、それから最後に%endTxtだね」
インストラ
「じゃあその辺はうちの白羽鳥ちゃんと、リドミちゃんのサンプル呼ぼうか」
リドミ「リドミだよ!」
赤錆「めるぅ!」
ルスト「あ、なんか壊れた」
リンク:雛形のリドミの下僕の中身
リンク:取説のインストラの下僕の中身

赤錆「まぁこいつらは書きすぎの部類なんで、必要なさそうな項目は削除したりしながら作ってみて下さい。あと雑なので、詳細はtxt改造wikiとかグリーンドラゴン氏の手引き書を参考に。というかもう置いておくわ」
リンク:テキスト一覧(基本)
ルスト「グリーンドラゴンさんには頭が上がらないねー」

赤錆「それと、画像を準備しないといけないね」
ルスト「あ、そうじゃないかー。下僕ちゃんなんだから」
インストラ「だねぇ。まぁこれは自分で描くか、描いて貰うか、どこかでフリーのを拾ってくるかだよね」
赤錆「うむ。白羽鳥ちゃんはこんな感じです」

gebokuchandot
gebokuchandotp
ルスト「かわいい」
インストラ「ふふっ、かわいいでしょー」
赤錆「まぁこんな風に。キャラチップの方は48×48または48×96の.bmp形式で。透過したい部分はRGB(0,0,0)の真っ黒にしてください。ポートレートは80×112だね」
ルスト「ふむふむ。ドット絵の色は制限無いんだよね?」
インストラ「うんうん。大抵のドット絵は16色だけど、elonaに関しては無いね」

赤錆「まぁこれを準備しておけば良しかな」
インストラ「一度elona内でF8押して、カスタムNPC生成で作ってテストしてみると良いかもね」
ルスト「この生成で作った場合、必ず敵対しちゃうからインコグニートも忘れずにー」
赤錆「うん。さて、取り敢えずざっと簡単に下僕が作れるんじゃないかな。それじゃ、次は宝玉だー」
一同「おー!」

次へ続く。

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