赤錆「降臨体じゃー!」
ルスト「じゃー」
インストラ「ここからは応用編になるから、みんな頑張って。ふふっ」
赤錆「下僕と同じように作れるんだけど、まぁ更に拘りたい人向けって感じです。それじゃあ行きましょう」
ルスト「うわぁ・・・」
インストラ「応用編だからね。難易度が一気に上がった感があるよ」
赤錆「そりゃ降臨なんだから相応に強くなってもらわないと。今回はイルヴァ7柱基準に作っていくよ」
ルスト「おー」
インストラ「あ、飛ばせる所はどんどん飛ばすので。下僕のとこ読んでくれた前提で行くよ。さぁ、きちんとついてくるんだよ!」
class. “Instracter”
ルスト「で、見たこと無い種族と職業が入ってるんだけど」
赤錆「カスタム種族とカスタム職業だからねぇ」
インストラ「折角だしそこに飛ばそうか」
赤錆「よしきた。じゃあカスタム種族と職業の定義から行こう」
userRace. “取説の神,Instra_god,0,0,50,0,0,400,100,150,150,13,16,17,17,25,19,24,21,200,,,,1,999999,,1,160,1010006|1080008|1500002|1650007|1730003|1810003|1860007|1870005|1890007,04401,頭|首|体|背|手|手|指|指|腕|腰|足|,,”
赤錆「これがカスタム種族」
ルスト「長いよ」
インストラ「カンマで区切ってひたすら記述だからね・・・かなり間違えやすいよ」
赤錆「順番に“name,id,id2,playable,sex,pic,pic2,dv,pv,hp,mp,str,end,dex,per,ler,wil,mag,chr,spd,meleeStyle,castStyle,resist,ageRnd,age,blood,breeder,height,skill,trait,figure,description,desc-e,spact”と並んでるんだけど・・・意味不明だな」
ルスト「そりゃそうだ」
インストラ「・・・どうする?」
赤錆「・・・よし、グリーンドラゴン氏にぶん投げよう!」
ルスト「いきなりかー!」
赤錆「と言う訳で、引用させて頂きますマジですいません」
リンク:userRace.およびuserClass.
赤錆「えー、私からちょいちょい経験で言わせてもらいましょう」
ルスト「はい」
赤錆「まず、カスタム種族・職業でのフィート設定は不安定だからしない方が良いかと思います」
インストラ「そもそもooではcnpcには適用できないしね」
ルスト「ふむふむ」
赤錆「あと耐性やらも、できる限りregist.やbitOn.でやったほうが安定すると思います」
ルスト「まぁそっちはしっかり解説してたしねぇ」
赤錆「それとそれと、これはマジで個人的な意見なので聞き流してくれて良いんですが……本家の神ですら主能力13~25、スキルも最大値8だから、あまりにぶっ飛んだ数値は入れない方が……楽しいかなぁなんて」
インストラ「ふぅん、その心は?」
赤錆「かなりの高レベルにかなりの高ステータスだと、個性死んでますもん。全部カンストですもん。本家の中の神ですら、主能力はともかくスキルはカンストしてるの無いですからね」
ルスト「あぁ、なるほどー。まぁその辺考えておこうー」
赤錆「まぁ私個人の意見なのでスルーして頂いて構いませんー。あ、あとカスタム種族エディターを澄香氏が公開されているので、それも紹介しておきましょう」
リンク:カスタム種族・職業エディター(製作:澄香氏)
インストラ「まぁこれ使えば誰でも簡単に作れるよね」
ルスト「がんばれー。というか別にuserRace.とuserClass.使わなくても良いんだからね?」
赤錆「うん。普通に種族神の職業狩人なんかでも良い訳です。拘りたい人向けです」
level. “350”
赤錆「初手ぶんなげましたが、話を戻しましょう。次レベルだけど、普通の神は350レベルです」
ルスト「イルヴァ7柱ってことね」
インストラ「まぁ何か設定があるならその辺自由だけど、合わせるのが無難な気もするね」
relation. “0”
インストラ「次は関係だね。降臨体で、特に会話イベントがあるものだと、ここは”0″にするのが望ましいね」
ルスト「0ってことは中立だねー。てか、会話イベントって?」
赤錆「この後説明しますので」
fixLv. “6”
インストラ「これも同じく。会話イベントを適用したいなら6だね」
赤錆「特別品質にしましょう。というか、基本特別の方が安定すると思いますよ」
ルスト「ういうい。カスタムは特別が安定っと」
spawnType. “3”
ルスト「お、ここも重要?」
赤錆「重要。実はspawnType.が3じゃない場合、level.が100上限になってしまうんですよ」
インストラ「そう、だからもしここを間違えると、350レベルで設定しても100レベルで降臨してしまうのさ」
ルスト「おぉう、気をつけないとだねー」
counterElem.”52,100″
赤錆「さぁて、これは好みだ」
ルスト「カウンター、まさか属性反撃?」
インストラ「鉄の処女なんかが切り傷反撃するよね? それと同じ」
赤錆「設定はmeleeElem.と同じだね。今回のだと、電撃属性100だ」
ルスト「電撃の反撃とか麻痺で手が止まりそうで嫌だなぁ」
initEquip. “0,0,0,Instra_artifact,25001,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0”
赤錆「そしてこれが個人的には一番重要。initEquip.だ。初期装備ってことだよ」
ルスト「おぉ、まぁ装備が一番NPCを強くする要素だからねぇ」
インストラ「だね、ちなみにこれ、前から順番に、“頭,武器1,盾,投擲,矢弾,武器2,鎧,腕,足,背中,腰,指,指,首,首”の順番になってるよ」
赤錆「それで、中にはアイテムサブカテゴリまたはカスタムアイテムの英名を書くようになってます」
ルスト「んー、じゃあつまり4番目……投擲? あ、遠隔のことかな。そこにInstra_artifact、★《ディヴァインボウ》を装備して」
インストラ「5番目の矢弾、ここに25001だから矢束を装備してるんだ。神が自分のAFを持っているのはかっこいいよね?」
赤錆「すごく良いと思います。こちらもカンマの区切りが多くて間違いやすいですが、まぁ何度も試行錯誤してみてください」
ルスト「あ、今回は装備が神のAFだったけど、別枠で持たせたい場合はどうするの?」
赤錆「事前にカスタムアイテムを作成しておいてから、そのファイルと一緒に導入すればおっけーです」
ルスト「なるほどなー」
赤錆「さて、あとは会話の方だな」
ルスト「会話選択肢とか言ってたよねぇ」
インストラ「見る方が早いね。ほら、どうぞ」
赤錆「あっ、ダメだ長い」
ルスト「気合い入りすぎ」
インストラ「と、取り敢えず重要なとこから見ていこうか」
%txt_ucnpc_ev_e
赤錆「はい、これは会話イベントがここからここまで、ってのを示す記述ですね」
インストラ「これが無いと話にならないからね」
ルスト「うん、次行こうー」
赤錆「%txtevstar,JPが一番最初の会話分だな。喋りかけたときにはこれが出ます」
ルスト「えっと、それで、どこまでがどうなのさ」
インストラ「何か御用かな? までが会話として表示される分だね。そして」
{c}色々教えて欲しい%t1{ev},,,,,
インストラ「{c}から続いて,,,,,で終わるのが、選択肢になるよ」
ルスト「ふむふむ。じゃあ今回は{c}から始まるのが1、2、3・・・5個あるから、選択肢が5つでるんだね」
赤錆「そうそう。そして選択肢のメッセージの後に%t1{ev},,,,,とあるだろう? これは、%txtt1,JPの会話へ飛ぶ、というのを示しているんだ」
ルスト「えっと、%txtt1,JPというと・・・これか」
色々……ねぇ。じゃあ、私の事でも教えてあげようか?{n}ふふっ、何でも聞くが言いよ。{c}ボーナスについて%tb1{ev},,,,,{c}捧げ物について%tp1{ev},,,,,{c}下僕について%tg1{ev},,,,,{c}(次のページへ)%t2{ev},,,,,
インストラ「『色々教えて欲しい』の選択肢を選べば、私が色々教えるメッセージに飛ぶと言うことさ。ふふっ、分ったかい?」
ルスト「まぁ何とか。これちゃんと管理して作らないとごちゃごちゃしそうだねー」
赤錆「うむ。%txtの後はぶっちゃけ好きな単語で良いので、%txtoshieru,JPとかにして分かりやすくしても良いんじゃないかな」
ルスト「じゃあなんで今回こんなわかりにくいのさー」
インストラ「テキストファイルの容量が16kBまで(omake_overhaulの場合)でね・・・容量削減のために簡潔にしたんだよ」
赤錆「わかりにくくて申し訳ない・・・」
勝負! さぁ、来たまえ。可愛い定命さん♪{c}勝負!%bye{ev}gohos,,,,,
ルスト「そういえば、これ多分勝負する前のテキストなんだろうけど、%byeとかgohosとかあるなって」
赤錆「%byeへ飛ぶ命令にしたら、会話がそこで終了するって意味だね。あと{ev}の後ろに記述入れると特殊な事が起きるんだけど・・・主に使いやすいのはこれかな」
gohos キャラを敵対させる
vanq 会話を終了し、キャラを消滅させる
turnAlly キャラを味方にする
iikoto 気持いいことを始める
ルスト「おい最後」
赤錆「大丈夫インストラ様には仕込んでない」
インストラ「つまり、他に仕込んだ神様がいるってことだね?」
ルスト「めるめるとか?」
赤錆「めるめるとか」
赤錆「あ、更に詳しくはやっぱりグリーンドラゴン氏の手引き書を引用しましたのでどうぞ。私はこれしか使わないのでこれだけしか挙げてないだけです。本当はもっといっぱいあります」
インストラ「それと、折角だし私と」
リドミ「リドミだよ!」
赤錆「二人の降臨体をサンプルとして置いておきます。テキストの参考にどうぞー」
リンク:取説のインストラの降臨体
リンク:雛形のリドミの降臨体
赤錆「あとはまぁグラフィックだね」
ルスト「いつも通りじゃないの?」
インストラ「神の場合は大抵48×96だろうね。ポートレートも作るなら、そちらは80×112で。両方.bmpだよ。
インストラ「ふふん、どうだい?」
ルスト「かわいい」
赤錆「可愛いです。さて、これらを併せて、まずはテストプレイをしましょうね」
インストラ「userRace.userClass.は記述ミスするとエラー落ちの原因になるし、initEquip.はズレると装備を持ってなかったりするからね」
ルスト「あと会話分テキスト、上手く繋がらなかったりは頻発だからねー」
インストラ「装備もほら、指定通りだね」
ルスト「なるほどなー」
赤錆「と言う訳で、雑ですが降臨体の書き方でした」
ルスト「まぁ応用だし、別にuserRace.とか使わなくても良いもの作れるよ」
インストラ「その通り。まずは熱意を形にしてみて欲しいな。応用はその後でも遅くないさ」
赤錆「そんな訳でこれで終わりにしましょうー」
ルスト「ほーい」
インストラ「是非、新しいカスゴの誕生を見届けさせてほしいな」
赤錆「うんうん。では、これらの記事が役立つことを祈っていますよ」
一同「ではー!」
???「くはは……」
続く?
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